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映画「プラネタリウム」思ってたのと違ってちょっとガッカリ・・・

ヤー! イレーネです。

公開を楽しみにしていた

ナタリー・ポートマン

リリー・ローズ・デップが主演の映画

「プラネタリウム」

10月1日映画の日に、「パターソン」とダブルヘッダーで鑑賞してきましたよ!

う〜ん、でもね・・・

正直に言うと、思ってたのと、違った!!

ちょっとガッカリのほろ苦い「プラネタリウム」だったので、感想をまとめておくよ!

美人女優競演の「プラネタリウム」

9月23日(土曜)から公開の始まった新作映画

プラネタリウム

2016年 フランス・ベルギー合作映画

監督: レベッカ・ズロトブスキ

脚本: レベッカ・ズロトブスキ、 ロバン・カンピヨ

撮影: ジョルジュ・ルシャプトワ

美術: カティア・ビシュコフ

キャスト: ナタリー・ポートマン、リリー=ローズ・デップ、エマニュエル・サランジェ、ルイ・ガレル、アミラ・カサール

解説: 野心家の姉ローラと純粋な妹ケイトは、人々の心を虜にするスピリチュアリスト。
彼女たちは、本当に“見えている”のか? それとも・・・。

1930年代。アメリカ人スピリチュアリストのローラとケイトのバーロウ姉妹は、憧れのパリへと向かう。聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。死者を呼び寄せる降霊術ショーを披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな二人の才能に魅せられたやり手の映画プロデューサーのコルベンは、世界初の映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして姉妹の力は本物なのか?
見えない世界を見せられるのか?姉妹の運命が狂いだす―。
フランス映画界のソフィア・コッポラと名高い、美貌の天才レベッカ・ズロトヴスキ監督。

(映画「プラネタリウム」の公式サイトより)

というこの映画、

美貌と才能を兼ね備えて、今やハリウッドを代表する女優となった

ナタリー・ポートマンが姉のローラを演じ、

ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘、

今大注目の新進女優リリー=ローズ・デップが妹のケイトを演じるという、

絶妙のキャスティングと、

「死者を呼び寄せる降霊術ショー」

という題材に興味があって、さっそく見に行ってきました!!

・・・んですけどね〜

ちょっと当てが外れちゃった!!

その理由はですね・・・

以下はちょっとネタバレも含むので、まだ見てない方は見ないでね!!

*映画「プラネタリウム」については、こちらの過去記事もどうぞ

映画「プラネタリウム」本日公開!姉妹の霊能力は本物か?

姉妹?!・・・にしては・・・

この映画の見どころの一つには、

ナタリー・ポートマンと、

注目の新人女優リリー=ローズ・デップが、美人姉妹役!!

というところですよね!

かくいう自分もこれを目当ての一つで見に行ったわけなんですけど・・・

確かに、ナタリー・ポートマンはいい女優さんです。自分も好きな女優さん。

表情の微細な動きとかも得意ですし。

ただね〜

実際に映像で動くところをみると、

この映画の中でリリー=ローズ・デップと「姉妹」っていうには、年が離れすぎていて・・・

ナタリー・ポートマンも、実年齢はもう36歳かあ。

いや、とにかく美しいし、年齢より若く見えるのもあるんだけど・・・

この役の設定だと、独身で、10代の妹がいる、って設定だから、もう10歳は若い女優さんじゃないと、見てて違和感・・・

リリー=ローズ・デップは実年齢18歳だから、年齢差が18歳もあるんですよ。

それで姉妹は、正直、苦しい・・・ 

下手したら親子!

