ギリシャ神話

月の女神セレーネーのギリシャ神話と幻想的なスーパームーンについて!

夜空に輝く月を見ると、なにか神聖な気持ちにさせられることはありませんか?

そんな月を見て、神々しいものを感じていたのは、古代ギリシャ人も同じ。

ギリシャ神話では、月の女神はセレーネー

という、女神様だったんですね。

月って古代ギリシャでは女性=女神と考えられていたんだなあ、なんて思ったり。

そして今でもスーパームーンの日になるとニュースになったりするくらい、月は私たちの注目を集める存在だったりします。

ギリシャからも、スーパームーンの幻想的な写真が届けられていて、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。

というわけで、そんな神々しい月の女神のギリシャ神話と、幻想的なスーパームーンについてご紹介します!

月に興味のある方は、ぜひ読んでいってくださいね!

ギリシャ神話では、月は女神セレーネー

さて、月について、なのですが・・・

今でも私たちは美しい月を見ると、神々しい!と思わずにはいられませんよね。

それと同じように、古代ギリシャの人たちも月を見て、神様の気配を感じていました。

ギリシャ神話では、

月は女神セレーネー(Σελήνη)

と考えられていました。

父ヒュペリーオーンと母テイアーの間の娘で、

暁の女神エーオース

太陽神ヘーリオス

と兄弟です。

セレーネーの生まれについては諸説あって、お父さんはパラース、または太陽神ヘーリオスだという説もあります。

そして、セレーネーは、ゼウス神との間に娘パンディーアを生んだと言われています。

でも、神話で一番有名なのは、

美青年エンデュミオーンとの恋!

エンデュミオーンは、不老不死になる永遠の眠りをゼウスから授けられ、

セレーネーは毎晩眠っているエンデュミオーンとともに夜を過ごした、ということです。

エドワード・ポインター「夢の中のエンデュミオーン」 (1902年)
セバスティアーノ・リッチ「エンデュミオーンとセレーネー」(1713年)

なんか・・・エンデュミオーンそれでよかったのか・・・?

いくら女神に愛されたとはいえ、なんだか哀れのような気もしますが・・・

その他、体が半分ヤギの神様・パーン神も、セレーネーに恋した一人だったようですよ。

やっぱり、月の女神って、不思議な魅力がある女神様だったんでしょうね!

アルテミスやヘカテーとも似てきて・・・

そんな恋の神話の残る月の女神セレーネーは、

後の方の時代になると、

女神アルテミスと同一視

されるようになります。

セレーネー、ヘスペロス、ポースポロス(2世紀/ルーヴル美術館蔵)

そして、もう一人セレーネーが関連づけられたのが、

女神ヘカテー

このヘカテーという女神、ギリシャ神話の中でも得体の知れない、不気味な神様。

夜、そして冥界に関係しているらしく、

冥界の番人でもあり、それは地獄の番犬ケルベロスとも関連します。

そのつながりで、幽霊、犬・狼とも関連し、

その他、魔術や呪術とも関連していたようなんです。

月ってやはり、そういう不気味な面と関連づけられて考えられていたんですね〜。

月を見て正気を失う、って狼男ですけど、それと同じように、

月の力には、冥界や魔的な要素、呪文などの力と似ている部分があるのでしょうね!

そして、三叉路の番人でもあって、その姿は三つの顔を持って描かれることもありました。

道が交差するところって、やっぱり何かしら魔的なものが現れる、って考えられていたみたいですね〜

次から三叉路を通る時はご用心?!

ローマの月の女神ルーナ

そしてローマ時代には、アルテミスの神話を受け継いだローマのディアーナは月の女神としても信仰されるようになりました。

それと、ディアーナ以外にも、

月の女神ルーナ(Luna)

という神様がいて、こちらの方がセレーネーの後継者となるわけですが、

現代の英語では、 「ルナティック」(lunatic) といえば、「狂ってる」あるいは「狂った人」を指す言葉になるんですよね。

人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」でも、

ルーナ・ラブグッド

という生徒が登場しますが、

その名前のせいでちょっと変わっていると思われている、という設定で、

実際相当変わっています。が、ハリー・ポッターの大切な友人になります。

ルーナ・ラブグッドちゃんは、

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から登場します!

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月と女性について

こういうふうにギリシャ神話では、

月は女神セレーネー

とされていて、それはローマ神話にも受け継がれていったのですが、

今の日本でも、

月=女性

という連想が働いているのが不思議ですね〜

やっぱり女性には生理があるし、月の満ち欠けとの関係は切っても切れないので、自然と月=女性、という関係が成立しているのかもしれません。

でも、日本神話では、月読(ツクヨミ)は、男らしいです(性別ははっきりしていない部分もあるみたい)。

日本だと、太陽神は女性(アマテラス)だし。

ギリシャ神話の太陽神ヘリオス(男性)と月の女神セレーネー(女性)と逆転してるのですよね。

これも文化によって色々異なってくるらしいので、興味は尽きないです。

皆さんは月と太陽、と言ったら、一体どっちの性別を思い浮かべますか?

ギリシャのスーパームーン!

さて、そんな月の女神セレーネーですが、

現在でも人々の注目を集める存在であるのは間違いありません!

満月の時に月の軌道が地球に最接近して、月の姿が最大に大きく見える、という

スーパームーン

その姿が観測される、というときにはニュースにもなり、夜空を眺める方も多いと思います。

これがギリシャで観測されたものとなると、この世のものとも思えない、幻想的なスーパームーンの写真が届いていますよ!

ご覧あれ!

Greek Reporter さん、ありがとう! アクロポリスに浮かぶスーパームーン!

Splendid Supermoon Lights Up Greece’s Skies [Stunning Photos]

moon-630x420

うわ〜、なんでしょう、この神々しいの!

一瞬、魂飛んでしまった!

ここまですごいのを見せられると、やっぱり神様の力を感じずにはいられませんよね!

やっぱり、月って、神様がいるのかも!

そう思うと、ゾクゾクっとします!

もしギリシャ旅行中にスーパームーンを観測する機会があれば、ぜひこんな幻想的な風景を楽しんでみてください!

月の女神セレーネーを見上げてみてね!

というわけで、

ギリシャ神話の月の女神セレーネー

そして美しいスーパームーンについてご紹介しました!

月って美しいけど、その静けさがちょっと怖かったりしませんか?

そんなところから、ギリシャ人も、ただ美しいだけじゃなくて、ちょっと不気味だったり、怖かったりする連想を、神話につなげているのが面白いですね!

やっぱり月は私たちにとって身近だけど、手の届かない神秘的なものでもあって、古代からずっと人間にインスピレーションを与えてきたんですね。

でも最近は、私たち人間も忙しくて、スーパームーンのニュースでもなければ、ゆっくり月を眺めるヒマもないくらい・・・

できたら、この記事を読んだ後、月の女神セレーネーを見上げてみてくださいね!

古代ギリシャ人が眺めていたのと同じ姿で、空に浮かんで私たちを見下ろしていますよ〜!



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