どうも!イレーネです。
本日は、ギリシャの食べ物の話です。
ギリシャを旅行すると、
パン・・・つーか
しめ縄みたいな物体
を山盛りに積んで売り歩いている屋台をよく見かけます
それは、
クルーリ
という、ギリシャ人が愛してやまない食べ物なんですよ!
ドアの飾りじゃない、パンですのよ!
そう、日本人には見慣れない茶色いリング型の物体
これがギリシャの街角では、山積みで売られている・・・
一体、これは何?
そう、
これがギリシャ国民のこよなく愛する
クルーリ です↓
これはクリスマスに玄関先で飾るわけでも、
ナチュラル素材のバスケットでもありません
これは、
クルーリというごまパンです
エッ? パンなの?
そう、リング状のパンなのです。
小麦粉を練って焼いたパンです。
これが道端で山積みになって売られていますが、
見てるとよく売れているようです。
年配の方ばかりではなく、割と若い年齢層の方達も、当然のように買っていき、かじりながら歩いていたりします。
お値段も安いので(1ユーロくらい)、朝ごはんはこれを買ってすまして、そのまま仕事に行く、という人も多いようです。
これを買って片手に持ちながら歩けば、あなたもすっかり、ギリシャっ子?
「クルーリ」の味はどうなの?
さて、そんなギリシャ国民熱愛の
クルーリ
私も買って食べてみましたが・・・
う〜〜ん、まあ、おいしいと言えばおいしいけど・・・
割とあっさり素朴な味です
ごまの風味が好きな人にはたまらないと思います。
日本人にとっては割とボリュームがあるので、これとコーヒーがあれば朝ごはんとしては十分ですね。
まあでも、せっかくギリシャで美味しいものがたくさんあるから、あえてこれを食べるということは、まあ私はあまりしませんでした。
すごく素朴なので、ギリシャまで来てこれ食べてる場合じゃないだろう、ってところだったのですが・・・
でも、なんというんでしょう、
この山積みにされたクルーリを売る屋台を見ると、
あ〜ギリシャ行きたいなってついつい思ってしまう、
そんな街角のシンボル的な食べ物ですね
日本で例えるなら、屋台の豆腐屋さん?
ん〜、うまい例が思いつきませんが、
おじさんがクルーリ屋台を押して道を横断して行く姿には、やはりギリシャらしいノスタルジーを感じてしまうんですね〜
不況でいなくなっていないといいな〜今もクルーリ売れてるかな〜
「クルーリ」の歴史
このギリシャ人激愛の
クルーリ
もともとは、オスマン=トルコを経由して入って来た中東の食べ物だったようです。
トルコでは
シミット
と呼ばれていて、形も味もほとんど同じものですね!
オスマン=トルコでは、16世紀くらいから食べられていたんですって!
これがギリシャにも入って来て広まったんですね。
生地を焼く前に一度茹でてあるのが特徴だそうで、
今や日本でもおなじみになった「ベーグル」も、こういったパンの一種らしいですよ。
ギリシャの街角で気軽に売られている
クルーリ
には、そんな歴史があるんですね〜!
ギリシャに行ったら食べてみてね!
というわけで、ギリシャ人が愛してやまないパン
クルーリ
をご紹介しました!
お安いし、屋台で気軽に買えるので、ギリシャに行ったらぜひ食べてみてくださいね!
クルーリをかじりながら、コーヒー片手にギリシャの街を散策したら、
気分はすっかり地元っ子だよ〜!!
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