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ギリシャ神話

ギリシャ神話由来の名前「ヘレン」

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さて、

えっ、この名前ってギリシャ神話だったの?

のコーナーです。

日本でもすでにお馴染みの欧米に多い名前

「ヘレン」

というか、日本で一番有名な「ヘレン」さんと言えば、

西川きよし師匠の奥さんですけれども

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ま、このように、よくある名前なのですが、

これもギリシャ神話に登場する女性「ヘレネー」がその由来です。

ギリシャ神話のヘレネーと言えば、

絶世の美女

として有名です

もともとギリシャの英雄メネラーオスの妻でしたが、

トロイアーの王子パリスがその美しさを見て国に連れ帰ってしまい

妻を取られたメネラーオスは激怒

兄のアガメムノーンと共に、ギリシャ軍を率いてトロイアーに攻めのぼり

トロイアー戦争の発端となった

という、国と国との間の戦争まで引き起こしてしまったという美女です

この時、ヘレネーが自分でパリスに恋してついていってのか、

パリスが強引に連れ出したのか、

ここら辺は伝承も入り組んでいるのですが、

一番有名なのは

パリスの審判!!

三美神ヘーラー、アプロディーテー、そしてアテーナーが

誰が一番美しいかを競った時に

審判となったのがパリス

女神たちはパリスから勝利をもぎ取ろうと、勝たせてくれたら

パリスを「王にする」とヘーラー。「戦争で勝利させる」とアテーナー。

そしてアプロディーテーは「最も美しい美女を与える」、と約束したのです。

まあ言わば買収ですね(セコッ)

そして、パリスはアプロディーテーを選んで、

褒美として世界一の美女、つまりヘレネーを与えてもらって国に帰った

というわけです。

このパリスの審判は、美術界のそうそうたる大御所たちも描いているので、機会があったらぜひごらんください。

800px-Rubens_-_Judgement_of_Paris

 

 

 

 

ルーベンスの「パリスの審判」(1636年)

 

というわけで、ヘレネーはパリスに連れられて、国を後にしてトロイアーへと渡ることになりました。

それもこれも、ヘレネーが絶世の美女だったからこそ起きた事件だった、というわけです。

そしてトロイアー戦争を引き起こし、ひいてはトロイアーは最後には攻め滅ぼされてしまったわけですから、まさに傾国の美女!!

で、話は戻りますが、ヘレン(Helen)というのは、このヘレネーに由来する名前ですので、

絶世の美女の名前を堂々と名乗っている人たちが大勢いる

という、ちょっと恐れ多い状態なんですけれどもね

まあ、美しいことは良いことですよ

だって、トロイアーが落城した時、ヘレネーはどうなったかというと・・・

元夫メネラーオスは、初めは自分を裏切ったヘレネーを殺してやる!

と息巻いていたらしいですが、再びその美しい姿を見るや、

刀を思わず手から落としてしまい、結局国に連れて帰ったということです。

そう、やっぱり美人は得なんだね!!



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