本日は日本で長く愛されているジュース
「ネクター」
について。この言葉が実は
ギリシャ語だ!
ってお話をご紹介したいと思います。
日常生活で、実はギリシャ語が日本に浸透しているんですね〜
「ネクター」は「ネクタル」だよ!
さて、本日は
「ネクター」
この言葉がギリシャ語だと知ってる人、日本では少ないと思います。
ジュースの商品名だと思ってる人がほとんどじゃないでしょうか?
おそらく多くの人が一度は飲んだことのある、これですね。
[amazon_link asins='B001144K32' template='CopyOf-kaereba' store='skyhigh112-22' marketplace='JP' link_id='66ad9f47-e8b9-4e91-bad5-a46b79d774e1']
このジュースの名前「ネクター」が
ギリシャ語の「ネクタル」(νέκταρ)
に由来する
ということは、不二家のウェブサイトにもちゃんと書いてあります。
ネクターはギリシャで誕生しました。ギリシャ語でネクターは「ネクタル」と言って、古代ギリシャの神々の飲みものとして愛されてきました。
ネクタルは甘く、香りも素晴らしいので、不老不死の薬とも考えられています。
不二家ネクターのなめらかな味わいは、まさに現代のネクタルですね。
ほらね!
ここにも書いてある通り、
「ネクタル」(νέκταρ)はギリシャ神話の神々の飲み物と考えられていました。
ちなみに、神々の食べ物は、
「アンブロシア」(ἀμβροσία)
というものです。
ギリシャ神話では、神々は人間と違って死なない、不死のもの、と考えられていましたので、
神々が口にするものは人間とは異なっている
と考えられていたのです。
ですから、「ネクタル」は、人間では口にすることもできない、神話上の神々の飲み物だったのですね。
この言葉は、やがて英語に伝わって
「ネクター」(nectar)
となり、
「ネクタル」ばかりではなく、「とても美味しい飲み物」、
ひいてはミックスジュースも指す言葉となりました。
そして、この言葉は日本にもやってきて、日本国民におなじみのジュースの名前となったのです!
日本で愛されるジュースの名前は、そんな長い歴史を持つ名前だったんですね!
神様の飲み物「ネクター」!
というわけで、日本で長く愛されているジュース
「ネクター」はなんとも神々しい名前の由来を持つジュースだ
という話でした。
次から「ネクター」を飲むときは、
「これは神々の飲み物・・・!」
と、ありがた〜く、飲んでくださいね!
ギリシャの神々のように、不老不死のお恵みにあずかれるかもよ?!
*この記事に興味を持った方は、こちらの記事も合わせてどうぞ!