ついに話題の映画
『TENET テネット』
観てきました!
念願の大画面、 IMAX レーザーで!!
結論としては、これは完全に IMAX 仕様の映画なので、IMAXシアターで観るべき映画ですね!
上映が終了になる前に観れて良かった〜
まだIMAX上映は続くようですので、ぜひ一度体験してみてください!
『TENET テネット』IMAXレーザーで目撃!
ということで、すっかり出遅れてしまいましたが、
『TENET テネット』 IMAXレーザーで観てきました!
池袋のグランドシネマサンシャインにて!
気がついてみればIMAXレーザーの上映終わりそうになってたんです。
まだまだ大丈夫、空いてから行こうなんてのんびりしてたら、もうすぐ終わるということで慌てて行ってきました!
まだお客さんも入ってるのにIMAX 終了なの? もったいない、と思ったんですが、
『鬼滅の刃』がこの後始まるらしいですよ、あれIMAX 上映するとは思わなかった〜しかし集客が望める映画に明け渡すのは数が少ないIMAXレーザーシアターの定め。
とにかく急いで行かなくては! とチケットを取りました!
さて、そうして慌ててやってきた
池袋のグランドシネマサンシャインのIMAX シアター
ですが、いつも通りのど迫力大画面!
もう何度か観にきてるんですが、劇場に入るといつ見てもそのでっかさに圧倒されます!
目の前にそびえる大スクリーン!
圧巻です。
今回は前から5列目でしたが、それでもデカくてデカくて…見上げるように画面を眺めました。
この席より後ろの席は売り切れだったので、まだこれでもマシな方でしたが。これより前の席の方達は観るのが大変だったんじゃないのか・・・?
理想を言えばやっぱり真ん中の列が1番見やすいと思いますね!
それにしても大っきくて、この大画面を知ってしまうと他のシアターは物足りなくなっちゃうかも。
そして場内はほぼ満席の大盛況!
さすがノーラン監督の最新作は、待ってたファンがたくさんいるんですねー
公開からすでに数週間が経過してて、この盛況ぶり!
中にはもうすでに何回も見ている方たちもいるんだろうな。
と同士を見つけたような気がして、ほっこり・・・
IMAX シアターのための映画!
そして念願のIMAXレーザーで、
『TENET テネット』
を見て…
いやこのグランドシネマサンシャインの大スクリーンで見ることができてよかった!
この映画はほんとにIMAXシアターで上映するためのものだったんですね!
ストーリーの「時間の逆行」にははっきりはっきりって途中でついていけなくなってわけわかんなくなってたんですけど、その訳わからない時間を補うのが
ど迫力の巨大映像たち!
目の前にそびえ立つスクリーンに映し出されるのは
- オペラハウス大爆発!
- 超高層ビルの壁面をスパイダーマン!
- ほぼ実物大に写し出された飛行機の爆発!
- 超高速のカーアクション!
- ほぼ実寸大?の船!
とにかく大スクリーンに目を奪われる脅威の映像が続々と写し出されてくるのです!
これ一体どうやって撮ったんだ…
ほぼCD使ってないなんて信じられない!
撮影は、ノーラン監督常連の
ホイテ・バン・ホイテマ
ですが、これまでずっと二人三脚でノーラン監督の期待に応える映像を撮り続けていた撮影監督さんですので、彼だからこそ実現できたんでしょうね、この凄まじい映像たち!
しかしこのグランドシネマサンシャインの場合、通常の劇場より 140 %増で写し出されていると言う事ですから
IMAX じゃない通常の劇場で見てしまうと、この迫力がかなり減ってしまうんですよね、もったいない!
やっぱりノーラン作品はIMAXシアターで見なきゃだめですね!
上映期間に間に合ってよかった!
とにかくこれまでの映画の見てきた映像とはまるで違う凄まじい映像の数々で、上映時間はあっという間でした!
これで150分か・・・2時間半も経ってたの? そっちの方が逆にびっくり!
