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『オリンピア・キュクロス』はオリンピック漫画!

プロレス好き必読?!『オリンピア・キュクロス』第4巻!

どうも! イレーネです!

国民的漫画家ヤマザキマリさん作の、まさかのオリンピック・タイムスリップ漫画

『オリンピア・キュクロス』第4巻

読んでみたら、がっつりプロレス編です!プロレスばっかです!

レスリングはギリシャ発祥のスポーツ!

プロレス好きな人は読むしかない!

第4巻は現代日本のプロレス編!

ということで、いよいよ発売になった

ヤマザキマリさんの古代ギリシャ・タイムスリップ漫画

『オリンピア・キュクロス』第4巻

古代ギリシャの気が弱い絵描きの青年デメトリオスが、

なぜかタイムスリップの力があって、1964年の東京オリンピックの時代、

そして2020年の現代とを、バンバン行き来していく漫画です!

ヤマザキマリさんと言えば、古代ローマと現代の日本をタイムスリップした

テルマエ・ロマエ

が有名ですが、このマンガは、その古代ギリシャ版ってところですかね!

このマンガの主人公のデメトリオスは、抜群の運動神経があるのに気が弱いという残念な性格ですが、

割と素直で人懐っこいので、1964年の東京、そして2020年の現代の東京に行き来しても、みんなに可愛がられてなんとかなってしまうという得な性格でもあります。

そんなデメトリオスが今回の第4巻で出会うのは、まず最初には

日本の相撲!!

と言っても、古代ギリシャ人のデメトリオスにとっては、「レスリング」にしか見えないのですが・・・

*「レスリング」は実は古代ギリシャ発祥のスポーツなのです!

そこでデメトリオスは、相撲の強いとある少年に出会います。

その少年は、その後プロレスの道を志すようなのですが・・・

そして、2020年に飛ぶと、デメトリオスがお世話になっている巌谷先生のお孫さんが、プロレスに夢中!

ということで、そう、

この第4巻はプロレスネタばっかり!

プロレスが好きな人にはたまらない内容になっています!

そして逆に言うと・・・

プロレスに興味ない人にとっては何が何だか分からない内容です!

何を隠そう、それは自分だ!

デメトリオスが出会った、のちにプロレスラーになる少年にもモデルがいるんでしょうけど誰だか分かんないし、

プロレスのシーンが延々続いても、技が何なのかもサッパリ。

多分プロレス好きな人たちなら喜んで読んでいるだろうシーンで、ポカーン。

正直に言うと、このマンガを読んでて、こんなにつまんなかったことは無かった・・・

だって、プロレス、訳分からんので・・・

ごめんなさい!プロレスファンの方達!

でもつまんなかったよ〜・・・

プロレスのこと全然分かんないのに、延々と続くプロレスシーンを見せられてもねえ・・・

と、ここまで考えてハタ!と気付いたんだけど、

ギリシャに全然興味がないのに私のギリシャの話を延々と聞かされてる人たちも、同じようにつまんないのでは?!

そうだ、そうに違いない〜・・・

気をつけようっと!

と、思わぬところで日頃の自分の行いを反省させられたのでした!

コワ!!

英雄ヘラクレスについて、ちょっとウンチク

さて、そんなわけで、この第4巻では悲しいくらいにテーマについていけなかった自分ですが、

唯一知ってるよ!って言えたのは、お話の中で登場する

ギリシャ神話の英雄ヘラクレス!

プロレスラーがリングネームとして「ヘラクレス」と名乗ってる、っていう設定なのですが、

そう、「古代ギリシャ漫画」でもあるので、無理やり?ギリシャ神話の英雄をぶっ込んでくれてるのです!

ですので、ここでちょっとギリシャ神話の英雄ヘラクレスのネタを解説!

ヘラクレスは、ギリシャ神話の最高神ゼウスと、人間の女性アルクメネとの間に生まれた子。

そう、半分神様の血を引いている「半神」なのですね。

ですから、このマンガの中では

「ヘラクレスはギリシャ神話の神様」

って紹介されているんですけど、

本当はいわゆる「英雄」で、数々の偉業を成し遂げた「12功業」のあと、死んでから天にあげられて神様たちと同じ不死となった、ということです。

そしてヘラクレスといえば、力が強くて、ネメアのライオンを素手で絞め殺して退治したという伝説が有名です!

*ネメアのライオンは、実は「しし座」のライオンです!「しし座」について詳しくは、こちらの記事を合わせてどうぞ!

そんな怪力伝説のあるヘラクレスは、彫刻などでビジュアル化されるときは、いつでもムキムキ!!


『ヘラクレスと息子のテレポス』(ルーブル美術館蔵AD1~2)

だから確かに、プロレスラーっぽいと言えばプロレスラーっぽいんだけど・・・

本当に「ヘラクレス」ってプロレスラーがいたの?? 誰かモデルがいたのかな??

ってそれくらいプロレス分かんなくて、ちょっと寂しいなあ〜〜〜〜〜・・・

次はもっと、ギリシャネタやってくださいー

ということで本日は、

ヤマザキマリさんの、オリンピック・タイムスリップ漫画

『オリンピア・キュクロス』第4巻

が発売されて読んでみたら、がっつりプロレス!プロレスばっか!!

で、よく分かんないまま終わっちゃったよ〜

というお話でした!

プロレスファンなら最高に面白いはずだけど、

自分はプロレス知らないから、何が何だか分かんなかった(涙)

次の第5巻では、もうちょっとデメトリオスの暮らす古代ギリシャのお話も、入れてくださーい・・・

というわけで、プロレス好き!興味ある!という人はぜひ、この第4巻読んでみてくださいね〜

プロレスファンじゃない人は、私みたいにポカーンってなって付いていけないと思うけど、

ひょっとしたらこのマンガがきっかけで、プロレスファンになる?!ということもあるかも?!

*この記事に興味を持った方は、こちらの記事も合わせてどうぞ!

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