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災害と日本

東日本大震災から6年:災害の多いギリシャと日本

日本を襲った未曾有の大災害、

あの東日本大震災から今年2017年3月11日で6年が経ちました。

犠牲者の方々のご冥福を改めてお祈りしたいと思います。

そして発生時から世界各国から様々な支援がありました。

その時、経済危機で大変だったギリシャからも支援が届けられていたこと、

そして、地震災害の絶えない日本とギリシャに共通の

自然災害の脅威についても、もう一度考えてみたいと思います。

ギリシャからも義援金が被災した日本に

あの東日本大震災から今年2017年で早くも6年。

復興の道はまだ道半ばの状況で、ご遺族の皆さん、そして避難生活を続けている方たち、

まだまだ本当の意味で心安らぐ時は遠いことと思います。

東日本の太平洋岸一帯を襲った大災害には、世界中からの支援がありました。

そういう支援に応えるためにも、まだ仮設住宅や避難先で暮している方たちの生活を、

政府を中心に一刻も早く立て直して欲しいと思います。

あの時に世界中から集まった支援の中には、

自分たちが苦しい状況の中でも出してくれた支援がたくさん含まれていました。

経済危機にあえぐギリシャからもそう。

金額としては他のお金持ちの国に比べたら微々たるものだけど、

自分の経済が苦しい時に出してくれたのは大きなことだったと思います。

東日本大震災に対するヨーロッパ諸国の対応

ギリシャ:ギリシャ政府は10万ユーロ(約1150万円)の義捐金を日本赤十字に提供することを表明した

ギリシャからの義捐金の寄付

1. 今般の東日本大震災を受け,ギリシャ政府から,同国政府として10万ユーロ(約1,150万円)の義捐金を日本赤十字に提供する旨の連絡がありました。
2. ギリシャからは,カロロス・パプーリアス大統領(H.E. Mr. Karolos Papoulias, President of the Hellenic Republic),ヨルゴス・パパンドレウ首相(H.E. Mr. George A. Papandreou , Prime Minister),フィリポス・ペツァルニコス議会議長(H.E. Mr. Philippos Petsalnik,President of the Hellenic Parliament)及びディミトリス・ドゥルツァス外相(H.E. Mr. Dimitris Droutsas, Minister of Foreign Affairs)他より多数のお見舞いの書簡及びメッセージを頂いています。
3. 我が国政府は,ギリシャ政府及び国民の我が国に対する連帯の念及び多大なる支援に深く感謝します。

ギリシャの日本大使館では、感謝のレセプションも開催されたようです。

東日本大震災追悼・復興レセプションの開催

2012年3月14日、在ギリシャ日本大使館は、ギリシャ政府要人及び東日本大震災に際して弔意表明・支援等を行って下さったギリシャ国民の皆様を招待し、東日本大震災追悼・復興レセプションを開催しました。
同レセプションには、シミティス元首相、クベリス元外務副大臣をはじめとする各界要人、東日本大震災の被災者に対し絵画等で応援をして下さった児童・学生計97名を含む計500名の参加を得ました。

レセプション冒頭の追悼式典において、犠牲者に対する黙祷を捧げると共に、戸田大使によるギリシャ国民からの支援に対する謝意及び我が国の復興状況等に関する挨拶を行いました。また会場において、被災児童の絵画作品(絆の絵)の展示、被災地の復興状況に関する写真パネル展示・DVD上映、被災地産の日本酒の提供等を行いました。

ギリシャみたいに経済的に苦しい国からの支援、無駄にして欲しくないですね。

震災から6年、復興支援にはもどかしい思いも多いですが。

東京オリンピックも、やる必要あるのかな、って。

まだ多くの人たちが仮設住宅にいるのに、って。

世界の人たちが決して裕福ではないおサイフから出してくれた支援のお返しって、そういうものなのかな?

と考えさせられます。

東日本大震災:被災者応援MOVIE(ギリシャ)

災害への備え、忘れてない?

そして日本では今急速に震災の風化が起きている、と思うんですよね。

それは自分への自戒も含めてですけど。

以前とある人とお話しした時に震災の話になり

「そう言えばそういうこともありましたね〜」

って言われた時には衝撃を受けましたが。

全然悪気はないんですよね、その方は。

でも震災当時は東京でも計画停電があったり、節電が叫ばれたりしたのに

もう「そう言えば・・・」という状態なんですよね。

でも、今でも仮設住宅に住んでいる方たちも多いし、避難生活を続けている方たちも多いし、

まだまだ過去のことにはできないはずなんですが。

でも気がついてみれば、震災後に集めた災害グッズ、

家の中でほったらかしになっていませんか?

自分は気がついてみれば、全部ほったらかしでした!

お水の買い置きとか、非常食とか、大丈夫?

日本では今、どこでいつ大きな災害が起こってもおかしくないくらい、地震も活発化していますから、

この週末には、災害用品の見直しをぜひ、ご一緒に!

自分もやりますよ!

ワンセットになってるのは便利ですよね!

やっぱりトイレは大事ですよね。

こういうものも必須!

簡易寝袋なんていうのもあるんだ!

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乾パンだけじゃ味気ないし、こういうのもほしいですよね。

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こうして見てると、自宅に足りないものばかり。

本当にこんな感じで、明日災害が起きたらどうしたらいいんだろう?

また、しっかり準備しておかなきゃいけないですね。

ギリシャも古代から自然災害が多いのです

そういうわけで、今ギリシャは経済危機ですが、

東日本大震災の時にはちゃんと支援をしてくれたわけですけれども、

以前にもご紹介しましたが、ギリシャも日本と同じで、

古代から地震や火山の被害が絶えず起きていたところなんですよね。

以下の記事も参考にしてくださいね!

そして、ギリシャ神話のポセイドン神は、地震の神としても信仰されていました。

それくらい、ギリシャも地震が多かったんですね。

>>ギリシャも実は古代からの地震多発地域!

そんなふうに、古代からギリシャでは地震災害の記憶が伝えられていますから、

日本でも長く災害の記憶を伝えて、次に起こる災害の被害をできる限り防ぐことができたら、

と思わずにはいられませんね。

災害は遠くの出来事じゃないから・・・

というわけで、

3月11日ということで、東日本大震災と、ギリシャの支援、

そして古代からのギリシャの災害の歴史についてもご紹介しました。

喉元過ぎたら・・・

とはよく言いますが、たった6年で「そう言えばそんなこともあった・・・」というくらい忘れてしまうと、

やっぱりまた同じことの繰り返しだと思うんですよね。

記録を残していけば、100年、数百年、あるいはギリシャみたいに数千年も後世に残すことができるのですから、

今後、私たちがどうやって伝えていくかを、今年2017年で震災後7年目を迎えて考えていってもらえたら嬉しいな、と思います。

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