どうも! イレーネです。
本日は、まだまだ衰えぬ人気の
「ハリー・ポッター」シリーズ
について!
魔法学校ホグワーツの、厳しいながらも面倒見の良い先生
マクゴナガル先生
普段はエレガントで知的な女性ですが、いざ戦いの時になると、
勇敢でものすごく強い! というギャップも魅力的なキャラクターです。
こんなふうに、マクゴナガル先生が勇猛果敢に戦ったのには、その名前に秘密があるのかもしれませんよ?
ということで、マクゴナガル先生の名前の秘密をご紹介しましょう!
スネイプ先生VSマクゴナガル先生の戦い!
「ハリー・ポッター」シリーズで、
主人公のハリーたちが通う魔法学校「ホグワーツ」
その教師たちの一人で、グリフィンドール寮の寮監先生でもあるのが、
マクゴナガル先生
生徒たちに厳しいながらも愛情をもって接する、「ハリポタ」のメインキャラクターの一人です。
映画の中ではイギリスの名優、マギー・スミスが演じていますね。
映画「ハリ・ポタ」シリーズの完結編
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2」
この作品では、クライマックスに入る段階で、
普段は冷静沈着なマクゴナガル先生が、ついに杖を手に戦いを挑むシーンが!!!
そのど迫力の戦闘シーンは、映画の見所の一つとなっています!
相手は、その時ホグワーツを牛耳っていた、スネイプ先生
映画で演じていたのは、これもイギリスの名優、アラン・リックマンです。
この息を呑む戦いで明らかになったのは、
マクゴナガル先生、強い!!
スネイプ先生を吹っ飛ばしてしまいます。
普段はエレガントな女性であるマクゴナガル先生が、
ここまで強力な戦闘能力を持っていたとは・・・!
この強さに、圧倒された方も多かったのでは?
しかし、どうやらその強さは、名前からも証明されているみたいなんですよ?!
ミネルヴァ=アテーナーは戦闘の女神!
実は、このようにマクゴナガル先生が戦いで圧倒的な力を発揮するのは、
そのフル・ネームが
ミネルヴァ・マクゴナガル
であることを知っていれば、それほど驚く話でもありません。
このマクゴナガル先生のファースト・ネーム
ミネルヴァ
とは・・・
実は
ローマ神話のミネルワァ女神
に由来するも名前なんですね〜。
(*「ミネルヴァ」はローマの名前「ミネルワァ」の英語読みです)
このミネルワァ女神は、
ギリシャ神話のアテーナー女神
がローマに受け入れられて、同一視されていた女神です。
ギリシヤ神話の女神アテーナー
とは、
知恵の女神
手仕事の女神
そして
戦闘の女神
としての側面も持っていました。
そう、実は、強力な戦闘能力を持つ、「戦いの女神」でもあったのです!
そのため、女神アテーナーの像というのは、
ヘルメットをかぶるなど、武装した姿
で描かれることが多いのです。

アテナ像(ルーブル美術館)
そして、アテーナー女神の誕生神話もちょっと変わっているのですが、
彼女の父親は最高神ゼウス
そして、
母親は知恵の女神メーティス
となっています。
でも、メーティスが妊娠すると、その子供に王位を取られるのを恐れたゼウスが、メーティスを丸のまま飲み込んでしまいます。
そうして、ゼウスのお腹の中で大きくなったアテーナーは、
誕生の時になると、
完全武装した姿でゼウスの額から飛び出てきた
と語られているんですよ。
この壺絵は、その時の様子を描いていると考えられています!

アンフォラ、紀元前550–525年、ルーブル美術館蔵
う〜ん、でもちょっと想像すると、グローいい・・・
ま、でも具体的にその誕生シーンを思い描く必要は無し!神話ですから!
要は大事なことは、
女神アテーナーは生まれた時から戦闘準備ができていた!
ってことです!
さすが、戦いの女神!!
一瞬でも敵に隙を見せることはありません!!
この女神アテーナーをローマで引き継いだのが、
ミネルワァ女神
というわけです。
もちろん、ローマ人がギリシャ神話を引き継いでも、
彼らは民族も(ギリシャ人とローマ人)異なっていますので、
完全に同じ女神として同一だったかというと、それはちょっと違います。
例えば、ミネルウァは医術の神としての側面もありましたが、
アテーナーにはそういった面はありません。
でも、知恵の女神、戦闘の女神といった側面では両者は共通しています。
ですので、女神アテーナーの神話を引き継いだミネルウァ女神は、
その知恵と戦闘能力を、しっかりと引き継いだ
ということは言えると思うのです!
その女神の名前を持っているミネルヴァ・マクゴナガル先生は、
知恵と戦闘の女神の名前を持っている女性!!
