どうも! イレーネです!
本日は、北の空に輝くおなじみの星座
カシオペア座
のギリシャ神話をご紹介します!
この星座はエチオピアの王妃が天に上げられたという神話が残っているんですよ!
そのエチオピア王妃の運命とは、一体どんなものだったのでしょう?
カシオペア座ってどんな星座?
それではまず、北の夜空に輝く
カシオペア座
って一体どんな星座なのか、ご紹介しましょう!
といっても、日本でもあまりにも有名な星座ですから、多くの方がご存知だと思いますが、
北極星の近くに輝くダブリュー(W)の形の星座です!
これはとっても見つけやすい星座なので、自分でも簡単に空に見つけられます。
このダブリュー(W)の形が見つけやすいんですよね。
そしてこの近くに北極星があって、対極には北斗七星がデーンと並んでいます。
北の空をいろどるおなじみの星々ですよね〜。
ダブリュー(W)の形になる5つの星は
アルファ星:シェダル (胸)
ベータ星:カーフ (手)
ガンマ星(変光星):(名前ないらしい?)
デルタ星:ルクバー (膝)
エプシロン星:セギン
という星々で、これが繋がって女性の姿に見える、ってことなんですが、
想像力の乏しい自分にはダブリュー(W)にしか見えないよ!
心の目を磨かないと!
エチオピアの王妃カッシオペイアの星!
さて、この星座にまつわるギリシャ神話ですが、
この星座はエチオピアの王妃
カッシオペイア
が天に上げられた姿だということです。
そう、正しくは「カッシオペイア座」ってことなんですが、日本ではもうすっかり「カシオペア座」でおなじみになっているので、ここでは「カシオペア」にしときますね。
さて、この女性カシオペアは、太陽神ヘルメスの子アラボスの娘で、
エチオピアの王様ケペウスの妻
です。要するに、王妃様ですね。
(*実はその他にも別の男性の妻だった、という伝承もあります)
そして
王女アンドロメダの母
でもあります。
そう、実はこの王妃カシオペアが、「娘のアンドロメダは海のニンフのネレイスたちより美人だわよ〜」と自慢したために、
海の神ポセイドンの怒りに触れ、
娘のアンドロメダを海の怪物に捧げなくてはいけなくなってしまったのでした。
最終的には、アンドロメダは英雄ペルセウスに救出されたので結果オーライですが、
お母さんが「自慢しい」だったために娘はエライ目にあった、
という教訓にもなる(?!)神話ですね!
まあこの場合は、カシオペアは神様を見下す「ヒュブリス」(傲慢)という罪を犯してしまったのでその罰を受けたわけですが、
現代の日本でも、子供の自慢ばかりして神をもバカにするような行為は、やっぱりバツを受けるかもよ?!ご用心!
そしてカシオペアは天に上げられてカシオペア座になった、というわけですが、
星座も仲良く娘のアンドロメダ座のお隣です。
ということで星になっても離れないこの親娘ですが、もう娘に迷惑をかけるようなことはしないで欲しいですね!
*アンドロメダについて詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
*アンドロメダを助けた後に妻とした英雄ペルセウスについて詳しくは、こちらの記事もどうぞ!
自慢しいのエチオピアの王妃も思い出してね!
ということで本日は、
北の空に輝く「W(ダブリュー)」の形をしたおなじみの星座
カシオペア座
これはギリシャ神話に登場する
エチオピアの王妃カッシオペイア
が天に上げられたという星座なんですよ!というお話でした!
ついうっかり美人自慢をしてしまったために、娘アンドロメダを散々な目に合わせてしまった女性、ってことですので、
これから夜空に浮かぶカシオペア座を見るときには、
「自慢しいはよくないよね」って思い出していただけると嬉しいです!
やっぱり人間、謙虚じゃないとね!
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