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ギリシャ神話 星座のギリシャ神話

ペルセウス座流星群が見ごろだよ!夜空を眺めてみて!

どうも! イレーネです!

本日8月12日夜から明日朝にかけて、

ペルセウス座流星群見ごろです!

日本の北東の夜空にのぼるペルセウス座の近くに、流星群が出現しますよ!

流れ星に願い事をする絶好のチャンス?!

みなさん夜空の星を眺めてみてください!

ペルセウス座流星群を見よう!

というわけで、

本日8月12日夜から明日朝にかけて、

ペルセウス座流星群が見ごろとなるそうなんですよ〜

都会の明かりの中では難しいですが、

少し街明かりから離れた場所で、星がよく見える場所に行けば、よく見えるんだそうです!

方角は北東ですよ!

北東!

ぜひ見てくださいね〜

幸い、今夜は月明かりがなく、絶好の観測条件だそうです!

1時間に40個以上の流れ星かあ〜・・・

そんなに願い事、ある??

流星群の見物に行く前に、願い事をたくさん考えておいたほうが良さそうですね!!

どうぞお楽しみに!

ペルセウス座ってなに?

では、ここで一応、

今回の流星群が出現するという

「ペルセウス座」

って一体どんなものか、ご説明致しましょう!

「ペルセウス座」は北の空に現れる星座で、トレミーの48星座の1つとなっています。

ここで毎年、今話題の

「ペルセウス座流星群」

を見ることができるんですね!

位置としては、このようになっています。

この星座の α星 は、ミルファク(Mirfak)

これがペルセウス座で最も明るい星です。

β星は、アルゴル (Algol)

この星は、明るさが変わる「変光星」として有名です。

これらの星を繋げると、

ギリシャ神話に登場する英雄ペルセウスが、退治したメドゥサの首を持っているように見える、ということです。

いつも思うんですが、

こういう星の並びを見て、全体的にこういう人が見える、って不思議だなと。

人間のイマジネーションって、すごいですね!!

ギリシャ神話の英雄「ペルセウス」ってどんな人?

では、この星座

「ペルセウス座」

に名前を与えた

ギリシャ神話に登場する

英雄ペルセウス

って一体、どんな人でしょう?

では、まずペルセウスの誕生から・・・

ペルセウスの誕生

ペルセウスの母は、

ダナエ

という女性で、アルゴス王アクリシオスと妻エウリュディケとの間に生まれた王女でした。

ある日、父が神託で

「娘の子供に殺される」

という予言を告げられたので、

これを恐れた父アクリシオスは、娘のダナエを部屋に閉じ込めてしまいます。

しかし、最高神ゼウスがダナエを愛し、

ゼウスは屋根から黄金の雨となって入り込み、ダナエに降り注いだのだそうです。

そうして、ダナエとの間に英雄ペルセウスが生まれた、ということですよ!

神様が雨に変身するなんて、なんて不思議な神話!!


「ダナエに降り注ぐ黄金の雨」(紀元前450年から425年)

 

ペルセウスの追放

さて、そうしてゼウス神との間に、ペルセウスが誕生しますが、

父王アクリシオスはこれがゼウスの子とは信じてくれませんでした。

そりゃ、そうでしょう。

「神が雨になって来ました」

って言われてすんなり信じる人は、たとえギリシャ神話の世界とは言ってもいないのですよ!

そして、神託を恐れた父王は、この孫に殺されることを恐れて、

なんと!

親子を箱に閉じ込めて海に流してしまったということです!

ひゃー、残酷!

でも大丈夫ですよ。そこはやっぱりギリシャ神話!

流された親子は、セリポス島という島に、無事流れ着きました。

その島で、漁師のディクテュスという人に助けられて、ともに暮らすことになったということです。

 

メドゥサ退治

こうして親子3人で幸せに暮らしていましたが・・・

しかし、ペルセウス親子の苦難は続きます!

ディクテュスと平和に暮らしていたところ、

セリポスの王であるポリュデクテスが、ダナエに恋してしまいました!

ダナエを自分のものにしたい王様にとって、ペルセウスは邪魔者。

そこで、ペルセウスをダナエから遠ざけるために、無理難題をふっかけられてしまいます。

それは・・・

目を見たら石になってしまうという怪物メドゥサの首

しかし、この不可能と思われた無理難題を、ペルセウスは無事に成し遂げることができました!

これはとっても有名な話なので、ご存知の方も多いと思いますが、

メドゥサの目を直接見たら石になってしまうので、

ペルセウスは青銅の盾にメドゥサの姿を映して、直接目を見ることなくその首を落として倒したのです!!

 

こうして、メドゥサを無事に退治したペルセウス。

その首を持ってセリポス島に戻ると、ポリュデクテス王が無理やり母ダナエを自分のものとしようとしていたので、

彼にメドゥサの首を見せて石にしてしまった

ということですよ!

さすが、メドゥサの首は無敵だな〜

 

アンドロメダとの恋

そして、実はこのメドゥサ退治の帰り道に、ペルセウスは

エティオピアの王女アンドロメダ

が、怪物の餌食になろうとしているところを発見します。

美しいアンドロメダ王女を見たペルセウスは、自分の奥さんになってくれるなら、という条件で、彼女を助けてやりました。


ポール・ギュスターヴ・ドレ『アンドロメダ』(1869年)

ペルセウスも英雄ならそんな条件つけずに助けてやればいいと思うんですが、

こうして、ペルセウスはのちにアンドロメダと結婚したということです。

このアンドロメダも天に上げられて、

「アンドロメダ座」

となったということですよ!

この星座には有名な

アンドロメダ銀河

があって、これは地球から約250万光年の距離という、肉眼で見える最も遠い位置にある天体なんだそうです。

というわけで、

ペルセウスにまつわる神話を簡単にご紹介してみました!

今晩ペルセウス座流星群を眺めながら、

ギリシャ神話の英雄ペルセウスも、ぜひ思い出して上げてくださいね!

天体ショーをお楽しみください!

というわけで、本日8月12日夜から明日朝にかけては、

ペルセウス座流星群観測が楽しめます!

北東の空のペルセウス座で流星群が現れますよ〜

たくさん願い事をリストアップしておいて、流れ星を見つけてくださいね!

その時には、ギリシャ神話のペルセウスもぜひ思い出してください!

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