冬といえば、まず思い出すのが、
雪!
雪が積もると、交通機関が大混乱して帰宅が大変、って思う方も多いかもしれませんけど、
雪景色の美しさが好きな方も多いのでは?
この「雪」、実はギリシャでもちゃんと降ります!
あったかい国だと思われている方も多いと思いますが。
というわけで、
「雪」ってギリシャ語でなんて言うの?
について、ご紹介したいと思います!
「雪」はギリシャ語では?
ではさっそく、冬といえばの風物詩
「雪」
をギリシャ語で何て言うのか、ご紹介しましょう!
古代と現代でちょっと変わってしまってて、
古代ギリシャ語では「キオーン」(ἡ χιών)
現代ギリシャ語では「ヒオーニ」(Το χιόνι)
と言います。
日本語の「雪」とか英語の「snow」とかだと、ちょっと柔らかいイメージの語感ですが、
ギリシャ語だとちょっとイメージが違いますよね?
ちなみに英語の「snow」はゲルマン語系の言葉だそうで、ギリシャが語源じゃないみたいです!
英語ではギリシャ語が語源の言葉は多いですが、全てってわけでもないですよね〜
心理学に受け継がれたギリシャ語の「雪」
というわけで、ギリシャ語の「雪」は現代の英語では引き継がれていないので、
日本の私たちにもおなじみは薄いですが、
それでも、心理学ではそのままギリシャ語の「雪」を使っている言葉があります。
それが、心理学で
「雪恐怖(症)」を指す
「chionophobia」(カイオノフォビア)
古代ギリシャ語の「キオーン」(ἡ χιών)を英語読みしてそのまま使ってます。
それにしても、え〜?? 雪恐怖症なんてあるの?
ってびっくりする方もいるかもしれませんが、ちゃーんと心理学用語として存在します。
雪ってキレイだし、恐怖なんて信じられない!
って思う方もいるかもしれませんが、雪は怖いですよ〜
閉じ込められるし、あまり積もると家も潰されます。
東京のような大都市も、積雪があると交通機関も大混乱になりますから、車の渋滞でずっと雪に閉じ込められた方は、雪恐怖症になるかもしれません?!
東京だと雪道用のタイヤをはいてる車も少ないですし、他の交通機関も雪に弱いですから、雪による閉じ込めが起こりやすいんですよね・・・
何年に一度しか、大雪が降らないとはいえ、大雪警報が出たらご用心くださいね!
ギリシャにだって雪は降るのだ!
そういうわけで、ギリシャ語の「雪」をご紹介しましたが、
今でも日本の方では、
「ギリシャって雪なんて降らないでしょ?」
と思っている方も多いので、ここで改めて強調しておきます。
ギリシャだって、雪は降ります!!
北部ギリシャなんて、冬は結構寒いんですよ〜
これは何度も言うようですが、冬にギリシャ旅行に行ってエーゲ海で泳ごうなんて、思わないでくださいね!
そして、雪も降ります!
アテネだって、雪も降りますよ〜
ギリシャ映画の名作では、雪道のシーンも有名ですので、気になった方はぜひ一度ご覧ください!
『旅芸人の記録』
*ギリシャの冬について詳しくは、こちらの過去記事もご覧ください!
ギリシャの「雪」の歌
そういうわけで、実はギリシャでも「雪」は降るので、
「雪」はギリシャ国民にもおなじみなわけです。
「雪」(Το χιόνι)
ってタイトルの歌も、ギリシャ人歌手の方々が歌っていますよ!
それでは、ギリシャの「雪」の歌をご紹介しましょう!
まずは女性歌手 Γλυκερία さんの美声から!
とってもギリシャらしい歌!
「雪」のイメージの歌も日本とは違うかも?
そして、男性からもね。
Γιώργος Ξανθιώτηςさんの歌う「雪」( Το χιόνι)
おお、こちらはなんというか、日本の演歌に近いような、しっとり系ですね!
このコブシの回し方!
この曲を日本語訳して歌ったら、結構日本でもウケると思うんですよね!
いつも思いますが、ギリシャの歌ってコブシも回すし、日本でもヒットする要素があると思うんですよ!
どうですか〜レコード会社さん??
それにしても、雪の歌って、どこか憂いを帯びているような印象が。
そういえば、日本の「粉雪」も寂しい歌だな〜
どこかに明るく楽しい「雪」の歌はあるのかな?
あったらぜひ、おしらせください!
ギリシャ語の「雪」もよろしくね!
というわけで本日は、
ギリシャ語で「雪」
という言葉は、
古代ギリシャ語では「キオーン」(ἡ χιών)
現代ギリシャ語では「ヒオーニ」(Το χιόνι)
と言うんですよ、とご紹介しました!
日本ではイマイチおなじみのないギリシャの言葉ですが、「雪」を見てどこか寂しい気持ちになるのは一緒かも?
これから雪の日には、エーゲ海沿いのギリシャでも雪は降るんだ〜、と想像を巡らせてみてくださいね!
*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!