しかも、映画の中のリリー=ローズ・デップの演じるケイトは、どうも10代前半、13〜15歳くらいの設定なんです。

映画の中でリリー=ローズ・デップも、幼く見えるように演じてるし。

そうなると、さらに年の差が広がっちゃって。

「姉妹」のキャスティングは無理があったんじゃないかなあ。

監督はナタリー・ポートマンを使いたかったんだと思うんだけど、少なくともこの映画の世界を考えると、

ローラ役は20代半ばまでだったと思う。

あえてここまで年齢差のある二人を「姉妹」としたからには、何か事情のある「姉妹」だとか、実は血のつながりがないとか、

そこらへんのストーリーまでないと、難しいと思うな。

特に映画では容赦なく大スクリーンにアップの映像で観客は見るわけだから、

どうしてもそこらへんの違和感はぬぐえなかったです。ええ。

姉妹の降霊術は中途半端〜

そして、この映画で自分的に一番期待してたのは、

このナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップの姉妹が、

降霊術を行う霊能力者、っていう設定だったんですけどね。

そう、見えない世界と交信する女性の存在って、古代ギリシャの時代から脈々と受け継がれているものでもありますんで。

ギリシャ神話のカッサンドラが、神アポロンから予言の術を授かって、

他の人には見えない将来を予言していた、っていうのは、有名なエピソード!

*カッサンドラについては、以下の過去記事をご参照ください!

[ギリシャ神話]悲劇の予言者・カッサンドラ!

そして、このカッサンドラは、正しい予言をしても、

みんなに嘘つき呼ばわりされて、信じてもらえなかった!

っていうのが最大の悲劇だったのです。

だから、この映画「プラネタリウム」でも、予告編では

「彼女たちの霊能力は本物なのか?」

ってところがメインで出てきているようだったので、

そこらへんをどんなふうに描くのかな?

現代のカッサンドラみたいになるのかな?

って期待して見に行っちゃってたんです。

でも〜・・・

この映画の中では、見てみると、そ〜んなに彼女たちの能力が

果たして本物か? 偽物か? 怪しい姉妹・・・

みたいに、ストーリーの焦点になることはなかったんですよね〜

え〜、ガッカリ!!

最初から、彼女たちは明らかにお金に困ってるし、金目当てなのはすぐに観客に種明かしされちゃってます。

降霊術のシーンもショーアップされているので、それほどミステリアスでもなかったし。

最初から「はい、詐欺なんでしょー」ってシラケちゃった。

もう少し、観客に期待させてくれてもよかったのでは???

そしてどちらかというと、この映画のメインは、

彼女たち姉妹の前に現れた、いわくありげな映画プロデューサー、コルベン(エマニュエル・サランジェ)と、

姉妹たちとの、ある意味エロティックな、怪しい関係、っていったところですね〜。

姉妹たちは、コルベンに頼まれて、「私的な降霊術」もやってあげるんですが、

これってはっきり言って、セックスの隠喩なんですよね。

だから姉妹の間で、コルベンをめぐって嫉妬みたいな感情も生まれて、三角関係みたいになってる。

そして、姉ローラの映画デビューは、本当に降霊術とはあんまり関係なかったりする。

単なる女優デビューね。美人だから。

そして映画の後半だと、どっちかっていうとコルベンの過去が明かされていくところに焦点が移っちゃってる。

え〜〜〜〜っと・・・

私が見たいのはそういうんじゃなかったの〜!!

だから、降霊術は? 見えない世界は??

美人姉妹と、いわくありげな映画プロデューサーの、愛の駆け引きが見たかったわけじゃないの〜!

まあ、そういう、危うげなエロティックって、いかにもフランス人が好きそうだし、

実際その関係の描写で映画を楽しんで帰る人たちも多くいるんだとは思うけど・・・

このストーリーだったら、姉妹の得意技は「降霊術」じゃなくて、「マジック」でも、「暗記術」でもなんでもよかったな。

まあ、映画の予告見て、勝手に期待しちゃってた自分が悪いんだけどね!

中途半端な設定が多すぎて〜・・・

そして、この映画「プラネタリウム」を見終わって、

もう一つがっかりしちゃったのが、まとまらないまま映画が終わっちゃったネタの多さ!!

え〜、あれ何だったの?

結局何だったの?

