ギリシャの映画

ギリシャ勢の2017年オスカー受賞は??

どうも、イレーネです!

ついに、本年度の米アカデミー賞が発表されました!

今年は、ギリシャ勢が一挙に3人もノミネートということで注目されていました!

さすが、文化・芸術方面には層が厚いギリシャ。

一挙に大量獲得もありうるのか?

結果はどうだったのでしょう?

ノミネートの結果は・・・

今年度の第89回アカデミー賞でノミネートされているギリシャ勢は、

ヨルゴス・ランティモス監督が 『ロブスター』で脚本賞

ダフニ・マツィアラキ監督が 『4.1 Miles(原題)』で短編ドキュメンタリー賞

衣装デザイナーのメアリー・ゾフレスさんが 『ラ・ラ・ランド』で衣装デザイン賞

という顔ぶれです!

これだけの数ノミネートされるだけでも快挙と言ってもいいですよね〜

だって、ギリシャの人口って、1000万ちょい、って東京都くらい。

そこから、これだけ評価される人たちが出てくるんですからね、たいしたものです。

それで結果は・・・・部門別にご紹介!

脚本賞は?

まず最初に、

ヨルゴス・ランティモス監督が 『ロブスター』でノミネートの

脚本賞!!

これも主要部門の一つで、ノミネートされただけでもたいしたものです。

『ロブスター』は、架空の国(?)が舞台で、

ここではカップルじゃない男女はホテルに隔離され、

そこで45日以内にパートナーを見つけないと、動物に変身させられる、

という奇想天外なストーリー。

その斬新な着想が評価され、脚本賞にノミネートされました。

*『ロブスター』についての詳しい内容は以下の過去記事をご覧ください!

そして、発表された結果は・・・・

脚本賞は 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の、

ケネス・ロナーガンさんに送られました!!

* 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」予告編

あ〜、残念ながら、

ギリシャの新鋭、ヨルゴス・ランティモス監督は受賞を逃してしまいました!

ランティモス監督としては、

2010年に 「籠の中の乙女」で、

第83回米アカデミー賞で、外国映画賞にノミネートされて以来のオスカーへの挑戦でしたが、

残念ながら今回も受賞はなりませんでした!

う〜ん、でも、映画を見た感想としては、これは多分アメリカのアカデミー賞向けの作品ではなかったので、

まあ本人もさほど期待してなかったんじゃないでしょうか。

とってもシニカルな笑いと、生命に対する皮肉や、

強烈な社会批判も込められていると思うので、

そういう作品はカンヌなどでは評価されても、米アカデミー賞じゃないですよね〜。

まあでも、二度もノミネートされている、ってそれだけでも十分才能は評価されていますので、

ランティモス監督にはマイペースに自分の創作活動に打ち込んで欲しいと思います!

受賞は逃しても、この映画『ロブスター』は批評家たちからも高い評価を受けた作品ですので、

気になる方は是非、この機会に見てみてくださいね!

*映画『ロブスター』予告編

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それに、今回受賞した「マンチェスター・バイ・ザ・シー」もなかなか面白そう!

公開されたら、見に行っちゃおうかな〜

*見ました!いい映画でした!泣きました!よかったら見てみてください!

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短編ドキュメンタリー賞は?

そして、二つ目は、

ギリシャのダフニ・マツィアラキ監督作 『4.1 Miles(原題)』がノミネートされた

短編ドキュメンタリー賞

この 『4.1 Miles』は、イラク・シリアで起こった内戦危機により、

ギリシャのエーゲ海に浮かぶレスボス島へ難民たちが小さなボートに乗って殺到するようになり、

それを救助する沿岸警備隊たちの戦いの日々を追ったドキュメンタリーです。

頼りないゴムボートに難民たちが鈴なりになって、

荒れた海を渡ってくる映像には胸が苦しくなるような思いがしました。

小さな子供やお年寄りまで、危険を冒して海を渡ってやってきます。

当然、途中で失われる命もあり・・・

日本ではあまり報道されることのない、シリア難民の苦難を垣間見ることのできる作品です。

*『4.1 Miles』について詳しい情報は、以下の過去記事をご覧ください。

さて、こちらも、発表された結果は?

・・・・・・

本年度の米アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞を受賞したのは、

『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』

でした!

う〜ん、残念ながら、ギリシャのダフニ・マツィアラキ監督作 『4.1 Miles(原題)』は受賞することはできませんでした!

