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星座のギリシャ神話

おひつじ座は黄金の毛を持つ羊!?

更新日:

どうも!イレーネです!

すっかり春です。やっと暖かくなって、嬉しい〜

新生活ももうすぐ始まりますね!

この時期は、星座では、

おひつじ座

の季節に入ります。

桜の美しい時期にあたるおひつじ座の季節。

本日はその、おひつじ座にまつわるギリシャ神話をご紹介しますよ〜

おひつじ座の春が来た!

もうすっかり暖かくなり、春を告げる桜も、咲き始めました!

そんな春は、おひつじ座の季節!

「おひつじ座」こと、白羊宮(はくようきゅう)は、黄道十二宮の1番目に当たります。

3月21日から4月19日までに生まれた人が、この「おひつじ座」になります。

この時期には、日本では、春分の日がすぎて暖かくなり、

しかも日本中で桜が咲き始める、という美しい季節!

日本だと、4月が新年度のスタートにもなりますから、

そんな美しくて、新しい季節が、「おひつじ座」の季節なんですね〜

この「おひつじ座」は、「しし座」と同じく、火の星座になります。

性としては男性の星で、活動の星です。

「おひつじ座」の

α星は、ハマル (Hamal)。アラビア語で「羊」という意味。

一番明るい恒星で、2等星。

β星は、シェラタン (Sheratan)。

もともとはβ星とγ星の2つの星から成る連星だったので、アラビア語で「二つ」という意味。

これらの星が、羊が横たわっているように見えるのが、「おひつじ座」! というわけです!

「おひつじ座」の性格

さて、そんな美しい春を支配する

「おひつじ座」

その星のもとに生まれた人の性格は・・・

基本的にエネルギッシュなのが「おひつじ座」の基本的な特徴みたいですよ!

自分を信頼している、行動力がある、独立心が旺盛で、仕事熱心。

恋愛にも、情熱的、ロマンチスト。

こうして書いていくと、「おひつじ座」の人って、とっても魅力的!

あえて欠点を言えば、情熱のあまり、突っ走りすぎてしまうところみたいですよ。

でも、それも行動力の裏返しなので、うまく付き合えば問題なしですね!

「おひつじ座」のギリシャ神話!

さて、それでは、

こんな華やかで魅力的な

「おひつじ座」

にまつわるギリシャ神話もご紹介しますよ!

この「おひつじ座」の「おひつじ」は、ギリシャ神話に登場する、

「金色の毛を持つ羊」

いわゆる

「金羊皮」

の羊のことなんです!

この不思議な、「金色の毛を持つ羊」については、壮大なお話があるんですよ!

このお話の最初の舞台は、ギリシャ中部のボイオティア。

この地を支配するアタマス王は、ネペレという妻の間に、プリクソスという男の子と、ヘレという女の子がいました。

アタマス王はネペレの後に、イノという女性とも結婚し、この二人の間にはレアルコス、メリケルテスという子供が生まれました。

こうなると、後妻のイノは、先妻の子、プリクソスとヘレが目障りになって来ます。

だって、王権を巡って、自分の子供のライバルになる存在ですからね!

そのため、長男のプリクソスを、神に生贄に捧げなくてはいけない、という神託が下ったとありもしない嘘をつきます!

これを聞いた先妻のネペレは、自分の子供たちに危険が迫っていることを知り、

ヘルメス神から授かった「金色の毛を持つ羊」に、子供のプリクソスとヘレを乗せて逃がしてやりました。

この、プリクソスとヘレを乗せた

「金色の毛を持つ羊」が、「おひつじ座」の羊

ということです。

「おひつじ座」の羊、いいやつじゃ〜〜ん!

なかなかいい活躍を見せる羊なのでした!

「金色の毛を持つ羊」のその後

こうして、

「金色の毛を持つ羊」

は、長男のプリクソスと、妹のヘレを乗せて空を飛んで逃げた!

ということです。

羊なのに、空を飛べるんだ〜

ってところは、まあ神話なので、おいといて・・・

「金色の毛を持つ羊」が二人を乗せて空を飛んでいる途中で、

妹のヘレは海に落ちて死んでしまったということなんですよ。

かわいそうに・・・

羊の二人乗りは、さすがに無理があったかしら・・・


「プリクソスとヘレー」(ポンペイ出土のフレスコ画)

そして、このヘレが落ちて死んでしまった海が、

「ヘレスポントス」

(「ヘレの海」という意味)と呼ばれるようになり、

ここは現在、「ダーダネルス海峡」と呼ばれていますよ!

この後、プリクソスだけは旅を続け、

黒海沿岸の国・コルキスに無事にたどり着きます。

ここは、現在のジョージアのあたりだったんでは、と言われていますよ!

かなり遠くまで、飛んで逃げたことがわかりますね!

無事にコルキスまで逃げ切ったプリクソスは、コルキスを支配するアイエテス王に迎えられ、娘のカルキオペと結婚した、ということです。

めでたし、めでたし!

