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スター・ウォーズとギリシャ神話

「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」まさに神話の英雄叙事詩!

「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ最新作

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

を見に行ってきました!

さすがに三が日に映画館に来る人は少ないの?かチケットも無事取れ、

いい席で見ることができました!

その内容は・・・もうね、

まさにギリシャ神話の英雄叙事詩ですよ!

命を捨てて戦う英雄たちの姿に酔いしれて!

「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」はスピン・オフ

さて、本日ご紹介するのは

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

この映画は、本編の「スター・ウォーズ」シリーズのスピン・オフ。

本編の「エピソード4」開始の10分前までを描きます!

ですから、この映画には、「ジェダイ・マスター」も出てこないので、ライト・セーバーを振り回すシーンも出てきません。

う〜ん、あれがないと、「スター・ウォーズ」を見た気がしないよ〜という人には残念なニュース?

ダース・モールの諸刃のライト・セーバーなんて、カッコよかったのに・・・!

でも「スター・ウォーズ名物」ライト・セーバーは出て来なくとも、

それぞれ戦闘能力の高い戦士たちが、

反乱軍のはずれもの集団「ローグ・ワン」

としてチームを組んで、

帝国軍の究極兵器、デス・スターの設計図を手に入れるため、

圧倒的兵力を誇る帝国軍に無謀な戦いを挑んでいく、という「スター・ウォーズ」らしさに溢れるストーリー。

「スター・ウォーズ」好きも納得して楽しめる展開になっていますよ。

そして、「ローグ・ワン」のメンバーにはジェダイはいないので、本当はフォースを使えないんですが、

あのシリーズの決めゼリフ

「フォースと共にあらんことを」 May the force be with you

を、「ローグ・ワン」のメンバー全員のために

「フォースが我らと共にあらんことを」 May the force be with us

と言い換えて言うシーンもあって、「スター・ウォーズ」好きはシビれます!

そしてもちろん、帝国軍には、おなじみのトルーパーたちも出てくるし、

何と言っても「ダース・ベイダー」が再び降臨!!

やっぱ「ダース・ベイダー」は最強のアンチ・ヒーローだね!

予告編の中でも姿をチラ見せしてますよ!

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」MovieNEX 予告編
 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」MovieNEX 予告編

「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」は英雄叙事詩だ!

さて、このスピン・オフ映画

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

ストーリーは単純明快!

「スター・ウォーズ」シリーズ本編で登場した、

帝国軍の究極の兵器「デス・スター」を破壊するために、その設計図を手に入れろ!!

というお話。

この「ローグ・ワン」が手に入れた設計図をめぐって、シリーズ第1作である

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』

のお話が展開しているのですよね。

この設計図を手に入れるために、

「97.6%失敗する」

と言われた作戦に命を捨てて挑んだのが、

「ローグ・ワン」の戦士たち!

個性豊かな面々が、死力を尽くして戦い抜きます!

まずは女主人公の

ジン・アーソ

イギリスの注目の新進女優フェリシティ・ジョーンズが演じます。

ジンは、父親の科学者ゲイレン・アーソが帝国軍に連れ去られて、デス・スターの設計に協力していたという設定。

果たして、その父親は敵なのか?味方なのか?

フェリシティ・ジョーンズはどちらかというと、可愛らしいイメージだったのですが、さすがは女優さん。

この映画では、孤高の女戦士・ジンを、凛々しく、そして少し影のあるキャラクターとして演じきっていますよ!

そして、ジンと共に設計図を手に入れる作戦に挑んだのが、

反乱軍の情報将校であるキャシアン・アンドー

こちらはメキシコのスター俳優ディエゴ・ルナが演じます。

この苗字「アンドー」って、やっぱり日本の苗字「安藤」からとってるのかな?

「スター・ウォーズ」シリーズが日本文化に影響を受けて作られている、というのは有名な話。

「ジェダイ」も「時代劇」の「時代」をもじって付けられているそうですし。

そんな日本文化の影響を一番感じさせるキャラクターが、

盲目の剣士チアルート・イムウェ

香港の映画スター、ドニー・イェンが演じています。

つーか、このキャラ、「座頭市」のパクリでしょ?

著作権料はどうなってるの? でも「オマージュ」「パロディー」ならOK?

まあそんなことより、この「スター・ウォーズ」シリーズに、「座頭市」をぶっ込んできたスタッフの勇気に拍手を送りたい!!