この後は、このグランドシネマサンシャインでも上映回数は減ってしまうようですが、まだIMAXレーザーで上映が続くようなので、
まだIMAXで見てない方がいたらぜひぜひ上映期間中に、この劇場で脅威の映像を目撃してほしいです!!
本当に百聞は一見にしかず、とにかくすごいので必見です!
個人的には、ノーラン監督の前作『ダンケルク』の衝撃は軽く超えました!
『ダンケルク』も相当にすごい映像体験だったんですけどね、それを上回る衝撃の数々でした!
*映画『ダンケルク』について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
ところで、『TENET テネット』ってどういう意味?
ところで、この映画のタイトル
『TENET テネット』
っていうのはどういう意味なのか?
気になったのでちょっと調べてみました。
この言葉は映画の中で合言葉みたいに出てくるもので、
意味としては、
「(ある集団の)主義、信条」
みたいなものを指すのだそうです。
なるほどね!映画の中でもちょっとそんなことを言ってたっけ・・・
そして、英語で「TENET」って前から読んでも後ろから読んでも同じ・・・
「回文」みたいなもの?
これは「時間の逆行」がテーマの映画にふさわしいタイトルなのですね!
前から進んでも「TENET」、逆から進んでも「TENET」!!
よく考えてみると、とっても深い意味をもつタイトルになってるんですね!!
『TENET テネット』のストーリーは・・・
さて、この映画、どうしてもまずはIMAXで映し出された驚異の映像から話を始めちゃいましたが、
肝心のストーリーはどうだったかというと・・・
映画のあらすじは基本的には、CIAのスパイだった主人公が、第三次世界大戦から人類を救うべく時間を逆行してその脅威に立ち向かう!
というものなんですが・・・
まあ要するに予告編を観ていただければ分かる範囲なんですが・・・
はっきり言って、そういうあらすじを聞いてても、ストーリーは全然わけわからん位に入り組んでて一回見て理解できる人がいたら本気で天才です!
そう、全然よく分からなかったの!!
以下、大胆なネタバレはしないつもりですが、どうしてもちょっとネタバレを含んでしまうので、まだ映画を見てない方は、以下は読まないでね!
***ネタバレ注意!***
いやぁー、正直、この映画見る前から多分こうなるんだろうなとは思ってましたよ!
だって自分は、ノーラン監督の「時間ものシリーズ」とも言うべき
『インセプション』
や、
『インターステラー』
を観ても、途中でもう時間軸についていけなくなってしまって、頭の中に「???」がひたすら飛びまわっていた状態でしたからね!!
この新作の『TENET テネット』は、それらを超えると言う話でしたから、いやー見る前から、これは自分には分かんないんじゃないだろうか、と言う気がしてましたけれども…
悲しいことに、ほんとに分かんなかったですよ!
しかも今回は、分かんなくなるのは前よりもずっと早く早い段階で分かんなくなりましたよ!
もう最初の方に、時間を戻る武器を見せられた時点から既に分かんなくなりましたよ!
あの原理わかる人います?
なんだかよく分かんないですけど時間が戻るんですよね??
だからこの後、全てはなんだかよく分かんないけど時間が戻るのね、
と思いながらただひたすら時間が過ぎていった!!
ということですよ、恐るべし、ノーランの世界!!
あの機械が戻すの?
どっからどこまで戻すの?
どっちがどっち?
なんで時間の両方から挟み撃ちができるの?
な〜んて、さっぱり理由はわからないんだけど、とにかく時間が逆行するってことでしょう?
って理解の程度はそれくらいでしたよね、ええ!
じゃぁそんな原理が分かんないんだったら、もう見てても面白くなかったでしょ?
て思う人もいるでしょう。
それがね…
つまんなくなかったんですよ!
それはどうしてかと言うと、もうもはや映像のマジックですね!
ノーラン監督がこだわり抜いた驚異のど迫力映像が続々と出てくるわけです!
ですからストーリーが訳分かんなくても全編楽しめます!
という、非常に異例の不思議な映画です!
これを読んで、そんなわけないだろうと思った人は、一度見ていただければ多分この私の言ってることを理解していただけると思います!!
