さて、唐突ですが・・・
ギリシャってどこにあるか、ご存知ですか?
これ、知っているようで、意外と知らない人も多いのです。
地中海にあるよね?
ってとこまでは、まず大丈夫かと思うのですが、問題はその地中海のどこだ?!
ということでまずは、その場所をご紹介しますね!
そして地理的な条件と、日本と意外に似ているところなど、
簡単にご紹介しますので、気になる方はぜひ読んでいってくださいね!
地中海のど真ん中・ギリシャ
さあ、では、ギリシャの場所をGoogleマップでご紹介しましょう!
こちら、ここですよ〜↓
このようにギリシャは、バルカン半島の先端、西にはイタリア半島、東にはエーゲ海が広がっていて、
地中海を挟んだ向こう側にはアフリカ大陸!
という場所にあります。
そして、上の地図を拡大していっていただけるとよくわかるのですが、
ギリシャの位置はちょうど、地中海の真ん中!
地中海を東から西へ通行していこうとすると、必ずギリシャを通ります。
このように、地中海のど真ん中に位置するため、古来から、交易・交通の要所でした。
この海上交通のかなめとも言える場所に位置するので、
世界の文明の交差路として、世界史上まれに見る繁栄を見せた古代ギリシャ文明が栄えたのですね〜!
中でもいち早く高度な文明が栄えたクレタ島は、本当に地中海のど真ん中のいい位置で交易にはもってこいでした!
改めてこうやってギリシャの場所を地図で眺めてみると、南にはエジプト文明、東にはメソポタミア文明、と大文明に挟まれている場所でもあります!
この大文明たちから影響を受けながら、古代ギリシャの先進文明が誕生した理由がよく分かりますよ!
*クレタ島について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
地中海の島国・ギリシャ
さて、このギリシャの現在の国土ですが、地図をみるとよく分かるように
ペロポネソス半島にまで至る本土部分と、エーゲ海・イオニア海に点在するおよそ6000もの島嶼部で成り立っている国です!
え?
島の数が、ろ、6000!!!
って結構驚きです。
要するに島でかなりの部分が構成されている国ですね。
日本も島国ですので、親近感を感じてしまいますね。ちょっとしたお仲間です。
そして島ごとに独自の文化を育んだ独立したポリスの集まりでもありました。
クレタ島をはじめ、コス島、ロードス島、サモス島など、島ごとに全く雰囲気を持っているのが特徴です。
この島嶼部を含めた今現在のギリシャの国土はほんとに小さくて、およそ13万2千平方キロメートル。
ちなみに、日本の国土は37万8千平方キロメートルと、およそ3倍!
日本だって十分小さいと思ってたら、その3分の1しかないわけですよね〜
そりゃ、小さい国だ!!
でもこの小さな国で、日本人だって必ず学ぶ教科書にも載るような文明が古代に栄え、
現在も欧米諸国のみならず、日本の文化にも多大な影響を与え続けているんですから面白いですよね。
いや〜、ギリシャ、なかなか頑張ってます!
地中海の島国・ギリシャに親近感?!
というわけで、ギリシャの場所を地図で眺めてみると、
歴史の教科書で習ったようなことから、現在のギリシャの国の様子まで、いろんなことが分かって面白いですよ!
日本と同じく、多くの島々で構成された地中海の島国・ギリシャ
日本からはとっても遠いのに、どこか懐かしさも混じったような親しみを感じるのは、
そういった海に囲まれた文化が花開いたという共通点からくるかもしれませんね!
でも、ギリシャは世界史に大きな足跡を残した偉大な国でもあります。
小さくたって、やれるんだ!
と私たち日本人に励みにもなりませんか??
地中海の遠くて近い国、ギリシャはやっぱりどこか親しみを感じてしまう場所なのでした。