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[ギリシャ神話 ]アラクネーってクモなの?!

更新日:

どうも!イレーネです。

本日は

ギリシャ神話と変身

のお話しです。

ギリシャ神話って、人間が動物や植物などに姿を変えられてしまう

ってお話が多いんですが、

かわいそうな女性

アラクネーは、クモに姿を変えられてしまった!

っていうお話を本日はご紹介したいと思います!

PIRO4D / Pixabay

女神と張り合ったばっかりに・・・

さて、というわけで本日は、

かわいそうな女性

アラクネー

のご紹介!

アラクネーは織物が大変上手な女性で、

腕前は女神アテーナーにも勝る、って自慢したので、

その自慢に怒った女神アテーナーが

そうかそれなら私と勝負しな!!

ということで、なんと女神と織物の勝負をすることになっちゃったんです。

そして織物勝負では、二人で同時に織物を織ったのですが、

アラクネーは女神に勝るとも劣らない、それはそれは見事な織物を織ったんですね。

しかも、その織物の模様は、神様たちと人間との恋愛模様だったので、

女神アテーナーはそれを見て、激怒!

出来栄えがいい上に、ちょっと神様を小バカにしているような題材だったので、さらに気に入らなかったんですね。

怒りに燃えた女神アテーナーは、アラクネーを打ちつけた上にその織物を破り捨ててしまったのです。

アラクネーはこれを嘆き悲しんで、首をつって自殺してしまったということなんです・・・

かわいそうなアラクネー・・・

女神アテーナーはその後、アラクネーがずっと織物を織っていられるようにと、

アラクネーの姿をクモに変えた

ってことです。

だから今でも、クモたちはずっと、巣を糸を吐いて織っていますよね!

というお話なのでした。

う〜ん、生まれ変われるとしても、クモになるなんて絶対イヤだよ〜!!

と心から叫びたい神話なのでした。

アラクネーも、散々な目に合わされたなあ〜と思ってたり?!

ベラスケスの名画にも!

さて、このお話、

実は超有名な名画の題材にもなっています。

それは、歴史の授業で聞いたことあるかな?

スペインが生んだ17世紀バロック絵画の巨匠

ディエゴ・ベラスケスの描いた

『織女たち』

あるいは『アラクネの寓話』とも呼ばれる絵画です!


ディエゴ・ベラスケス『アラクネの寓話(織女たち)』(1657年頃)マドリッド、プラド美術館所蔵

この絵は、ぱっと見は手前の織物を織っている女性たちに目が行くんですが、

その部屋の奥を見ると、壁にタペストリーがかけてあって、

その前には、ヘルメットをかぶった女性が!

これは、戦争の女神でもあった女神アテーナーの姿です。

そして、女神アテーナーは、ある女性に向かって、鞭のようなものを振り上げていますね。

この女性こそアラクネーで、今から怒り狂った女神に打ちつけられるところです。

あ〜かわいそう・・・

痛いだろうな〜・・・

という、一瞬の様子を描いているんですね!

こんな目立たないように、アラクネーのギリシャ神話が描かれているなんて、

ベラスケスもなかなか、粋なことしてくれますよね!!

でも、この神話を知らないと、この仕掛けもよく分からないので、

みなさんぜひ、このアラクネーの神話を知ってくださいね!

「アラクノフォビア」は「クモ恐怖症」!

話は変わりますが、

みなさん、クモ怖くないですか?!

自分イレーネは、すんごく怖〜い!!

部屋の中にあの姿が登場すると、「ひっ」と一瞬、固まります!!

小さいのでも恐ろしいのに、でっかいやつとか、もう絶対無理!!

それがイヤだから南国に移住するのもまず無理だわ〜

と思うくらい、イヤですね〜

その証拠に、このページにも、クモの写真は載せないですよ! イヤだから!

でも人類は、本能的にクモを怖がる習性があるらしいんですよね〜

これが極端になったのが、

いわゆる

「クモ恐怖症」!

英語では、

「アラクノフォビア」

って言いますが、これはもともとギリシャ語!

ギリシャ語で「フォボス」は「恐怖」で、

クモに姿を変えられた女性「アラクネー」の名前も入っていますね!

まあ、そういう症例があるくらい、人類はクモが怖いのよ!

なんでかな〜

やっぱり、動きが気持ち悪いのと、巣が気持ち悪いのと、

最悪の場合は毒を持ってる、ってところじゃないかなと思います!

人類の命を守りたい願い、

それが「クモ恐怖症」となって現れているのだ!

自分としては地球上からクモが消えてくれても全然構わないんだけど、

生態系が壊れるだろうから、きっと保護するんだろうな、そうなったら。

でも、それくらい、クモはイヤなんです!!

お空の雲ならいいんだけどね〜・・・

scholty1970 / Pixabay

そしてこの「クモ恐怖症」=「アラクノフォビア」は、映画のタイトルにもなっていますので、観た方も多いかもしれません!

スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を担当した

アラクノフォビア

アラクノフォビア [DVD]
Posted with Amakuri
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント

え? 自分イレーネはこの映画を見たかって?

見るわけないでしょ!!

クモ嫌いなんだから!

自分はクモに耐えられる、クモの映画だって見れる! という勇気ある方だけ、どうぞ!!

クモの巣を見たら、アラクネーを思い出してね!

というわけで、本日は、

クモに姿を変えられてしまったかわいそうな女性

アラクネー

についてご紹介しました!

あの、虫のクモを見て、織物が上手な女性のお話を考えつくなんて、ギリシャ人のイマジネーションって、すごいわ〜

みなさんも、次に自宅かどこかでクモの巣を発見したら、

このギリシャ神話のアラクネーを思い出してあげてくださいね!

まあ、速攻で巣は取っちゃうと思いますけどね!

そんなところもかわいそうな、アラクネーなのでした!

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