でも、奇しくもこの受賞作品『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』は、

同じくシリア危機を扱っているんですよね。

シリア内部で、空爆下の市民たちを救うために活動する民間防衛隊を追ったドキュメンタリーです。

この「ホワイト・ヘルメット」の活動は、報道番組でも注目され、取り上げられてきました。

「ホワイト・ヘルメット」は、パン屋さんなどの一般市民の組織で、

爆撃があると、現場にいち早く急行し、救助活動にあたるのだそうです。

そのため、「ホワイト・ヘルメット」のメンバーも常に危険と隣り合わせです。

今回の受賞作品『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』は、

このメンバーに密着し、爆撃の現場で活動する姿を捉えています。

予告編を見ただけで、爆音の中で駆けつける彼らの姿に思わず涙・・・

本編映像は、ニュース映像とは全く違った緊迫感に溢れていました!

*『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』予告編

これも是非、本編をしっかり見ておきたい作品だと思います。

衣装デザイン賞は?

そして、今回実は一番オスカーに近いと思っていたのが、

コスチューム・デザイナーのメアリー・ゾフレスさんが『ラ・ラ・ランド』でノミネートされていた

衣装デザイン賞!!

『ラ・ラ・ランド』の画面を色で溢れさせるために、

大量のコスチュームを用意して、色とりどりの美しい画面を作り上げました!

女性たちのワンピースの色・色・色!

見ているだけで楽しい気分になりそうなコスチューム!!

予告編を見ると色の洪水!!

さて、これだけのコスチュームを担当したのが、

ギリシャ系アメリカ人のメアリー・ゾフレスさん。

『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネートで、今回のアカデミー賞の目玉と言われてましたので、

当然メアリー・ゾフレスさんもオスカーを取れるだろうと思っていました。

*『ラ・ラ・ランド』についての詳しい情報は以下の過去記事をご覧ください!

さて、受賞の結果は・・・??

なんと、今回は確実に取れると思っていたのに〜

衣装デザイン賞を受賞したのは、

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

で衣装を担当した、コリーン・アトウッドさん!

あ〜、そう来たか!

やっぱりコスチューム・プレイの方が強いよね(涙)

確かに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の衣装も素敵でした!

*『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』についての詳しい内容は、以下の過去記事をご覧ください!

とはいえ、『ラ・ラ・ランド』で敗れるとは思わなかったな〜。

今回、『ラ・ラ・ランド』がどこまで受賞を伸ばせるか、が一番の話題でしたからね!

それにしても、今回『ラ・ラ・ランド』は、ツキがなかった!!

肝心の「作品賞」の発表でも、

最初は『ラ・ラ・ランド』というアナウンスがあって、みんなが受賞スピーチを始めてから、

実は本当に受賞していたのは「ムーンライト」だ!!

という前代未聞の事故に見舞われたのです!!

なんでこんなことが起こったの???

受賞を喜んでしまったスタッフ&出演者一同、本当に気の毒です!!

*間違いが分かった瞬間

アカデミー賞作品賞訂正はなぜ?封筒渡し間違いか 悲喜こもごも3分間

映画界最大の祭典、第89回米アカデミー賞の発表・授賞式が26日(日本時間27日)、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、作品賞は「ムーンライト」(監督バリー・ジェンキンス)が受賞した。いったんは13部門14ノミネート(主題歌賞候補2作品)と大本命視されていたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(監督デイミアン・チャゼル)と発表されたが、同映画関係者のスピーチ中に「間違いがありました」と訂正。「ムーンライト」の“逆転受賞”となった。間違って主演女優賞の封筒が手渡されていたようだ。

いや〜、本当にこれはヒドイ、の一言に尽きる!!

「アメリカで一番権威のある映画賞」だなんて、笑っちゃう。

もう米アカデミー賞も終わったな!

でも最近、米アカデミー賞はいろいろと酷すぎる・・・

去年は白人以外ノミネートがいなくて「白すぎる」と批判されたら、

今年は手のひら返しで、アフリカ系が大量受賞なんて、ちゃんと映画と俳優さんの演技見て決めてんのかよ?!

人種問題以前に、映画と俳優さんに失礼だわ〜・・・

まあどの映画がいいかは、映画を見る一人一人に任されているんだから、

アカデミー賞を取ったかどうかは関係なく、自分の感性を信じて楽しむのが一番ですねっ!!

ギリシャ勢大量獲得ならず

というわけで、

今年度の米アカデミー賞は、ギリシャ勢が一気に3人もノミネートされて、

オスカー大量獲得もあるかも?!と期待していたのですが、

蓋を開けてみたら、あれ〜、

全然、総ハズレでした!!

残念!!

という結果でした。

一つも取れないとは〜・・・

でも、オスカーを受賞したかどうかに関わりなく、

いい映画は各人が楽しんで決めればいいんですよね!

今回ノミネートされたギリシャの映画人、みんな、世界が注目する才能ですので、

ぜひ作品を見て実際に体感してみてくださいね〜

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