遅ればせながらハマってしまった人気マンガ
『鬼滅の刃』
最新22巻発売になっています!
さっそく読みましたけれども、いよいよクライマックス!
ついに炭治郎の英雄神話が完成に向かっています!
『鬼滅の刃』最新22巻!
ということで、ついに発売になりました。
大正が舞台の、鬼と人間たちの戦いを描く大ヒットマンガ
『鬼滅の刃』
最新22巻!!
続きを読むのを楽しみにしてましたので、さっそく購入して読みましたが、
読書時間は、気持ち10分くらい?!
いや、実際には30分くらいはかかってたのかもしれませんが、戦いもクライマックスで激しさを増していたので、
グイグイ読み進んであっという間に、「え、もう終わり?」という感じで終わってしまいましたよ!
いや〜、今回も面白かった!
これはヒットする訳ですわ!
本編はすでに連載が終了していて、この単行本の発売も、次の23巻でいよいよ完結!
その完結に向けて、これまでのいろんなエピソードが集約されてきていて、
今全部のピースがカチカチとハマってきているところですね!
作者の吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)さんは、書き出した時から、このクライマックスに向けて全てを書いていたのかあ〜
作者の頭の中だけに存在し続けていた壮大なエンディング、いよいよ読者の前に明らかにされるのね!!
読み終わってすぐに、早くも次の23巻が読みたくて仕方がないです。
次の23巻は12月に発売!
そして完結!
今から予約を受け付けています。
全国民必読のエンディングとなるでしょう!
今から12月の発売が楽しみです!
『鬼滅の刃』22巻の見どころ!!
さて、こうして発売になった超人気漫画の最新22巻!!
期待を裏切らず、次々と絶妙な展開が待っていて、一気読み間違いなしなのですが、
今回の22巻で注目のポイントを以下、まとめてみました!
大胆なネタバレは含まないつもりですが、まだ読んでなくてちょっとでも新刊の情報を入れるのは嫌な方は、以下は読まないでね!
***ネタバレ注意***
伊黒さんの真実!!
さて、この22巻で注目は、これまでその素性が明かされてこなかった最後の柱
蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ・おばない)
の真実が明かされます!!
どうしてこれまでずっと口を隠してきたのか、
そしてどう見ても伊黒さんが好きで仕方ない恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)ちゃんとの関係など、ようやっと明らかに!
でも最後に、一番重いの持ってきたなあ〜。
柱たちの中でも、伊黒さんは一番悲惨な歴史を持っている人でした。
今まで伊黒さんは「ネチネチ」していて嫌味な人というキャラで、柱の中でもはっきり言って好感度の低い人でしたが、
もう、今回で大逆転!!
できたら伊黒さんには生き残って欲しい・・・
そして蜜璃ちゃんにも・・・
苦労した人には幸せになってほしい、というのは人間の共通の願いですよね。
戦いは激しさを増してきているので、果たして伊黒さんは生き残って幸せになってくれるのか?!
次の23巻の発売まで、気になって仕方ないです・・・
*19巻は伊黒さんが表紙でした!
日輪刀の真実!
そしてこのクライマックス、
鬼の首領・鬼舞辻無惨との戦いが続いていますが、
柱たちの持つ「日輪刀」に変化が!!
炭治郎の日輪刀も、血が燃える「爆血刀」に変化したことがありましたが、この変化を柱たちが習得すると、真っ赤な
赫刀(かくとう)
に変化する!
そうすると
戦闘能力は爆上げ?!
21巻終了時点でも無残との戦いに押され気味だった鬼殺隊の戦い、これからどうやって盛り返していくのか?
これは大注目!
だってね、最後には、鬼殺隊、勝つんでしょう?
とは信じているのですが、でもそうは思っても全く気が抜けない展開の数々!
続きが気になります!
禰豆子の運命
そして、鬼に変えられてしまった炭治郎の妹・禰豆子(ねづこ)
すでに珠世さん作の
「人間に戻る薬」
を投与されていますが、いよいよ効いてくる?
ハッピーエンドの理想としては、
炭治郎が無残を倒し、禰豆子が人間に戻る、めでたしめでたし!
