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古代のオリンピック

レスリングは古代からの由緒正しいオリンピック競技![古代オリンピック]

現代のオリンピックでも、いつも注目を浴びる格闘競技の一つが、

レスリング競技

強豪選手を多く抱える日本では、メダルを量産する競技として多くのファンを惹きつけています。

しかし、実はこのレスリング競技は、

古代オリンピックから受け継がれた伝統の競技

数あるオリンピック競技の中でも、屈指の歴史を誇る

由緒正しい競技なんです!

日本では意外と知られていないその歴史、簡単にご紹介しますね!

レスリングの歴史は紀元前708年から!

オリンピックの格闘技種目の花形といえる

レスリング!

現在のオリンピックでも、競技が行われるのを楽しみに待っている方も多いと思います。

日本はなんといっても、強豪が揃っている競技でもありますからね!

メダル・ラッシュが期待される、注目の競技の一つとなっています。

そんなレスリングが、オリンピックの歴史に登場したのはとても古くて、

記録が残る限りでは、なんと

紀元前708年には、オリンピック種目に追加

という長い長い歴史を持つのだそうです。

第1回オリンピックの記録は紀元前776年にさかのぼりますが、

当時はスタディオン走という短距離走のみ。

その後、スタディオン走の他に、

ディアウロス走(スタディオンを往復する倍の距離の競技)

ドリコス走(スタディオンを10往復する長距離競技)

といった、競走競技が追加されていきましたが、

そのあとに追加された、競走以外の競技がレスリングだったのです!

格闘技種目としては、ボクシングも長い歴史を誇りますが、オリンピック種目になったのはレスリングの方が少し先でした。

ですので、レスリングは、古代オリンピックの時代から受け継がれた、由緒正しい歴史ある競技。

一時、オリンピック種目から除外されるのでは?

と騒動になったことがありますが、これだけの歴史ある競技ですから、

これからも末長く、オリンピックで続けていって欲しいですね!

過酷だった古代のレスリング競技

さて、そんな由緒正しい古代のレスリングが

どんなふうに行われていたのかと言うと・・・

ルールとしてはまず、

時間制限はありませんでした!

現在は2分間の3ピリオド制ですから、選手たちは途中で休憩することもできますが、

古代ではそんなこともできず、戦い続けなくちゃいけなかったんです。

古代にはストップウォッチなんて存在しませんから、まあ当たり前ですよね。

そのため、

フォールを3本先に取ったほうが勝ち!

実力者同士の対戦だと、3本取るまでまさに身を削るような試合が展開されたのではないでしょうか?

関節技や絞め技もオーケー

ですので、締められて苦しくなった場合には、自分で降参することもできました。

降参の合図は、指を一本立てて手をあげること。

でもみんな勝ちたいですから、ギリギリまで降参せずに粘って熱戦は続いたものと思われます。

激しいですよね!

いくら鍛錬を積んだ選手とはいえ、一試合戦ったら、もうクタクタだったんじゃないでしょうか?

現代ではルールも変わって、選手にそこまでの消耗を強いることはありませんが、

そのかわりに2分という短い時間で勝負を決めなければいけない、

という、時間に追われるドキドキが加わりました。

さらに現在は、「グレコローマンスタイル」「フリースタイル」の2種類に分かれて競技が行われています。

時代とともにずいぶんルールも変わってきましたが、

それでも、レスリング競技は長い時を経て、現代にまで受け継がれているんですね!

オリンピックでは歴史あるレスリング競技に注目!

というわけで、オリンピックの格闘技種目の中でも花形の

レスリング競技

実は

古代オリンピックでも早い時期から行われていた、由緒正しい競技なんですよ

というお話でした!

そういう歴史を知ると、がぜん競技観戦の面白さも倍増してきますよね!

現代の選手の戦いに古代の選手の姿を重ね合わせつつ、

オリンピックの白熱した試合に熱狂してみてくださいね!

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>> オリンピックが古代と現代で違うポイント7つを簡単解説!

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