当ブログは広告を掲載しています

イレーネのオススメ映画

『キングスマン:ファースト・エージェント』これじゃない感が拭えなかった力作

大ヒット映画

『キングスマン』

の前日譚で、第一次世界大戦前のとある英国紳士の活躍と、

独立スパイ組織「キングスマン」の設立までを描く

『キングスマン:ファースト・エージェント』

見てきました!

前2作の「キングスマン」シリーズのファンだったこともあり、期待値がすごかったのですが・・・

歴史上の事件にからめた壮大なアクション大作だったけど、

「これじゃない」感が拭えなかった、というお話!

『キングスマン:ファースト・エージェント』気合の入ったアクション大作だけど「これじゃない」・・・

ということで、大ヒット映画

『キングスマン』

の前日譚で、第一次世界大戦前の独立スパイ組織「キングスマン」の設立までの経緯を描く

『キングスマン:ファースト・エージェント』

見てきました!

『劇場版 呪術廻戦 0』を見に行った時に、ハシゴして。

「キングスマン」シリーズは、

第1作の

『キングスマン』(2014年公開)

そして続く第2作

『キングスマン ゴールデン・サークル』(2017年公開)

のファンだったこともあり、期待値がすごかったのですが・・・

いや、映画の内容としては、前2作を上回る規模のスケール感で、

第一次世界大戦前の混乱する世界を救おうとする、

独立スパイ組織「キングスマン」の創立者・オックスフォード公の活躍を描く、

というアクション大作!

歴史上の有名人も続々と登場するし、ド派手なアクションも満載。

しかも、主人公のオックスフォード公を演じるのは、

これもイギリスが誇る名優

レイフ・ファインズ

が演じていて、オリジナル・シリーズに勝るとも劣らないのですが・・・

なんだろう、映画を見ている間中ずっと

「これじゃない・・・」

という気持ちが拭えなかったのですよ!

これじゃない理由1:ハリーとエグジーが出てこない

え〜っと、ごめんなさい、

なんでそんなに「これじゃない」としか思えなかったかというと、

私にとっての「キングスマン」は、やっぱりハリーとエグジーなのですよ!

あの、コリン・ファース演じる、見るからにジェントルマンなハリーが、めちゃくちゃなアクションを繰り広げるところとか、

タロン・エガートン演じるエグジーが、街のチンピラからジェントルマンに変身するところとか、

そういうところが「キングスマン」なのですよ!!

この伝説の「バー・ファイト」なんて、何度見てもすごい!

「マナーが人を作る」って名ゼリフも、これで有名になりましたよね〜

映画『キングスマン』本編映像「バー・ファイト」

そうそう、そうなんです、この二人がいてこそ、「キングスマン」!!

私の見たい「キングスマン」はこれなんです!!

これじゃない理由2:オックスフォード公とコンラッドに感情移入?

そういうわけで、名優レイフ・ファインズが大奮闘してアクションしてても、「これじゃない」とつい、思ってしまったのですが・・・

それ以外にも、この映画の主役である

オックスフォード公と愛息コンラッドのお話に、イマイチのめり込めなくて・・・

コンラッドのキャラクターがいわゆる「貴族のおぼっちゃま」で、イマイチ感情移入できなかったのもあるかも。

あと、コンラッド役のハリス・ディキンソンも、演技は上手いんだと思うんですけど、

あの、第1作目の『キングスマン』で、タロン・エガートン演じるエグジーが登場してきた時のインパクトがものすごくて、

どうしてもあれに比べると、なんというか、印象が薄くなっちゃいますよね〜

って、ほんとゴメン!

タロン・エガートンは、ほぼデビュー作の「キングスマン」でいきなり大作映画に主演という、

生まれ持ってスターとなるべくして生まれたような俳優さんだから、

やっぱり登場した時からインパクトはすごかったですよね、

もうなんか、キラキラしてるというか。

さすがは激しい競争を勝ち抜いて主役を射止めただけのことはあるというか。

映画『キングスマン』タロン・エガートン特別映像

だからどうしても、

「キングスマン」はあのハリーとエグジーの物語!

という意識が抜けないのです。

これじゃない理由3:「キングスマン」路線と違って、湿っぽいストーリー

そして絶対無理だとは思うけど、この映画のタイトル、

「キングスマン」が入ってるとなんだかあれ?って感じになるので

違うタイトルにしてくれないだろうか?

もちろん、このオックスフォード公が「キングスマン」という組織の創立者だからそういうタイトルになるのはわかるんですが、

これまでの「キングスマン」の、笑いを散りばめながらの豪快アクション!という路線とちょっと違っちゃってると思うんですよね。

映画の内容的には『1917 命をかけた伝令』のような戦争アクションに近いような気がする。

史実に基づいた戦争アクションですから。

まあそれくらい「戦争アクションもの」としてはクオリティも高かったとは思うんだけど、

ストーリーも家族がメインの、なんというか湿っぽい感じになってしまってるので・・・

私が求めてるのはスーツケースのバズーカをぶっ放すような爽快アクションなんですよね。

ですので、ごめんなさい、やっぱり私の求めている「キングスマン」の世界かって言われると、なんか「これじゃない」・・・

『キングスマン:ファースト・エージェント』「これじゃない」けど戦争アクション映画としては面白いよ!

ということで、

大ヒット映画

『キングスマン』

の前日譚で、第一次世界大戦前の独立スパイ組織「キングスマン」の設立までを描く

『キングスマン:ファースト・エージェント』

見てきましたが、

前2作の「キングスマン」シリーズの世界を期待すると

「これじゃない」感がすごかったです!

というお話でした!

まあでも、この映画を「あのキングスマン」と思って見ると肩透かしだけど、

歴史上の事件に基づいた架空の「戦争アクション大作」と思って見ると、

本格派アクション映画が好きな方にはとっても楽しめる内容だと思います!

まだ見たことがない方は、ぜひ一度目撃してみてくださいね!

そしてぜひ、合わせてこれまでの「キングスマン」シリーズ

第1作の

『キングスマン』(2014年公開)

そして続く第2作

『キングスマン ゴールデン・サークル』(2017年公開)

もぜひご覧ください!

ハリーとエグジーの新作も制作されるということで、彼らの物語の続きを見るのも楽しみです!

-イレーネのオススメ映画
-, ,