ホグワーツの先生ですから知恵がある賢い女性であることはもちろんのこと、
戦いで強力な力を発揮するのは当然なのです!!
普段は冷静で優しいですが、一番怒らせてはいけない相手は、実はマクゴナガル先生かもしれません?
戦いの女神に、ちょっとやそっとで敵うはずがありませんよ?!
今年は再びハリポタ・ブーム?!
ということで、「ハリー・ポッター」シリーズの主要キャラクターの一人
ミネルヴァ・マクゴナガル先生
その名前は、
ギリシャ神話の女神アテーナーを引き継いだ
ローマ神話の女神ミネルワァに由来するので、当然ながら
「戦いの女神」の名前にふさわしい強さを発揮してるんですよ〜
というお話でした!
「ハリー・ポッター」シリーズは、そんなギリシャ神話ネタが数多く登場するので、
ぜひ合わせてギリシャ神話も楽しんでみてくださいね!
このネタはひょっとして・・・と楽しさが倍増しますよ〜!
*何と言っても、マクゴナガル先生の最後の戦いにシビれました!「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2」はすぐにネット配信で見ることができま〜す
そんな「ハリー・ポッター」シリーズは、今でもまだまだ衰えぬ人気を誇り、
今年2016年は、新作映画の公開、新作小説の発表などが次々と予定されています!
『ハリー・ポッターと呪いの子』出版!
今年の驚きは、
完結したと思われていた「ハリポタ」に、続編が出たこと!
舞台はオリジナルシリーズ完結から19年後、
ハリーは3人の子持ちのお父さんとなっています!
あのハリーが、パパなんですね〜
舞台のための脚本ということで、オリジナルシリーズとは少し違いますが、「ハリーのその後」が気になる方は、読みたくなる?!
「北アメリカ大陸の魔法界」と「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」
そして、「ハリポタ」のスピンオフ新作映画シリーズが公開になるにあたって、
そのベースとなる完全書き下ろし新作が、配信されています!
「ハリポタ」作者、新章「ファンタビ」に向け書き下ろし新作第2部「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」配信&特別映像公開
大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の公開(日本は11月23日)に向けて、原作者のJ・K・ローリングが書き下ろした完全新作「北アメリカ大陸の魔法界」の第2部「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」が、公式サイト「ポッターモア」で公開された。また、映画.comは、物語の概要を描いた特別映像を入手した。
「北アメリカ大陸の魔法界」は、これまで詳しく語られることのなかったアメリカの魔法界とその歴史を描いており、ローリングが初めて映画脚本を手がけ、1926年のニューヨークを舞台にした「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」につながる内容となっている。第1章の「北アメリカの魔法界の歴史」では、14世紀から映画の舞台となる1920年代までのアメリカの魔法史がひも解かれたが、今回公開される第2章では、ハリーたちが通ったホグワーツ魔法魔術学校の米国版ともいえるイルヴァーモーニー魔法魔術学校の詳細が明かされる。
・・・
「北アメリカ大陸の魔法界」第2部「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」は、「ポッターモア」(https://www.pottermore.com/writing-by-jk-rowling/ilvermorny-jp)で公開中。こちらのページにアクセスすることで、日本語版を無料で読むことができる。
(映画.com より引用)
紹介動画も公開されていますよ!
うん、この紹介動画だけでも、二時間映画にして欲しいくらいのクオリティ!!
ということで、実は魔法界はヨーロッパ以外のアメリカ大陸でも、広がっていたんですね〜
これからもさらに「ハリポタ」の魔法の世界は広がりそうですよ!
さらなるギリシャネタが出てくるかどうか、私も今後の動向に注目したいと思います!
新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」予告編!
そして、2016年のハイライトは、
スピンオフ映画
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
の公開です!
この映画の主人公は、
魔法動物学者 ニュート・スキャマンダー
舞台は1920年代のニューヨークへと移ります!
ニュートは、ハリーたちがホグワーツで使っていた教科書
『幻の動物とその生息地』
の作者です。
原作者のJ.K.ローリングさんも思い入れのあるキャラクターのようで、
なんと、彼の書いた教科書も出版してしまいました!
そんなニュートは一体どんな人物だったのか?
という謎が、この映画で明かされます!
ニュートを演じるのは、イギリスの演技派俳優
エディ・レッドメイン!
いいですよね〜、イケメン!!
そして演技もうまいし、言うことなしです!
今度はこのイケメン・エディが、私たちを魔法の世界に連れてってくれるとは! 楽しみですね!!
追記:新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」面白かったよ!
全世界期待が高まる中で公開された、「ハリー・ポッター」シリーズの新作映画
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
面白かったですよ〜 ぜひ見てくださいね!
エディ・レッドメインはやっぱり上手い!
*この映画について詳しくは、こちらの記事も合わせてご覧ください!