どうも! イレーネです!
古代ギリシャのオタク青年が現代の日本にタイムスリップする大人気マンガ
ヤマザキマリさん作
『オリンピア・キュクロス』第3巻発売でーす!
今度は古代アテナイと来年の2020年の東京が舞台だよ!
今回のデメトリオスのタイムスリップはどうなるのか?!
ぜひ読んでみてね!
最新第3巻発売!
というわけで、古代ギリシャ人が主人公の世にも珍しいマンガ
『オリンピア・キュクロス』第3巻
2019年7月19日発売です!
表紙はレスリングをする哲学者プラトンと我王。
7月19日発売です。巻末には養老孟司氏との対談が収録されています。
オリンピア・キュクロス 3 (ヤングジャンプコミックス) 集英社 https://t.co/oTS5qO0HG1 pic.twitter.com/KEOUmeZ2Uf— ヤマザキマリ( Mari Yamazaki ) 公式 情報用アカウント (@THERMARI1) July 14, 2019
この表紙の通り、この第3巻では、
古代ギリシャの哲学者プラトン
そして
現代日本を代表するマンガ家手塚治虫先生
という偉人たちが大活躍だよ〜!!
書籍版、kindle版、両方発売中!
い、一体どんなお話なの?
と気になった方のために、以下第3巻の見どころを解説するよ〜!
古代の大都市・アテナイに上京!
さて、今回の
『オリンピア・キュクロス』第3巻
主人公のデメトリオスは、自分の田舎の村から
古代ギリシャの大都会・アテナイ市へやってきます!
マンガの中では「アテネ」って呼ばれているけど、古代の昔では「アテナイ」と呼ばれていたよ!
*「アテネ」と「アテナイ」について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
このマンガの舞台は紀元前400年ごろのアテナイということで、
ちょうど「ペリクレス時代」と呼ばれる、古代ギリシャの大政治家ペリクレスの統治の元、アテナイ市がものすごい発展を遂げた時代の、ちょっと後になります!
ペリクレスの時代に、かのパルテノン神殿の建設が始まるなど、今私たちが思い浮かべる古代アテナイの姿が形作られたんですね〜
こんなふうに美しいアクロポリスの丘の風景は、ペリクレスさんのおかげでもあるのです!
ま、そんなわけで、当時世界史上まれに見る発展を遂げた超!大都会!アテナイにやってきたのが、
田舎モンの我らが主人公・デメトリオス。
アテナイのアゴラ(広場)にやってきて、見事な建築物や、人々のにぎわいに、びっくり!
アゴラっていうのは、アクロポリスの丘のふもとにあって、いろんな商売をする人たちが集まる場所、そしてそこに集まる人々に、演説をする人たちも出入りしていた、アテナイで一番にぎわっている場所だったんですよ!
このマンガでぜひ、その古代の繁栄ぶりを楽しんでみてくださいね!
あ、ところで、このマンガに登場する行商人たちが売っている、タコやウナギは、本当に古代アテナイ人の好物だったそうです!
そう聞くと、日本人としても親しみを感じちゃいますね〜
*古代人の食の好みについて詳しくは、こちらの過去記事も合わせてどうぞ!
*この古代人の食事についての元ネタは、こちらの本です!
哲学者たちが登場!!
そして、この第3巻ではメインキャラクターとして大活躍するのが・・・
教科書で習った哲学者たち!
プラトン登場!
まずはなんと!
哲学者プラトン!!
って、みなさん、学校で習いましたよね〜「イデア論」のプラトン!
この歴史上の偉人が、マンガのキャラクターに登場!!
っていうのがサイコー!
しかも、なにこれ、プラトン先生が・・・
イケメン!
ゴツめのイケメン!!
え?本当にプラトン先生って、こんなイケメンだったの〜?きゃー
ってにわかに日本でファンが増えそうなキャラになってるよ!!
日本ではもちろん、多くの人たちが学校で習ったと思いますが、プラトン先生はかの有名な
『ソクラテスの弁明』
を書いた人!
*この作品は、今ならKindle Unlimited 会員なら課金なしで読めますよ〜
そのほか、
『饗宴』
も有名ですよね!
*この作品も、今ならKindle Unlimited 会員なら課金なし!
そーんな、教科書に載ってるエライ先生なわけですけれども!
いい家の生まれでお金持ちだった、っていうのはこのマンガに書いてある通り!
しかも!
このマンガの通り、レスリングが強かった、っていうのは本当らしいですよ!