となって欲しいのはやまやまだけど、この無惨との激しい戦いを乗り切るのに、鬼の禰豆子の戦闘能力なしでも大丈夫なのかしら?!
でも、これから、柱たちと炭治郎の戦闘もクライマックスだから、
そのハッピーエンドの到来も近いのでは・・・?!
*第11巻の鬼バージョンの禰豆子ちゃんもかわいい!
日の呼吸の真実!
そしてこれまでずっと、断片的に情報が出されていた、
「日の呼吸」の使い手・縁壱(よりいち)さんと炭治郎の関係!
いよいよクライマックスに向けて、
どうして炭治郎があの耳飾りをつけているのか
そして炭治郎のお父さんが引き継いでいた
「ヒノカミ神楽」
との関連はなんだったのか
核心部分に迫ってきます!
炭治郎は果たして、失われた「日の呼吸」を蘇らせることができるのか?!
できるよね? ハッピーエンドになるよね?
と祈るような気持ちで、次の23巻のエンディングを待ちます!!
*ミステリアスな縁壱さんは20巻の表紙!
珠世の薬の真実・・・!
そして、無惨に鬼にされてしまった、
医者の珠世さん
炭治郎たちを助けてくれて、美しく賢い珠世さんは印象的なキャラ。
そんな珠世さんをこよなく愛する、兪史郎(ゆしろう)さんとの悲しい別れがありましたが・・・
なんと、まだ続きがあったとは!
珠世さんが命と引き換えに無惨の体に入れた薬
あの薬には、まだまだ秘められた力が込められていたようです!!
無惨によって夫と子供を殺める鬼にされたしまった珠世さんが、執念を込めて完成させて薬!!
やはり最後に無惨を仕留めるのは、あの珠世さんの薬なのか?!
もう、次の23巻が気になって仕方ない・・・
早く読ませてくださ〜い!
*命と引き換えに無惨と戦った珠世さんは21巻の表紙!
『鬼滅の刃』と英雄神話のパターンで行けば・・・
そんなわけで、第22巻も無惨との戦いがクライマックスに突入し、次の最終23巻の発売が待ち遠しい!ということで、話の続きが気になります。
でも、このマンガ
『鬼滅の刃』
のストーリー・パターンは、
世界各国で伝えられているいわゆる
「英雄神話」
のパターンにのっとって作られているようです。
それに従えば、ある程度次に何が起こるか、は、もう分かってきたかも?!
この「英雄神話」のパターンというのは、神話学者のジョーゼフ・キャンベルの分析で有名になったもので、
その特徴としては
- 出発
- イニシエーション(通過儀礼)
- 帰還
の三つの部分で物語が構成されている、ということです。
*詳しくは、ジョーゼフ・キャンベルの著書『千の仮面を持つ英雄』を読んでみてくださいね!
これを『鬼滅の刃』のストーリーに当てはめてみると
- 出発・・・炭治郎が家族を殺され、家から離れる
- イニシエーション(通過儀礼)・・・鱗滝さんの下で「鬼殺隊」に入るための厳しい訓練を積む
- 帰還・・・鍛錬を乗り越えて「鬼殺隊」となった炭治郎が真の英雄として帰還
ということになります。
炭治郎は「鬼殺隊」に入って、自分の真の力を目覚めさせていきます。
これが真の「英雄」になる過程。
そして、最後の「帰還」の部分では、このストーリーパターンに従えば、真の英雄として宿敵・鬼舞辻無惨を倒して、世の中を平和にして故郷に凱旋する、ということになりますね!
ですので、今後最も考えられる結末は・・・
炭治郎が縁壱さんの「日の呼吸」をよみがえらせ、真の英雄となって無惨にトドメを刺す!
鬼がいない平和な世の中になり、人間に戻った禰豆子とともに、村に戻って幸せに暮らす
というのが、一番「英雄神話」の横道のパターンになりますね!!
この「英雄神話」のストーリー・パターンは、かの有名な「スター・ウォーズ」シリーズを作るときにもジョージ・ルーカスが参考にして、あの名作が生まれました!
