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ギリシャの基本情報

ギリシャのシエスタ

さて、本日はギリシャをはじめ地中海地域で行われている

「シエスタ」

という習慣について!

日本でも絶対取り入れた方がいいこの習慣、

ギリシャ人の元気の秘密?!

ご紹介しましょう!

シエスタはお昼寝だよ〜

さて、本日ご紹介するのは、ギリシャの古くからの習慣

「シエスタ」

ですが、これはあれですね、ひとことでいうと、

お昼寝するやつ

です。

この習慣はもう、都市部ではすたれてしまっているようですが、

田舎ではまだ残ったりしています。

具体的には、

・朝から午後2時くらいまで仕事

・その後一度お昼で家に帰り、ゆっくり昼食

・そして、お昼寝

・夕方くらいから仕事を再開

という生活パターンになるようです

ですので、レストランのお昼のオープンは

だいたい2時過ぎくらい・・・

以前田舎で12時くらいにお昼を食べようとしたら、

店が全部閉まってる

という絶望的な状況に追い込まれたことがあります。

お店の中に店員さんがいたので、聞いてみたら、2時過ぎにまた来てくれ

と言って断られました・・・

日本の習慣でいくと、12時くらいからお昼を取る習慣なので、2時待ってる間に結構お腹がすきましたよ

これで学習した私は、いつでも小腹が空いた時に軽く食べれるように、

ビスケットなどをカバンに入れておくようになったとさ!

シエスタは真夜中?!

聞いたところによると、

本来はこの午後2時くらいからの「シエスタ・タイム」は

日本人の感覚で言えば真夜中

くらいの、「みんなが寝る時間」

だったそうです。

以前、これも田舎の島を旅行していた時のこと、

このシエスタ・タイムに、私はたまたま街を歩いていました。

前方には、路上でたむろしている現地の若者たちがいて、大声で何かしゃべっていました

その時!

前方の家の二階の窓からお婆さんが顔を出し、

路上の若者たちにバケツの水をぶっかけたのです!!

どうやら、お婆さんがシエスタでゆっくり寝ている家の前で、

若者たちがたむろして騒いでいたので、

安眠を妨害されて怒ったようです

二階のお婆さんは水をかけた後も怒って怒鳴っていましたが、

若者たちはゲラゲラ笑って謝りもしませんでしたけどね〜

さすがギリシャ人、どっちもメンタル強い!!

まあ要するに、シエスタの間はみんなが寝る時間だから、

騒いで邪魔したりするのはマナー違反

ということのようです。

私たち旅行者も、路上で騒いだりしないように、気をつけたいですね!!

夜にパワー全開!!

そして、こうやってお昼にぐっすり眠っておくと、

夜になってもまだまだエネルギーが有り余っている

というギリシャ人特有の状態になるんじゃないでしょうか?

ギリシャの夜はゆっくりです

そもそもレストランの開店がゆっくりです。

首都のアテネなどは観光客に合わせてずっと開いてるお店も多いですが、

基本的にギリシャのレストラン・タベルナの夜の開店は、

そうですね〜

早くて8時過ぎでしょうか

でも、8〜9時くらいのお店って、

日本で言ったら5時台のカンジ

そう、お店は開いてるんだけど、まだお客さんもほとんどいない

お店に入っても、店員さんたちはまだ開店準備しているみたいな状態です。

で、日本で混み出すのが7時過ぎくらいからだとしたら、

ギリシャだと10時くらいのイメージですかね

そうして、ポツポツお客さんが増え始め、

にぎやかになってくるのが12時とか

1時過ぎても、ガンガンにぎやかに各テーブルでしゃべりまくり、

街にも人が溢れ、日中よりも華やかだったりします

これが週末だとしたらなおのこと盛り上がります

しかし1時過ぎるともう疲れて眠りたくなる日本人は、

ギリシャ人のエネルギーは切れることがない!!

食べるものが違うせいか・・・?

と真剣にそのパワフルぶりに圧倒されることになります!

いや〜、おそらくは

ギリシャ人のパワーの源はシエスタかも??

日本でも広まってほしい「シエスタ」

そんなわけで、ギリシャの特有の時間の過ごし方

シエスタ

について本日はご紹介しました!

最近は日本でもお昼の後の昼寝は体に良い、と、午睡を取り入れている会社や学校も現れているようですから、人間の体にいいのは間違い無いですよね。

何より、お昼寝は気持ちいいですからね〜!

しかも、夜に飲みに出かけても疲れ知らず!

日本でもシエスタが習慣にならないかな〜

いつかその日が来るまで、勝手にシエスタ普及運動をしていきたいと思います!

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