そして、「座頭市」チアルートの相棒は、どデカイ銃をガンガンぶっ放す

ベイズ・マルバス

こちらは中国の映画スター、チアン・ウェンが演じます。

ていうか、「座頭市」も結局この人の銃と一緒に戦ってるよ!

って突っ込みたくなるけど、まあ、小さいこと気にすんな?!

そして、元は帝国軍のパイロットで、反乱軍側に加入した敏腕パイロット、

ボーディー・ルック

イギリスの新進俳優リズ・アーメッドが演じています。

個人的にはボーディーが「タコにからまれるシーン」が好きでした。

どんなシーンかは劇場で!

ボーディーはそんな感じで、普段は腕力はないけど、船の操縦は任せろ!のパイロット。

そして、「スター・ウォーズ」シリーズには欠かせない「ドロイド」は、今回は

K-2SOが登場!

帝国軍のドロイドだったのを再プログラムされて、キャシアンの相棒になっています。

「スター・ウォーズ」のドロイドらしく、Kも頼り甲斐があるけど、ちょっとおとぼけだったりします。

そんな風に、個性豊かな面々が、命がけのミッションに挑んでいくのが映画の一番の見どころですよ!

でもこれ、まんま、ギリシャ神話の英雄叙事詩の世界ですよ!

だって、個性豊かな英雄たちが、時にぶつかりながらも力を合わせて、戦場で命がけで戦う、って

まさにそのまま、ホメロスの「イリアス」の世界!!

ここに描かれている英雄たちも、死を恐れず、戦場で勇敢に戦い、見事敵を倒すことに命をかけている。

むしろ、死を恐れて逃げ出すことの方が彼らにとっては不名誉なのです。

足が速くてギリシャ軍随一の豪傑アキレウス

知力で抜きん出る知将オデュッセウス

剣は弱くても弓はうまいトロイアの王子パリス

など、英雄たちがそれぞれの特技を生かして、戦場で火花を散らします。

もうね、「ローグ・ワン」の戦士たちも、全くそれと同じ!

「スター・ウォーズ」シリーズが、ギリシャ神話に影響を受けて構想を練られた、というのは有名な話だけど、

そのDNAはしっかりこのスピンオフ・シリーズにも受け継がれていました!

「ローグ・ワン」もまさに「現代の神話」だった!

要注目キャストは?!

そんなふうに、国際的なキャストで作られたこの映画「ローグ・ワン」ですが、

メインキャストたちがまだそれほど世界では名を知られていない面々だったせいか、

重鎮として、なんと!

大物俳優フォレスト・ウィテカー登場!

反乱軍側の指導者の一人ソウ・ゲレラとして登場しているのに注目!

やっぱり、この名優が登場すると、画面に重みが出ますよね〜すごい迫力です。

反乱軍の中でも異分子の人物だったようで、この人物についてもっと知りたいな。

この人主役でもう一本スピンオフ撮れますよ!

そして、主人公ジンの子供時代を演じた女の子が、笑っちゃうほどフェリシティ・ジョーンズに似てるので注目!!

あのちょこっと前歯が出てくる具合が、そっくり!!

説明なしでも、この子がジンの子供時代なんだな、ってわかります。ハハハ

こんなに似てるなんて、フェリシティ・ジョーンズの血縁か何かでしょうか?

そして、自分が今回個人的に一番注目したキャストは、やっぱり

ボーディー・ルックを演じたリズ・アーメッド!

だって、このリズ・アーメッド、映画『ナイト・クローラー』でのビビリの演技が凄かったんですよ。

この人のせいで100倍怖くなった!

この映画での演技が認められたのか、あっという間に「スター・ウォーズ」入り! これからも大きな仕事増えそう。

リズ・アーメッドは実は Riz MC の名前でラッパーもしているそうです。多才!

パキスタン系イギリス人として、移民問題も取り上げいるんですね。

この歌詞の中で「the Empire strikes back」って入ってるんでハッとしちゃった。

誰もが知ってる「スター・ウォーズ」第2作目が「帝国の逆襲」(the Empire strikes back)・・・

でもこの歌詞では「大英帝国」のこと。「スター・ウォーズ」の「帝国」って「大英帝国」のことなの・・・?って色々考えさせられます。

いや、どんな場合でも「強大な権力」と「反乱するマイノリティ」には「スター・ウォーズ」の構図は当てはまるから、

マイノリティの移民であるリズ・アーメッドが反乱軍のメンバーを演じているのは、実に完璧な配役?!

