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日本語の中のギリシャ語

「エゴ」もギリシャ語の語源だよ!古代から現代まで「自分」を表す言葉です

日本語でもすっかりおなじみの言葉

「エゴ」

ちょっと悪い意味に使われることが多いけど

自己中な人を指す

「エゴイスト」

またはそういう行動を指す

「エゴイズム」

などなど、日常会話に使っている方も多いかと思いますが、

これが実はギリシャ語が語源の言葉だってご存知ですか?

そんな言葉「エゴ」の由来について、ご紹介します!

「エゴ」もギリシャ語の語源だよ!古代から現代まで「自分」を表す言葉です

ということで、

日本語でもすっかりおなじみの言葉

「エゴ」

ちょっと悪い意味に使われることが多いけど

自己中な人を指す

「エゴイスト」

またはそういう行動を指す

「エゴイズム」

などなど、日常会話に使っている方も多いかと思います。

さて、そんな言葉「エゴ」ですが、

実はギリシャ語語源の言葉だってご存知ですか?

古代ギリシャ語から現代に受け継がれた現代ギリシャ語でもずっと

ギリシャ語で「自分」を指すのは

「εγώ」(エゴー)

と言います。

ギリシャに行って「エゴ」って言えば、今でも通じます。

ちなみにラテン語でも「自分」は

「ego」(エゴ)

ですので、辞書では「ラテン語が語源」って出てることも多いですが、

このラテン語とギリシャ語の「エゴ」は共通の祖先のインド・ヨーロッパ語から派生しています。

ですので、どっちがどっちだってはっきり言えないですね。

要するに、この「エゴ」という言葉の語源をさかのぼっていくと、とっても古い、ということです。

そんな古の言葉を、今の日本でも普通に使うようになった、って

その歴史を考えるとびっくりですよね。

もちろん日本には英語を経由して入ってきました。

そんなわけで、長い時間をかけて、遠く日本までやってきたこの言葉

「エゴ」

次にこの言葉を耳にするときには、その古の歴史も思い出してあげてくださいね!

「エゴ」は悪い言葉じゃないよ!

さてそんな長い歴史を持つ言葉

「エゴ」

ですが、

日本語で使われるときにはちょっと悪い意味のイメージが強いですよね。

これはやっぱり

自己中な人を指す

「エゴイスト」

という言葉が浸透しているせいかと思います。

日本語にすると

「利己主義者」

と訳されますね。

まあでも、「エゴ」という言葉自体は、

ギリシャ語でもラテン語でも、

英語で言うところの「I」(自分)

という意味ですから、別に悪い意味なわけではありません。

この言葉を、かの有名な心理学者

ジークムント・フロイト

が用いた心理用語として用いて広く知られるようになったわけですが、

心理用語としての「エゴ」

「自我」

という意味。

それ自体がいいとか悪いとかいうことはないのですね。

そんなわけで、「エゴ」=自分という言葉自体には悪い意味はありませんのでご安心を。

でも日本だと、

「エゴ」

っていう言葉だけでも悪いイメージが付いているような気がするのですが、

「自分が」と自己主張することを嫌がる国民性のせいかな?

「出る杭は打たれる」ということわざもあるくらいですから。

言われた通りにみんなと同じようにするだけじゃなくて、「自分はこう思う」っていう「自分」を持つだけでも「わがまま」と捉えられる傾向はありますよね。

でも、そうやって「自分」を抑えすぎると、みんな自分の人生を生きることができなくて不幸になってしまうだけですから、

人を利用したりおとしめたりしなければ、「自分」という主義主張を持つことはいいことですから、いい言葉なんじゃないかな。

そんなことを、この

「エゴ」

という言葉から考えさせられました。

今は「自分を愛する」(self love)の時代ですからね!

みんな、love yourself!

まあでも、「エゴイスト」って、単にシャネルの香水の名前だと思ってる人も多かったりして?!

「エゴ」の語源についてもぜひ覚えておいてね!

ということで、

日本語でもすっかりおなじみの言葉

「エゴ」

これが実はギリシャ語/ラテン語由来の言葉なんですよ、

というお話でした!

自己中な人を指す

「エゴイスト」

またはそういう行動を指す

「エゴイズム」

などなど、ちょっと悪い意味に使われることが多いけど、

この言葉自体は

英語で言うところの「I」と同じ

「自分」

って意味ですので、

次にこの言葉を使うときには、そんな由来をぜひ思い出してあげてくださいね!

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