オリンピックの開会式といえば、世界各国の選手たちの入場行進が見せ場!
各国それぞれ趣向を凝らした衣装で登場してくる姿は、開会式の山場ですよね!
ところで実は・・・
ギリシャが毎回、入場行進のトップで登場するってご存知でしたか?
というわけで本日は、どうしてギリシャがいつも、オリンピックの入場行進のトップなのか、ご説明します!
オリンピック発祥の国に敬意を表して
さて、オリンピックの開会式について!
各国代表選手団の入場行進は大会の目玉の一つですので、
日本の皆さんも日本選手団の入場行進を楽しみに待っていた人も多いと思います。
この入場行進って、国ごとのアルファベット順でしょ?
というのは、誰もが知ってる話。
でも・・・
日本ではあまり知られていませんが、
このアルファベット順に関係なく、
ギリシャが毎回トップで入場行進することになっているのです!
もちろん、2016年のリオ・オリンピックの入場行進もそうでした。
Rio 2016: Greece leads Parade of Nations, Refugee Olympics Team cheered
こうして、ギリシャが選手団のトップを切って入場してくるのは、
オリンピック発祥の国に敬意を表してのはからいなんです
だって、こうしてオリンピックが開催できるのも、
ギリシャで古代オリンピック(オリンピア祭)が行われていたおかげですからね!
そういうわけで、ギリシャは毎回、トップで入場行進してきます。
毎回、日本選手団の入場行進から見る、という人は、次回からぜひ、最初に出てくるギリシャ選手団の勇姿も見てくださいね〜
*古代ギリシャのオリンピックについて詳しくは、こちらの過去記事をご覧ください!
ギリシャで初の女性旗手誕生!
さて、2016年のリオ・オリンピックで、ギリシャの入場行進で話題になったのは、
選手団の旗手を務めるのが、初めて女性選手だった
ということ。
旗手を務めたのは、セーリングのギリシャ代表
ソフィア・ベカトルーさん
2004年アテネ・オリンピックの金メダリストです。
これが、すごいギリシャ美人!!
まさに動くギリシャ彫刻!
しかも、まだ女性が少ないセーリング競技で、男女平等の活動もする、社会問題にも積極的な素晴らしい女性です!
美しいだけではなくて、競技者としても一流で、社会的にも活動をするベカトルーさん
こういう女性がオリンピックの旗手を務めるとは、時代の移り変わりを感じますね!
実は古代オリンピックでは、女性は参加できなかったんです。
参加できたのは、男性だけ。
時代を超えて、現代によみがえったオリンピックは、
こうしてギリシャの女性アスリートが選手団を率いて登場するようになりました!
新しい時代に生きるオリンピックを感じますね!
*古代のオリンピックが男性オンリーだった事について詳しくは、こちらの記事もどうぞ!
東京オリンピックでも注目してね!
というわけで、
オリンピックの開会式の選手団の入場行進では、
必ずギリシャ選手団が最初に入場してくるんですよ
というお話でした。
次にオリンピックの開会式を見る時には、選手入場のトップのギリシャチームにも、ぜひ注目してくださいね!
*この記事が気になった方は、こちらもどうぞ!