というところなんですが・・・

「金色の毛を持つ羊」はどうなったかというと・・・

なんと、神様に捧げる、つまり犠牲にされてしまったんだそうです。

そう、殺されちゃったの。

私たちが聞くと、え〜かわいそう! という気もしますが・・・

古代ギリシャでは、神様にいいものを捧げる、というのは悪いことではなかったので、

大事な羊をあえて、神様に捧げたんですよね。

でも、せっかく命を助けてくれた羊なのに、なんだかちょっと、かわいそうですよね〜

そういうわけで、犠牲に捧げられた「金色の毛を持つ羊」は、その貴重な黄金の皮は取っておいて、

コルキスという国のお宝になったんだそうですよ。

これを、金色の毛の羊の皮、つまり「金羊皮」って言います。

「金羊皮」をめぐる冒険

さて、そういわけで、あえなく? 皮になってしまった「金色の毛を持つ羊」

この「金羊皮」は、他では手に入らないお宝になったので、

これをめぐる大冒険の神話も続いて伝えられていますよ!

その冒険のお話の発端は、ギリシャ中部のイオルコスという国。

そのイオルコスの王様アイソンと、妻のアルキメデの間に生まれたのが、

英雄イアソンです!

つまり、王位後継者だったんですが、

アイソンの異父兄弟ペリアスが王様の地位を乗っ取って、国を取られてしまいました。

成長したイアソンは、ペリアスに王位を返すよう迫るのですが、

ペリアスは「金羊皮」を持ち帰ってきたら王位を返そう、と約束したので、

イアソンは遠い国コルキスまで「金羊皮」を取りに行く旅に出ることになったのです。

イアソンは「アルゴ船」という大きな船で、50人の仲間達と一緒に、出発します。

このアルゴ船の乗組員たちを「アルゴナウタイ」と呼んで、

彼らの冒険「アルゴナウティカ」は、ギリシャ神話でも有数の大冒険の物語なんですよ〜

長いのでこのアルゴ船の冒険を全部はご紹介できませんが、気になった方は、

ぜひ『アルゴナウティカ』を読んでみてくださいね!

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さて、そうしてイアソンと仲間達は、「金羊皮」を求めて冒険を重ねながら旅を続け、

ついにコルキスのアイエテス王のもとにやってきます。

そうして、アイエテス王に「金羊皮」をくれるように頼むのですが、

当然ながらこれは国の宝なので、王は渡すことを許しませんでした。

代わりに、イアソンに、火を吹く牡牛をくびきにつないで、竜の牙を撒くことができれば持っていっていい、と難題を出してきます。

要するに、遠回しに絶対拒否!されたのですね。

ところが!!

アイエテス王の娘である王女メデイアが、英雄イアソンにすっかり恋をしてしまって、

奥さんにしてもらう約束をして彼を手助けをし、見事に難題をこなしてみせてしまいました!

こうして、難題をこなしたので、「金羊皮」をもらえるかと思いきや・・・

それでもアイエテス王は金羊皮を渡さなかったので、イアソンは夜の間にメデイアに番の竜を眠らせてもらい、その間に金羊皮を奪って、アルゴ船で逃げてしまいました。

もちろん、メデイアも一緒です。それと、メデイアの弟アプシュルトスも一緒でした。

この逃亡に気づいたアイエテス王は、船でアルゴ船を追いかけましたが、

メデイアはなんと!! 弟のアプシュルトスをバラバラにして殺して、死体を海にまいてしまったんだそうです。

それを見た父アイエテスが、悲しんで海に漂うアプシュルトスの死体を集めている間に、イアソンとメデイアは「金羊皮」を持ってイオルコスまで逃げて行ってしまったんだそうです。

ひど〜い・・・

それにしても、愛の力ってすごい。

だって、お父さんを裏切って、しかも弟を殺してしまったのですからね。

全てを捨てて、愛するイアソンと逃げてしまった王女メデイア。

でも、その後の運命は、当然ハッピーではないのですが、

このメデイアについて詳しくは、こちらの過去記事もご参照くださいね!

魔女メーデイアは、最強にして最凶!!

*英雄イアソンについては、こちらの記事もご参照ください!

ギリシャ神話由来の名前「ジェイソン」

ギリシャ神話の「金羊皮」も思い出してね!

というわけで、本日は、

「おひつじ座」

にまつわるギリシャ神話をご紹介しました!

「おひつじ座」の星のもとに生まれた方達が、情熱的で行動力があるのは、

大冒険をした「黄金の毛をもつ羊」と関係があったりして?

何と言っても、プリクソスの命を助けて、はるか遠くのコルキスまで飛んで行った羊ですからね!

「黄金の毛をもつ羊」は皮になっても、英雄たちが求めて止まないお宝にもなったので、

人を引きつけて止まない魅力があるのでしょうね!

これから「おひつじ座」と聞いたら、そんな大冒険を繰り広げたギリシャ神話の羊についても、思い出してあげてくださいね!

*この記事のおひつじ座の星占いの部分は、次の本を参考にしました!とっても分かりやすく書いてあったので、よかったらどうぞ!

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*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!

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