ストーリーが全然分かんなくても、あーすごい、すごいものを見たなぁ、と満足して映画館を後にすることができます!!
これぞノーラン・マジック!!
でも全然分かんないままなのは悔しいので、この後何回か見直して、できる限りは分かるようにしたいと思っちゃうんだな〜。
こうして、まんまとノーラン・マジックにハマるんですね!
おそるべしです!
キャストも完璧!
そしてこの映画のすごいところは、
キャストも完璧!!
ってところです!
ノーラン監督は、いつもキャストもこだわり抜いて、すごい演技派の良い俳優さん達を取り揃えているなぁと思っていたのですが、今回もこのキャスティングは完璧でした!
全員どハマり!
今回主人公を演じた
ジョン・デビット・ワシントン
は、ノーラン監督作品初参加だったのですが、やっぱりすごくいい!
ノーラン監督が目をつけただけのことはありますね!
話題になった映画
『ブラック・クランズマン』
を見た時から、すごいいい俳優さんが出てきたなぁと思ってファンになっていたんですけれども、
今回のこの作品を見て、もうそのカリスマぶりというか、俳優さんとしてのスケールに釘付けになりました!
演技がうまいのはもちろんなんですけども、そのたたずまいにまず、カリスマ性というかオーラがあるんですよ!!
もちろん、
かの名優デンゼル・ワシントンの息子さん
というサラブレッドでもありますが、その話題性だけじゃなくて、ご本人の素質もすごい!
ルックスも文句なくかっこいいし、背が高くてスタイルもいいし、ほどよく鍛えられた体でスーツもばしっと着こなしますし、
しかも元アメフトの選手だっただけあって、アクションシーンもものすごい迫力です!!
息止まるかと思った! 戦闘シーンは必見です!
つまり、びっくりするほどパーフェクトな俳優さんです!
弱点無し!!
これは2020年代は、ジョン・デビット・ワシントンの時代になりそうだなぁ
これから出演作も目白押しになるでしょうし、活躍が楽しみですね!
そして主人公に協力するニールを演じた
ロバート・パティンソン
も凄く良かったですね!
『トワイライト』シリーズで有名な俳優さんです。
どこか影があって、ノーラン監督好みの俳優さんだなぁという気がしました。
ノーラン監督作品常連のキリアン・マーフィーにちょっと雰囲気が似てる感じですね。
彼もこの後『バットマン』で主演をするそうですので、これからの活躍が本当に楽しみです!
はっきりってこれまでは、それほど注目してきた俳優さんではなかったのですが、こんないい俳優さんを全然見落としてたな、もったいない!と気付かされました!
彼もこれから出演作が増えそうですし、今後の活躍が本当に楽しみです
そして主人公と心を通わせる女性キャットを演じた
エリザベス・デビッキ
今回初めて映画で見たのですが、すごい人材ですね!
彫刻のような完璧な美貌!!
そして演技もうまいです!
しかもなんと身長190センチの10頭身!!
ちょっと人類の基準を超えているような感じの、実在の人間とは思えない位の凄まじい美しさです!
この人と並んで歩くシーンで、主人公のジョン・デビット・ワシントンが、あれ、ちょっと顔でかい? と一瞬思ったんですが、
そうじゃなくてエリザベス・デビッキ様がスタイルが異常なの!
異常に顔が小さくて手足が長いの!
これはホント凄い!!
シャーリーズ・セロン大先生を越えてきたスタイル!
すばらしいんですけど、これは隣に並ぶ俳優さんも選ぶ人だなぁ・・・
男性でも身長でまず負けるし、あの美貌で横に並んだだけで完全に飲まれちゃいますからね。
隣に並んで堂々と、引け目なく歩いていたのは、やっぱりジョン・デビット・ワシントンの凄さなんだと改めて思いました!
今後このエリザベス・デビッキ様は、どういった活躍をしてくれるんでしょうか?
これまでの出演作なども見直して楽しみに待ちたいと思います!