まあでも、それを除いても、ハンサムで演技も上手くて、頭も良くて(オックスフォード大卒業だそう!エリート!)、ラップもできる、

そんなリズ・アーメッドは、この「ローグ・ワン」を皮切りに、世界に羽ばたくことでしょう〜

ぜひ、「ローグ・ワン」を見るときには、リズ・アーメッドの演じるパイロット、ボーディー・ルックに注目してね!

劇場はやっぱり IMAX-3D で!

そして、今回、

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

を見る劇場は・・・

結局また TOHOシネマズ新宿 にしました!

さすがに3が日中は、チケットもネットですぐ取れましたよ。

上映方式は、どうしようかと思ったけど、これもまた  IMAX-3D で。

一度大画面に見慣れちゃうとね〜、どうしてもこれが見たくなっちゃう。

それに、 IMAX-3D や MX4D, 4DX などの特別上映は、それほど長い期間はやってくれないので、

上映しているうちに見ておこう!と思いました。

上映が終わってしまってからまた見たい、と思っても、もう見るチャンスはないですからね〜。

今ちょっと見たら、TOHOシネマズ新宿 でも、IMAX-3D 上映はやっぱり1/12で終了だそうです。

MX4Dの方はまだ続くみたいだから、こちらも気になってるなら上映があるうちですよ!

自宅では決して再現できない上映方式ですので、劇場でやってるうちに見ておきましょう。

まあでも、映画自体も面白いので、特に 3D でなくても良い、という人も多いかもしれませんが、

今回自分がIMAX-3Dで見てよかったなあ〜と思ったのが、なんといっても、「スター・ウォーズ」名物!!とも言える

「高いところでの戦い」

ですよ。シリーズ第1作から、毎回あるやつ。

しょっちゅう、みんな高いところで戦いますよね。そんで、落っこちそうになったりして、「あ〜危ない!」ってドキドキするの。

今回も当然ながらやってまして、IMAX-3D で見ると、もう、高低差がすごいのなんの!!

目がくらむとは、このことだ・・・

空からのショットも迫力満点!

あれ、高所恐怖症の人にはツラい!! タモリさんは見れないね。

これ、かなりハマったので、上映しているうちにもう一回見に行こうかな!

というわけで、「スター・ウォーズ」恒例の「高所での戦い」を迫力たっぷりに見たい人は、ぜひ 3D で、特にIMAX-3Dがオススメだよ!

でも、ちょっと料金が高いです。割引なしだと、大人2600円(3Dメガネ代抜き)。

高い・・・ でも払ってしまう。スター・ウォーズが好きだから。

けど、IMAX-3Dなんて上映、高いから子供はいないだろう〜なんて思ってたら、

もうさすがに冬休みだから、中学生も小学生も来てて、もう〜、最近の子供はお金持ってるわ〜。

というか、キミたち、「スター・ウォーズ」知ってるの?? って聞きたくなるけど、

これが「レイア姫」とか楽しそうに話してて、ちゃ〜んと知ってるんですよ!

さすが、時空を超えた人気シリーズ。

21世紀に入っても、「スター・ウォーズ」の人気は不動のようです!

「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」ぜひ劇場で!

というわけで、やっと見てきた「スター・ウォーズ」シリーズのスピン・オフ、

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

は、まさに壮大な英雄叙事詩でした!

反乱軍の英雄たち「ローグ・ワン」の個性豊かな面々の活躍を、ぜひ劇場の大画面で見てくださいね。

これを見ると、もう一度本編の「スター・ウォーズ」シリーズを最初から見直したくなりますよ!

今年には本編最新作、「エピソード8」の公開も待っているし、「スター・ウォーズ」ファンは忙しい一年ですね!

では最後に、「レイア姫」を演じたキャリー・フィッシャーの冥福を祈りつつ・・・

May the Force be with us! (フォースが我らと共にあらんことを!)

この記事は2017年1月時点のものです。この映画の上映は現在終了しています。

*「ローグ・ワン」を見たら、まずは「エピソード4」を見てみよう! ちゃ、ちゃんとお話しがつながってる!と感動します!

*「エピソード8」を見る前に、「エピソード7」もね!

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』現在DVD&ブルーレイ、各種動画配信サイトで配信中!

この記事でご紹介している

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

現在、DVD&ブルーレイで発売中!

そして、デジタル動画配信でも見ることができます!

いつでも自宅でこの映画の世界を見ることができるのは嬉しいですね!

まだ観たことがないかたは、ぜひ一度ご覧ください!

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