って言うのが、多すぎて〜・・・

姉妹は何でフランスに来たのか?

これ、結局よくわからない!

何でわざわざアメリカからフランスに渡ってきて降霊術ショーをやってたの?

お金持ちのパトロンに旅費を出してもらって、ってことなら分かるけど、そうでもないみたいだし。

当時にアメリカからフランスの旅費って、結構かかったと思うんだけど・・・

何で姉妹だけなの? 親は?

そして、これも触れられなかった。

妹のケイトは、まだ学校に行ってる年齢の設定なのに、姉妹に親はいない。

何で?

なのかは、スルー。

何でケイトの眉毛は途切れてるの?

そして、リリー=ローズ・デップが演じている妹のケイトは、

右眉が途中で途切れちゃっているのが、容姿の特徴です。

当然ながら普段のリリー=ローズ・デップの眉毛は途切れていません。

*参考

ということは、この役の眉毛が途切れているのは何か意味がありそうなものだけど・・・

これもスルー!!

スルーするなら、眉毛途切れて登場しないで欲しかった〜!

モヤモヤ〜・・・

ルイ・ガレルも出てきたのに・・・

そして、キャストには、多分フランス映画では有名俳優の部類に入る、

ルイ・ガレルも出てきます。

そして、映画初出演のローラを相手に、熱いキスシーンを披露するので、

あ〜、この人は、後で重要な役になるのかな?

・・・と思いきや・・・

まさかのそのまま、スルー!

ただの共演者!

え〜、何でそのために、ルイ・ガレルが出てきたの??

お父さんはフィリップ・ガレルのサラブレッドなのに・・・

もっと何か、キャラに発展させても?? よかったのでは???

と、モヤモヤ〜・・・

まさにイケメンの無駄遣い!!

・・・って、こんなふうに、なんだか、あれって何だったの?って言うのが見終わって多すぎて〜・・・

消化不良な映画でした・・・

せめて最後には、ある程度まとまりをつけて欲しいよ〜

美人姉妹を見るには良い映画

って、ついつい文句ばかり書いちゃいましたけど、

まあ良いところをあげてください、と言われれば、

ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップって言う、

この上もなく美しい二人を大画面でしみじみ見れたことでしょうか。

1930年代のフランスの衣装も素敵でした。

ナタリー・ポートマンの、赤いドレスの衣装は忘れられない!

ナタポーファンにはたまらないショットでしょう。

セミヌードもあるしね!

彫刻みたいにとってもキレイ!

そして、注目のリリー=ローズ・デップ!

両親がジョニー・デップとヴァネッサ・パラディっていう、スーパー・サラブレッド!

やっぱりキレイでしたよ!

アップになった時に、何とも言えないオーラがあったし。

でもこの「プラネタリウム」では、セリフも少なかったし、

それほど演技力を発揮する場面はなかったので、その実力はまだ未知数!

この映画はまあ、ナタリー・ポートマンの映画でしたね。

ナタポーファンにはオススメの映画です。

リリー=ローズ・デップの真価は、また次回作で見せてもらおうっと。

結局思ってたのと違った〜

というわけで、

映画「プラネタリウム」は、

何だか思ってたのと違う映画だったよ〜・・・

というお話でした!

はっきり言って、予告編が一番面白かったな!

まあでも、ダブルヘッダーで見たのが、

ジム・ジャームッシュの「パターソン」だった、っていうのもよくなかったかも。

円熟の域に達してきたジム・ジャームッシュ監督作品と一緒に見ちゃうと、どうしてもアラが目立っちゃうっていうか・・・

「プラネタリウム」のレベッカ・ズロトヴスキ監督は、まだまだこれからの新進監督ですからね!

だからどうしても、家に帰ってから思い出すのは「パターソン」の名シーンばっかりだった、

っていうのはしょうがないかも。

「パターソン」は、とってもよかった!!

オススメですよ〜

映画「パターソン」ジャームッシュのこの上なく幸せな世界!

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