「スター・ウォーズ」のストーリーを「英雄神話」で見てみると
- 出発・・・ルーク・スカイウォーカーが育ててくれたおじさんとおばさんを殺され、家から離れる
- イニシエーション(通過儀礼)・・・オビ・ワン・ケノービの下で「ジェダイ」の騎士になるための厳しい訓練を積む
- 帰還・・・「ジェダイ」の騎士となったルークが真の英雄として帰還、デススターを破壊して帝国軍を破る
ということで、完全に一致。
炭治郎と「スター・ウォーズ」のルークの運命を比べてみても、かなり似ています。
二人とも肉親を突然現れた敵(鬼/帝国軍)に殺され、無理やり故郷から引き離されて、真の勇者になる訓練に入ります。
ルークはジェダイに、炭治郎は鬼殺隊に入り、一人前の剣士になるべく日々鍛錬に励みます。
ちなみに、ルークは「ライト・セーバー」、炭治郎は「日輪刀」という特別な武器も与えられて使いこなしていますね。
そして、人々を苦しめる敵、ルークは帝国軍、炭治郎は鬼の一味と戦う。
う〜ん、完全に一致!!
でも『鬼滅の刃』がパクリってわけじゃなくて、「スター・ウォーズ」も『鬼滅の刃』も、
世界各地で語り伝えられてきた「英雄神話」のストーリー・パターンを元に、独自の話を織り交ぜて作り上げられた世界だってことなんですよね!
さて、そうなると、もう『鬼滅の刃』の最終23巻を読む前に、話のエンディングは見えてきた・・・
預言者じゃなくても見えてきたぞ!
まあでも、「スター・ウォーズ」も『鬼滅の刃』も、全くひねりなく「英雄神話」そのまま、というわけではなくて、色々オリジナルのパターンも織り交ぜて作ってあるので、『鬼滅の刃』ももう少しひねってくる可能性はまだあるかな。
考えられる可能性としては、炭治郎は最後、命を落としてしまう。ってこと。
今でもだいぶ限界超えてるみたいだし。
禰豆子ちゃんも死んじゃうかもしれないね、もはや鬼のスーパーパワーが無くなってるとしたら、戦闘に非常に不利。
柱たちも、アザも出てるから、助からないかもしれない。悲鳴嶋さんは元からこの夜死ぬと予告されてたから、多分無理。
でも確実なのは、鬼舞辻無惨は死ぬってこと
そうしないと、お話が終わらないですからね!!
鬼の一味は倒されなくちゃいけない、これだけは「英雄神話」のパターンの中で、外せない要素!!
まあ、「スターウォーズ」は形を変えて生き残っちゃったので、シリーズが延々終わらない、っていうパターンに陥っちゃったんですけど。
『鬼滅の刃』の場合はどうなるかな?
でも多分、綺麗な「英雄神話」の終わり方をする気がする。
それがこのマンガが大成功した一番の理由でもあるので。
みんな、古代ギリシャの時代から現代まで、
無力な少年が家族から引き離され、努力して一人前になって、真の英雄となって強大な敵を倒す
という鉄板中の鉄板の「英雄神話」ストーリーが大好きだから!!
もはやこれは、人類の遺伝子に刻み込まれているのか?というくらい、全世界の神話で語り継がれてきたものだから、これに抗える人類はいない!
ですので、この21世紀の大ヒット漫画も、きっと同じパターンをたどって行くはず!!
さてこの予測が当たるのかどうか、早く次の23巻を読んで確認したいです!!
12月まで待ち遠しい!
*『鬼滅の刃』と英雄神話について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
『鬼滅の刃』炭治郎の「英雄神話」の完成が楽しみ!
ということで、
大正時代が舞台の、鬼と戦う人気マンガ
『鬼滅の刃』
最新22巻発売!
物語はいよいよクライマックス!
ついに炭治郎の英雄神話が完成に向かっています!
というお話でした!
次の23巻が最終巻となりますが、炭治郎は無事に無惨を倒して真の英雄となれるのか?!
というか、絶対なるよね?!なれなかったら膝から崩れ落ちるよ!
12月の23巻の発売時には、真の英雄となった炭治郎の凛々しい姿を見れることを楽しみにして、発売を待ちたいと思います!
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