その他のキャストの目玉としては、これもノーラン監督作品常連の
マイケル・ケイン大先生
が出演してくれたことですね!!
今ネットで見てみたら、
なんと御年87歳!
すごいお元気です!
やっぱりずっと現役の方達って、いつまでも若々しいんですね!
これから先もまだまだ活躍して、次のノーラン作品にもぜひご出演いただきたいです!
そしてこれもノーラン監督が絶大な信頼を寄せている
ケネス・ブラナー
は今回は悪役、セイターでした。
いつもと全く雰囲気が違ってて、さすがにうまい役者さんだなぁ、と思いましたね!
とにかく凄い迫力でした、お見事です!
音楽もカッコいい!
そして個人的には、
この映画の音楽もすごく良かった!!
かっこよくって音楽だけでももう一回聞きたいと思ってしまっています!
音楽を担当したのは誰だろうと調べてみたところ、
スウェーデンのルドウィグ・ゴランソンさん
これまで担当した映画は、
『ブラックパンサー』
『ヴェノム』
など、すでに話題作目白押しの注目の若手音楽家!
あの『ブラックパンサー』では、アカデミー賞も受賞されている実力派です!
とにかくかっこいい音楽で、これがIMAXシアターの最新鋭音響設備で流れたものだったから、迫力倍増でした!
やっぱり映画は総合芸術だから、視覚と聴覚が噛み合ったときにものすごい効果が発揮されるんですよね。
その点ノーラン監督に死角なしでした!
とにかくかっこいい音楽だった!
サントラも聞いてみようかと思います!
『TENET テネット』ぜひ観てね!
と言うわけで、超話題の映画
『TENET テネット』
を、念願のIMAXレーザー大画面で見てくることができました!
というレポートでした!
まぁはっきりって、ストーリーは全然わけわかんなかったんですけど、
とにかく映像がすごい!
俳優さんもすごい!
音楽もすごい!!
で、夢中になって見ている間に、あっという間に上映時間が過ぎ去った! という印象です。
ノーラン監督はいつもながらですが、IMAX映像の可能性にいち早く注目して、その可能性を最大限に引き出すことを念頭に映画を作っているので、この『TENET テネット』も
IMAXありきの超大作映画だったなあ
というのが強く印象に残りました!
改めてIMAXの大画面で上映しているうちに見れてよかった!
まだこの映画をIMAXで見たことがない方は、ぜひIMAXシアターでの上映が終了する前に急いで見に行って欲しいです!
IMAXシアターでの上映が終了してしまうと、その後はもうしばらく見ることができないと思いますので、ぜひぜひ今やっている間ですよ!
映画館でぜひ、目撃してね!
新型コロナの影響下での映画館での上映について
最後に、気になる方もいると思うので、
新型コロナの影響下の映画館はどうなってたか?
について。
今回私の行ったグランドシネマサンシャインでは、今でも
- 見るときには必ずマスクを着用
- 座席は1つずつ空けて距離をとる
- 時間差退場で出入り口の密を避ける
という対策を取っていました。
しかし終演後のトイレやエレベーターエスカレーターなどで、ある程度密になってしまうのはもう仕方ないですね。
でも私の行った回のお客さんたちは皆さんマナーも良く、全員マスク着用で大きな声を出すような人もいませんでしたし、比較的安心して見ていただけるんじゃないかなという印象を持ちました。
もちろん私は持病もなくて健康に不安もないから、マスクと手洗い、そして除菌シートなどで感染対策をして、映画を楽しんで見ることができましたが、
やはり健康上に少しでも不安がある方は、まだ思いっきり映画を楽しむという状況にはなってないのかな、というような気もしています。
1日も早く新型コロナウィルスがおさまって、全員が気兼ねなく映画を楽しめるようになるといいですね!
特にこの映画『TENET テネット』は、映画館で見ることにその価値がある映画だと思うので、本当に1人でも多くの方に安心して映画を見ていただけるように早くなってほしいです!
*この記事に興味を持った方は、こちらの記事も合わせてどうぞ!