どうも〜、イレーネです。
いよいよ、やっと!
マンガ「ゴールデンカムイ」第9巻が、電子書籍でも発売ですよ〜
でもどうして紙の単行本より一ヶ月も遅いの?!集英社さん・・・
長く待たされた・・・
でも、待った甲斐のある、面白さ満載の第9巻でした!
まだ「ゴールデンカムイ」読んだことない方、
ぜひ一度は読んでほしい、
めっちゃ面白いから〜!!
マンガ「ゴールデンカムイ」第9巻電子書籍でゲットせよ!
ついに出ました、
マンガ「ゴールデンカムイ」第9巻電子版!!
紙で印刷された単行本が2016/11/18発売だったから、
一ヶ月後にやっと電子書籍で手に入りました! 長く待たされたよ!
第9巻の表紙は「脱獄王」白石由竹!!
よかったね、シライシ!!
この第9巻では、白石がどうして「脱獄王」になったのか、
ってエピソードも出てきて、これがまた、かなり笑える!
なんというか、この「ゴールデンカムイ」の、バカバカしい笑いが、どーしよーもなくツボにハマるんですよね!
「白石の恋」も最高だったよ! オチで思わず吹いちゃった!
鉄板の料理ネタ
そして「ゴールデンカムイ」と言えば、
次々出てくる美味しそうなアイヌ料理などの食事シーン!
今回もまさかの家永が手料理を振舞ってくれちゃったりして、思わずお腹がなりそうなシーンが満載でした。
アイヌ料理でこの「ゴールデンカムイ」にもなんども出てきた
「チタタプ」
チタタプ citatap(肉や魚のたたき)
チタタプというアイヌ語を訳すれば、「チ・タタ・プ」(ci-tata-p 我々が・たくさん叩いた・もの)。その名の通り、魚のたたきである。
以下は、代表的な作り方[73]。鮭のアラ、頭、白子をイタタニ(丸太を輪切りにして作った俎板)に乗せ、鉈のような重みのある刃物で刻み、叩く。
ペースト状になるまで叩いたら葱、メンピロ(ノビル)、プクサ(ギョウジャニンニク)のみじん切りを薬味として加える。
焼き昆布と塩で味を整える。鮭以外でも、スプン(ウグイ)、ウッタプ(カスベ)、イチャニウ(マス)、チマカニ(カジカ)などあらゆる魚、さらにユク(鹿)、キムンカムイ(ヒグマ)、モユク(狸)、イソポカムイ(兎)、さらにルオプ(シマリス)などの獣肉も刻んで薬味を加え、チタタプに加工された。老いた獣の肉は固いことが多いので、チタタプに加工すれば食べやすい[74]。
(wikipedia「アイヌ料理」より)
これは一度食べてみたい!
あ〜、でも、シマリスで料理は、今はできないよね・・・・
*イメージ画像 カワイイ・・・
鉄板のヒグマネタ
そして「ゴールデンカムイ」といえば・・・
「山の神」ヒグマとの死闘も鉄板ネタ!!
毎回出てくるんだけど、やっぱり手に汗握って見てしまいます。怖いよ〜
*イメージ画像 こんなのと戦うなんて・・・
今回は、まさかのあの人が、ヒグマと対決!!
このシーンがハイライトです!ぜひ見てね!
「不死身の杉元」ご一行はさらに強烈メンバーに?!
前の巻の第8巻で、
最後には江渡貝くんの屋敷で、
天才スナイパー尾形百之助たちと鉢合わせしてしまった、主人公の「不死身の杉元」一行
なぜかこの第9巻では、一時友好関係に?!
第1巻から死闘を繰り広げてきたスナイパー尾形百之助・・・
ヤツを信用していいのか?
そして、ご存知新撰組も大活躍!!
こんな風に、新撰組の土方歳三が生きていた!っていう荒唐無稽な設定を考えつくのも、作者の野田サトルさんは天才だ!
いつも思うけど、土方の顔のシワすごいよね
実物の土方歳三先生は、大変なイケメンだったと伝わっております。
「バラガキ」土方歳三の肖像写真
こちらは「ガムシン」永倉新八
前の列の真ん中が実物の「ガムシン」らしいです。え〜、マンガにそっくり!
ちなみに、wikipedia見ると、「樺戸集治監(刑務所)の剣術師範を務め、看守に剣術を指導する」って書いてありました!
本当に樺戸集治監にいたんだ! よく調べて書いてるんだな〜
こちらの「ガムシン」永倉新八さんは、維新後も長生きして、剣道を教えてたそうです。
池田屋事件を起こした新選組の生き残りで、こんなふうに天寿を全うした人もいるんですねえ。
マンガ「ゴールデンカムイ」の中では、果たして長寿を全うできるのかな?
