当ブログは広告を掲載しています

古代のオリンピック

古代オリンピックの5種競技は究極のアスリート決定戦!

4年に1度の一大スポーツ・イベントといえば、オリンピック!

そんなオリンピックのもととなったのは、古代ギリシャで行われていたオリンピックなのですが、現代でもそんな古代の競技種目がいくつも受け継がれています。

しかし、現代にはそのまま受け継がれなかった人気競技もありました。

その一つが、

5種競技(ペンタスロン)

そんな、現代では失われてしまった5種競技は、

一体どんな競技だったのかをご紹介します!

5種競技(ペンタスロン)は5つの競技を全てこなせる強者の戦い

さて、それでは今回ご紹介する

古代の5種競技(ペンタスロン)

この競技は、

・スタディオン走

・幅跳び

・円盤投げ

・槍投げ

レスリング

という五種類の競技を行って、優勝を争うものでした。

現代の10種競技などは、陸上競技系で固めてあるのですが、

古代の五種競技には、こんなふうに格闘技種目のレスリングも入っていたんですね。

そのため、

より総合的な身体能力

が問われたわけです!

この5つの競技を全部こなすのは大変だ!

というわけで、古代でも、5種競技をこなす選手は、万能のアスリートとして尊敬されていたそうですよ。

ついでに言うと、筋肉もまんべんなくバランスよくついて、

その肉体美も賞賛されていたそうです!

謎も多い古代の5種競技

さて、古代オリンピックでは、

この5つの競技を行って優劣を決定したわけですが、

一体どうやって勝ち負けを決めていたのでしょう?

実は、この点については、よくわかっていないんです。

種目ごとにトーナメントになっていて、勝ちあがり方式なのか、

それとも、5種目の中、3種目を先に勝った人が優勝する方式なのか?

現代の10種競技は得点方式で採点しますが、

古代にはこれは難しかったはず。

だって、タイムや距離が計測できないからポイント化は無理ですよね。

そうすると、勝ちあがり方式かもしれないけれど、

その場合はどの順番で競技を行うか?

というのもかなり重要なポイントですよね。

まあ、レスリングを最初にやると疲れて他の競技ができなさそうだから、

レスリングは最後だったろうな〜とは想像できるのですが、

それ以外については、記録が残っていないのでよくわからない・・・

一体どうやって戦っていたんでしょう?

謎は深まります・・・

近代5種とは

そんな、万能の運動選手たちの戦いであった

古代の5種競技

大人気の競技だったそうですが、

残念ながら現在のオリンピックでは、これらの5種目の競技は採用されていません。

ですので、現代には受け継がれなかった、消滅した競技ということになりますね。

その代わりと言ってはなんですが、

近代オリンピックの創始者・クーベルタン男爵は、

近代5種

という競技を作って、古代に敬意を表したのだそうです。

近代5種は

・フェンシング

・水泳

・馬術

・ランニング

・射撃

という競技種目で、古代とかぶってるのはランニングくらい。

ちょっと残念!

でも、姿は変わっても、現代でも5種競技は受け継がれている、ということですね!

10種競技もあるよ

そんな、古代オリンピックの花形種目の一つだった5種競技

それを受け継いだのが近代五種

でも、日本ではあまり有名ではない競技なので、

見たことがある人も少ないかも・・・

現代ではオリンピック種目として

10種競技

というのもあります。

この競技も、日本ではあまり知られていませんが、

タレントの武井壮さんが、元10種競技の選手だったということで、

最近はよく耳にするようになりましたね。

10種競技の選手も、まんべんなく多種目をこなす運動能力から

「キング・オブ・アスリート」

として尊敬されているんですよね。

多くの種目で高い能力を発揮する選手は

古代でも今でも賞賛される、というのは間違い無いですね!

オリンピックで10種競技が開催されるときには、ぜひこの競技にも注目してくださいね!

現代でも受け継がれる万能選手への憧れ

というわけで、

古代オリンピックの5種競技は、スポーツ万能の証だった!

というお話でした。

今でも複合競技は競技種目として受け継がれていて、

やっぱり多種目の競技でまんべんなく高い能力を示すアスリートには、今も昔も変わらない賞賛が送られているのだなあ、と思いますね。

すべてのトレーニングをこなす選手はすごく大変だと思うけど、

これからも、オリンピックの場でその超人的な能力を見ていきたいですね!

-古代のオリンピック
-, , ,