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古代オリンピック

古代オリンピックの円盤投げと美少年

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By: -JvL-

現在も行われているオリンピック!

毎回数々のドラマに夢中になる方も多いことでしょう!

その元となったのが古代のオリンピックで、なんと1200年を超える歴史を誇りました。

本日は、そんな古代オリンピック競技で現代にも受け継がれている

円盤投げ

そして

それにまつわる美少年の神話

もご紹介しますね!

古代からのオリンピック種目

古代オリンピックの円盤投げは、槍投げなどとともに5種競技の一つの種目として、実施されていました。

ルールは簡単、重さ2キロほどの円盤を、できるだけ遠くに飛ばす、というもの。

でも、それだけシンプルなルールでも、

この円盤をどうやって投げたか?

というのも実は、よく分からないんです。

もちろん現代とは違っていたはずで、

静止した位置から、体をねじって、その反動で円盤を放り投げたのでは無いか、

と考えられています。

現代の競技では、選手がぐるぐると体を回転させて、遠心力を利用して飛ばす、

という方法が用いられています。

円盤をいかに遠くへ飛ばすか? と人類は改良を重ねてきたとも言えますね!

この回転技術の導入により、現代の最長記録は 74メートル08!

古代の最長記録は約28メートルと伝わっていますから、格段の進歩ですね〜

*現代の選手の驚異的なスローイングをご覧ください!

フォームについても、異論あり

さて、そんな古代の円盤投げは、

いかにうまく体をねじって、その反動で飛ばすか

が大問題だったわけですから、

そのフォームについても関心が集まるわけです。

でも、当然ながらビデオもないし、今ではそのフォームを完全に再現するのは難しい・・・

例えば、古代の彫刻なんかで、推測して再現をするのですが

それも一定じゃなかったりするんですよね。

おそらく誰もが見たことがあるであろう、有名な彫刻

ミュローン作の「円盤投げ」!

これは、ミュローンのオリジナルが伝わっていないので、

現代に残っているのはローマ期のコピーだけ。

そのせいか、残っている作品によって、フォームが違っている!

ね?よく見ると、頭の向きが違うんです!

フォームとしては、目で円盤を見ている方が自然だろう、

ということで、こちらの方がオリジナルの作品に近いと考えられています。

でも、実際はどうだったんだろう?

古代にタイムスリップして見てみたいよ〜

円盤投げと美少年の神話

そんな円盤投げは、古代ギリシャで古くから親しまれてきた競技だったようで・・・

円盤投げにまつわる悲しい神話も残されているんですよ!

予言の神アポロンが、寵愛していた

ヒュアキントス

という美少年がいたのですが、

二人で円盤投げを楽しんでいたところ、

アポロンの投げた円盤が、間違ってヒュアキントスの頭を直撃してしまったんだそうです。

それでヒュアキントスは亡くなってしまいましたが、その頭から流れる血から、花が咲いたということです。


ジャン・ブロック「ヒュアキントスの死」

これが現在の日本でもおなじみの花「ヒヤシンス」となった、

というのが定説ですけど、花の種類は現代の「ヒヤシンス」とは違っていたみたいですよ。

それにしても、美少年の血に咲いた花、なんて、なんだかゾッとしますよね。

というか、アポロンも、神様なら、ちゃんと円盤投げろ〜!

愛する美少年を殺すなよ!

と言いたくなっちゃいますけどね!

アポロン神って、どんな神様?

日本人選手も出場できるといいな

というわけで、

古代オリンピックから伝わる伝統の種目

円盤投げについて、それにまつわる美少年の神話も合わせてご紹介しました!

そんな歴史ある円盤投げですが、

残念ながら今は日本ではあまり盛んじゃなくて、

先に行われたリオ・オリンピックでも、日本からの出場者はいませんでした。

次の東京オリンピックでは、ぜひ日本人選手の活躍も見てみたいですね!

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