ものすごく生存競争激しいぞ!
「不死身の杉元」とアシリパちゃんの恋の行方は?!
そして、「ゴールデンカムイ」の読者であれば、誰もが気になっているであろう、
「不死身の杉元」とアシリパちゃんの恋の行方!
もうムズキュンどころじゃないですよ〜彼らは命がけの旅の同志ですから!
しかも、アシリパちゃんは、ものすごくカワイイ美少女です。
アシリパちゃんの方は「不死身の杉元」を好きみたいだけど、まだ子供だから杉元の方はどう思ってるかな?
でも、ここのところ、アシリパちゃんは、事実をどこまで知っているのか、思わせぶりな描写が続くので、それが気になる!
アイヌの埋蔵金を持ち逃げした「のっぺらぼう」は、本当にアシリパちゃんのお父さんなのか?
そして、アシリパちゃんは実は、お父さんの真の企みを聞かされていたんじゃないか?
そう考えると・・・アシリパちゃんもパルチザンなの?
てことは、最後は杉元を裏切ることになるのでは?
そうなると切ないなあ〜・・・
と妄想が止まらない!
しかも、現在第9巻まできても、刺青人皮もまだまだ集まらないし、
この先まだまだ最終話まで時間がかかりそうだな・・・
そうなると・・・
アシリパちゃんが大人になっちゃうよ?!
今多分、12〜13歳くらいの設定だろうから、もう3年くらいすると、15~6歳か。
今でも賢くて大人びてるから、もう15〜6にもなれば、立派な大人の女性かも。
「ゴールデンカムイ」のファンとしては、やっぱり最後は二人のハッピーエンドを望むけど、
果たして、このマンガがそんな単純なラストを用意しているのか、そこは全く、計り知れない!
た、多分、いろんな期待を裏切る衝撃のラストになりそうな気がして、今からドキドキ・・・
お客様の歓迎の仕方、アイヌとギリシャ
そして、今回の第9巻でも、
普段触れることのなかなかない、アイヌの文化の紹介もとっても面白い!
今回ストーリーのポイントになったのは、杉元たちが旅の途中でとあるアイヌコタン(村)を客として訪れるところ。
アイヌのお家にお客様が尋ねてきた場合、いったん来客を確認してから外で待っててもらって、実際に迎え入れる前に家の中をていねいにお掃除するのだそうです。
このお掃除が、相当長くかかるらしい!笑!
実際自分もお客さんがあるときには、いつもよりもていねいに、必死にお掃除しますです。はい。
まあそれくらい、尋ねてきたお客さんに失礼のないようにもてなしているってことですよね。
実は古代ギリシャでも、来客には最大限の敬意を払ってもてなさなくてはいけない、っていう宗教的ルールがあって、
ゼウスは「客人を守るゼウス」(ゼウス・クセニオス)とも呼ばれていて、
お客さんを歓迎しないとゼウスの怒りに触れる、と考えられていました。
スミルナのゼウス像
そのせいか、今でもギリシャの人たちは、とっても旅行者に親切!!
もちろん、旅行者を騙してやろうって悪いやつもいるけど、そういう悪い連中はどこにでもいる。
でもギリシャの一般市民は、道を尋ねても大体親切で、そのホスピタリティに感動することもありますよ。
だから、このアイヌ人たちのお客様のもてなしの習慣を見ると、ついつい古代ギリシャの「客人を守るゼウス」を思い出してしまいました!
でもきっと、「困っている他人に親切にしよう」という考えは、アイヌでもギリシャでも根底では同じなんでしょうね。
それに比べて、現代の私たちって、お客さんを大事にしてるかな・・・? ってちょっと反省させられたり。
「お・も・て・な・し」とか言ってますけどね、掛け声だけにならないようにね!
次の第10巻が待ち遠しい!
というわけで、大好きなマンガ
「ゴールデンカムイ」の第9巻は、ギリシャ好きの私にもやっぱり最高に面白かった!!
本当に、まだ読んだことのない人はオススメですよ〜
あ、戦闘シーンは結構グロいから、そういうのが苦手な方にはオススメできないですけれど、
それ以外に面白い要素がたくさんあるから、嫌だったら戦闘シーンは飛ばして読んでもきっと面白いです!
今第9巻読んだばっかりなのに、もう次の第10巻が待ち遠しいですもん!!
あ〜、早く10巻でないかな〜!
まだ読んだことがない方は、1巻からどうぞ!
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