当時の学者の人たちは、何かあると戦争に行かなくちゃいけなかったというのもあり、本だけ読んでる青っちょろい人たちじゃなかったんですね!
普段からみんな、体を鍛えることにも励んでいたわけです。
そういうわけで、プラトン先生はレスリングが得意だった、と伝わっていますよ。
レスリングは、古代ギリシャの時代から続く歴史ある競技ですが、プラトン先生も得意だったと聞くと、なにやらありがたみが増しますね!
というわけで、マンガの中では、プラトン先生も、真っ裸でレスリング!
あ、真っ裸なのは、古代のルールなので、別にプラトン先生が露出狂だったとかいうことではありませんよ、念の為!
ソクラテスも蘇る!
そして、プラトン先生のお師匠さん、
哲学者ソクラテスも登場!
今回は、すっかり古代ギリシャの哲学史を勉強できる巻になってますよ〜
これも、学校の授業で習った通り、ソクラテス先生は、プラトン先生の師匠だったわけですが、
かの有名な「ソクラテス裁判」によって、死刑判決を受けてしまいます。
ソクラテスが亡くなった当時、プラトン先生は、まだ28歳の青年だったそう。
そこで、師匠の死に衝撃を受けて、以降、師匠の意志を継いで哲学の道に邁進することになるのですね。
ソクラテス先生はプラトンと違って決して裕福ではなくて、お父さんは石工というのはマンガでも出てくる通り。
お母さんは助産婦さんだったそうですよ。
そして、「魂への配慮」!を訴えた、ということでしたよね。うん、うん、それ大事!
と、なにやら哲学者たちの登場で、一気にありがたい感じが爆増しているのが、この第3巻!
みなさんもこの夏は、このマンガ片手に「無知の知」について考えてみるのはいかがでしょう〜?!
プラトンの書いた「アトランティス伝説」
そして、マンガの中に出てくるかの有名な
「アトランティス伝説」!
そう、あの、消えた大陸の伝説ですね!
実はこの伝説、プラトン先生が書き残しているんです。
アトランティスについて詳しくは、こちらの記事を合わせてどうぞ!
プラトン先生がアトランティス伝説を書き残した本はこちらです!
手塚治虫先生登場!!
そして、この第3巻のキャラクターの目玉としては何と言っても!!
手塚治虫先生!!
日本を代表するマンガ家、手塚治虫先生!!
このマンガでは、第2巻に続いての登場です!
この『オリンピア・キュクロス』を続けて読んでいると、作者のヤマザキマリさんが、めちゃくちゃ手塚治虫リスペクトなのが伝わってくるわ〜!
今回は、手塚治虫先生の傑作
『火の鳥』
が出てきますよ〜!
なーんて言ってて、実は自分、『火の鳥』って読んだことないからストーリー知らないの・・・
え?全日本国民知ってる? そーだとしたらヤバイ!
ま、とにかくこの漫画を読んでる限りでも、ヤマザキマリさんもすごく尊敬しているみたいだし、マンガの中ではソクラテス先生とプラトン先生も感心しちゃってるくらいだから、やっぱりすごいんだよね!
この夏にでもまとめ買いして読もうかな!
2020年の東京オリンピックは?!
そして、このマンガでは、
デメトリオスは2020年の東京にタイムトリップ!
時はオリンピック開催を迎えようとしている頃・・・
デメトリオスは、古代と2020年のオリンピック事情の違いにびっくり!
*古代と現代のオリンピックの違いについては、こちらの過去記事もご参照下さい!
しかし、今年の夏もめちゃくちゃに暑いそうだし、
そうすると来年2020年の夏もめちゃくちゃに暑そうだし、
そんな中でオリンピックやったらまずくない?!
とみんなが思っていた不安がズバリ出てきたりもするので、思いはみんな同じですね!
この漫画をIOCのお偉いさんたちもよく読んで、日程考え直した方がいいと思うんだけどなあ〜
『オリンピア・キュクロス』第3巻ぜひ読んでね!
ということで本日は、
古代ギリシャのオタク青年が現代の日本にタイムスリップする大人気マンガ
ヤマザキマリさん作
『オリンピア・キュクロス』第3巻発売しました!
というニュースでした!
今度は主人公デメトリオスが訪れた古代アテナイと、来年の2020年の東京が舞台だよ!
あっちでもこっちでも騒動を起こすデメトリオス
その活躍を、ぜひ読んでみてね!
*この記事に興味を持った方は、こちらの記事も合わせてどうぞ!