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月の女神セレーネーとスーパームーン!

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こんにちは、イレーネです。

先日のスーパームーン、残念ながら関東地方は雨雲に覆われていたため、見ることができた方はラッキーですね!

ギリシャからも、スーパームーンの幻想的な写真が届けられていて、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。

そんな月を見て、神々しいものを感じていたのは、古代ギリシャ人も同じ。

ギリシャ神話では、月の女神はセレーネー

と言って、女神様だったんですね。

月ってやっぱり女性=女神なんだなあ、なんて思ったり。

というわけで本日は月と月の女神について!

ギリシャのスーパームーン!

先日の11月14日は、月が地球に近づいて大きく見える、という

スーパームーンが観測される、ということで、夜空を眺めた方も多かったと思います。

スーパームーン

2016年11月14日(月)
11月14日の夕方17時過ぎから、朝方6時過ぎまで大きな月を見ることが出来ます。 スーパームーンとは、地球の周りを楕円(だえん)にまわっている月が、地球に一番近づき、更に満月になる月のことを指します。

残念ながら当日、関東地方は曇りの天気で、キレイなスーパームーンを見ることができませんでした・・・

でもその分、この世のものとも思えない、幻想的なスーパームーンの写真がギリシャから届いていますよ!

ご覧あれ!

Greek Reporter さん、ありがとう! アクロポリスに浮かぶスーパームーン!

Splendid Supermoon Lights Up Greece’s Skies [Stunning Photos]

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うわ〜、なんでしょう、この神々しいの!

一瞬、魂飛んでしまった!

ここまですごいのを見せられると、やっぱり神様の力を感じずにはいられませんよね!

やっぱり、月って、神様がいるのかも!

そう思うと、ゾクゾクっとします!

月は女神セレーネー

今でも私たちが、こんなふうに美しい月を見ると、

神々しい!

と言わずにはいられないように、古代ギリシャの人たちも月を見て、神様の気配を感じていました。

ギリシャ神話では、

月は女神セレーネー(Σελήνη)

父ヒュペリーオーンと母テイアーの間の娘で、

暁の女神エーオース

太陽神ヘーリオス

と兄弟です。

セレーネーの生まれについては諸説あって、お父さんはパラース、またはヘーリオスだという説もあります。

そして、セレーネーは、ゼウスとの間に娘パンディーアを生んだと言われています。

でも、神話で一番有名なのは、

美青年エンデュミオーンとの恋!

エンデュミオーンは、不老不死になる永遠の眠りをゼウスから授けられ、

セレーネーは毎晩眠っているエンデュミオーンとともに夜を過ごした、ということです。

edward_poynter_-_the_visions_of_endymion_1902
エドワード・ポインター「夢の中のエンデュミオーン」 (1902年)
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セバスティアーノ・リッチ「エンデュミオーンとセレーネー」(1713年)

なんか・・・エンデュミオーンそれでよかったのか・・・?

その他、体が半分ヤギの神様・パーン神も、セレーネーに恋した一人だったようですよ。

やっぱり、月の女神って、不思議な魅力がある女神様だったんだろうな〜

アルテミスやヘカテーとも似てきて・・・

そんな恋の神話の残る月の女神セレーネーは、

後の方の時代になると、

女神アルテミスと同一視

されるようになります。

ローマ時代には、アルテミスを受け継いだローマのディアーナは月の女神としても信仰されるようになりました。

ギリシャ時代には、アルテミスと月はそれほど強く関係していたわけじゃなかったんですけどね。

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セレーネー、ヘスペロス、ポースポロス(2世紀。ルーヴル美術館蔵)

そして、もう一人セレーネーが関連づけられたのが、

女神ヘカテー

このヘカテーという女神、ギリシャ神話の中でも得体の知れない、不気味な神様。

夜、そして冥界に関係しているらしく、

冥界の番人でもあり、それは地獄の番犬ケルベロスとも関連します。

そのつながりで、幽霊、犬・狼とも関連し、

その他、魔術や呪術とも関連していたようなんです。

月ってやはり、そういう不気味な面と関連づけられて考えられていたんですね〜。

月を見て正気を失う、って狼男ですけど、それと同じように、

月の力には、冥界や魔的な要素、呪文などの力と似ている部分があるのでしょうね!

そして、三叉路の番人でもあって、その姿は三つの顔を持って描かれることもありました。

道が交差するところって、やっぱり何かしら魔的なものが現れる、って考えられていたみたいですね〜

次から三叉路を通る時はご用心?!

ローマの月の女神ルーナ

それから、ローマ神話になると、ディアーナ以外にも、

月の女神ルーナ(Luna)

という神様がいて、こちらがセレーネーの後継者となるわけですが、

現代の英語では、 「ルナティック」(lunatic) といえば、「狂ってる」あるいは「狂った人」を指す言葉になるんですよね。

人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」でも、ルーナ・ラブグッドという生徒が登場しますが、

その名前のせいでちょっと変わっていると思われている、という設定で、

実際相当変わっています。が、ハリー・ポッターの大切な友人になります。

ルーナ・ラブグッドちゃんは、

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から登場します!

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月と女性

こういうふうに、

ギリシャ神話では、月は女神セレーネー

とされていて、

それはローマ神話にも受け継がれていったのですが、

今の日本でも、

月=女性

という連想が働いているのが不思議ですね〜

やっぱり女性には生理があるし、月の満ち欠けとの関係は切っても切れないので、

自然と月=女性、という関係が成立しているのかも。

でも、日本神話の月読(ツクヨミ)は、男らしいです(性別ははっきりしていない部分もあるみたい)。

日本だと、太陽神は女性(アマテラス)だし、

ギリシャ神話の太陽神ヘリオス(男性)と月の女神セレーネー(女性)と逆転してるのですよね。

これも文化によって色々異なってくるらしいので、興味は尽きないです。

皆さんは月と太陽、と言ったら、一体どっちの性別を思い浮かべますか?

月の女神セレーネーを見上げてみてね!

というわけで、先日のスーパームーンを記念して、

ギリシャ神話の月の女神セレーネー

についてご紹介しました!

月って美しいけど、その静けさがちょっと怖かったりしませんか?

そんなところから、ギリシャ人も、ただ美しいだけじゃなくて、ちょっと不気味だったり、怖かったりする連想を、神話につなげているのが面白いですね!

やっぱり月は私たちにとって身近だけど、手の届かない神秘的なものでもあって、古代からずっと人間にインスピレーションを与えてきたんですね。

でも最近は、私たち人間も忙しくて、スーパームーンのニュースでもなければ、ゆっくり月を眺めるヒマもないくらい・・・

できたら、この記事を読んだ後、月の女神セレーネーを見上げてみてくださいね!

古代ギリシャ人が眺めていたのと同じ姿で、空に浮かんで私たちを見下ろしていますよ〜!

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