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日本語の中のギリシャ語

「ジャイアンツ」もギリシャ語なんです、巨人ファンの皆さん!

日本人にとって国民的スポーツとも言える野球!

シーズンともなれば、毎日試合の様子が気になって、観戦を楽しみにしている人たちも多いと思います!

そんなふうに、日本人が愛してやまない野球、

数ある球団の中でも、とりわけ固定ファンが多いのは、

なんとっても

「読売ジャイアンツ」

じゃないでしょうか?!

ところで、この言葉

「ジャイアンツ」って、実はギリシャ語だ

ってみなさんご存知でしたか?

そんな「ジャイアンツ」の意外な語源、ご紹介します!

「巨人」を指すギリシャ語が語源

ということで、ジャイアンツ・ファンの方達でも、これは知らない方が多いんじゃないかと思いますが、

この「読売ジャイアンツ」の

「ジャイアンツ」は、ギリシャ語なんです!

もちろん、この名前はもともとは、野球の本場アメリカに実在する球団

「ジャイアンツ」(Giants)

にちなんで名付けられたものです。

この英語の Giantsは、

日本語では「巨人」と訳されているので、日本では翻訳して

「巨人軍」

とも呼ばれています。

そしてこの英語の Giants の語源が、

ギリシャ語の 「ギガス」(Γίγας)

複数形だと「ギガンテス」(Γίγαντες)

というわけです。

言われてみれば、もとのギリシャ語をほとんど変わらない形で使ってますね?

この「ギガンテス」(Γίγαντες)は、ギリシャ神話に登場する巨人の一族

この「ギガンテス」を英語で言うと、「ジャイアンツ」となるわけです!

そういうわけで、日本の「巨人軍」は、ギリシャ神話の「巨人族」の名前を受け継いでいるんですね!

*日本に「ジャイアンツ」が誕生した経緯は公式サイトで確認してみてくださいね!

「ギガンテス」はアプロディテとともに生まれ・・・

さて、それでは、このギリシャ神話に登場する「巨人族」って、一体どんな人たちだったんでしょう?

この

ギリシャ神話の巨人たち「ギガンテス」の生まれ

についてですが、

それは、ギリシャ神話の世界創造の時代、

クロノスが父ウラノス(天)を倒した時にさかのぼります。

この時、クロノスがウラノスの大事なところを鎌で切り取ると、大地に血が流されました。

その血から、

復讐の女神エリニュス

ギガンテス(巨人たち)

そして

メリアと呼ばれるニュンペ(女精)たち

が誕生したのでした。

そして、その後、

クロノスがウラノスの大事なところを海へ投げ捨てると、

美と愛の女神アプロディテ

が誕生しました!

ですから、

ギガンテス(巨人たち)は、アプロディテと生まれを同じ兄弟

というわけでもあるのです。

日本では「ジャイアント」でもおなじみ

そんなわけで、

ギリシャ神話の「ギガンテス」由来の

「ジャイアンツ」

という言葉ですが、

英語の giant の形容詞として使われている

「ジャイアント」(「巨大な」という意味)

も日本ではおなじみです。

そう、それは、お父さん世代が懐かしい

「ジャイアント馬場」!!

そして、上野動物園の人気者!!

「ジャイアント・パンダ」

そして、人気マンガ

「ジャイアント・キリング」!!

というふうに、

日本にはギリシャ語の「ギガス」「ギガンテス」由来の言葉が、実はたくさん使われていた、というわけです。

驚きですね!!

実はギリシャ語とは、ジャイアントな驚きだ!

さて、こういうわけで、

これくらい、日本語でもおなじみになった言葉、

「ジャイアンツ」「ジャイアント」

これが実は、

ギリシャ語に由来する

という語源のご紹介でした!

しかしこの事実、残念ながら日本ではあまり知られていません・・・

ですので、

今度から、この言葉を聞いた時には、その語源についても思い出してもらえると嬉しいです。

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