どうも！ イレーネです！
自粛も長くなってきて、辛いところですよね〜
そんな夜、ぜひ観て欲しい
映画史に残るギリシャな名画をご紹介します！
『エデンの東』
生涯に一度は観ていただきたい傑作！
そして自粛に合わせてデジタル配信されている作品の中から選びましたので、気になったら早速ポチッと観てみてくださいね！！
『エデンの東』一生に一度は観て欲しい！！
もう、これは！！
言わずと知れた傑作中の傑作！
『エデンの東』
とにかく生涯に一度は観ていただきたい作品です！
とにかく観て欲しい！何も言わずに観て欲しい！
なぜなら・・・
あの、永遠のスター
ジェームズ・ディーンのデビュー作です！！
ジェームズ・ディーンの姿を見るためだけでも見る価値ありの映画です！
とにかく、美しいんですよね〜・・・
ええ、形容する言葉としては「美しい」です、ジェームズ・ディーン・・・
横顔も、斜め上を上目遣いで見上げる顔も、正面も、振り向いても美しいですね・・・
最初は、「声、高い？！」と思った記憶もありましたが、その特徴もあって、さらに強烈です。
はあ〜、こんな人が本当に実在していたなんて！
と、今２１世紀に観ていても、びっくりですよ！
1955年のこの映画の公開時には、
世界中の人たちがこのジェームズ・ディーンの魅力に夢中になって、
あっという間にスターダムにのし上がりました！！
それも納得の、今なお色褪せない輝かしい魅力を放っています！
早く亡くなってしまったのが、本当に本当に、惜しいですね！
でも、今もこうして、映画の名声は消えることなく、今でも多くの人たちに愛されているジェームズ・ディーン。
その鮮烈なデビュー作、ぜひ一度は観てください！！
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映画のあらすじ
この映画は、もはや多くの方がご存知でしょうから、簡単にあらすじをご紹介しますと・・・
聖書に出てくる「カインとアベル」の兄弟のお話をアレンジした、スタインベックの小説が原作です。
聖書の中の「カインとアベル」の兄弟は、楽園を追われたアダムとイブの子供。
カインは畑仕事をして、アベルは羊を飼っていましたが、
主のヤハウェはアベルの羊ばかり褒めて、カインのことを無視しました。
そのため、カインはアベルを恨んで殺してしまいました。
アベルの行方を聞かれたカインは知らないと嘘を言いましたが、すぐにバレて、
カインはエデンの園の東に追放されました。
そして、追放された土地の者に殺されないように、カインには「カインの印」が刻まれたということです。
この哀れな兄弟を1917年のアメリカに置き換えたのが、この映画のストーリーになります。
父に褒められて可愛がられている息子のアベル。
そして、無視されて疎まれているキャルと呼ばれるケイレブ。
このキャルを演じたのが、ジェームズ・ディーン！！
父親に疎んじられて、いつでも可愛がられている兄アベルに比べられて、
すっかりひねくれていて、自分の家族に素直になれない。
しかも、兄アベルのガールフレンドのアブラは美人で、キャルも密かに惹かれているんだけど、振り向いてもらえない・・・
兄アベルのことは好きだし、いい兄なんだけど、でもどこかで嫉妬していて、いら立ちのようなものもあって・・・
そんな主人公キャルの、傷つきやすくて、繊細で、
悲しいほどに誰かの愛情を求めている姿に、
もう〜〜〜、胸がぎゅーーーーっと締め付けられますよ！！
突っ張って平気なふりしているけど、本当は誰よりも壊れやすいはかなさを持ったキャルを、鮮烈に演じています！！
もうね、抱きしめて慰めてあげたくなっちゃいますよ！
キャルの泣いているシーンなんて、
「え？？ これってホントに、演技なの？？」
って、動揺するくらいに、とてもリアルで、心動かされる・・・
セリフをしゃべってるんだよなあ、とは分かっていても、心からの言葉が吐き出されたように、感じる・・・
なるほど、公開当時に世界中にこの演技で衝撃を与えて、一躍世界に名を轟かせただけのことはある！！
今見ても、そのジェームズ・ディーンの姿も、演技も、全く色あせることはないのです・・・！！
とにかく、このジェームズ・ディーンの演技を言葉だけで言い表すことはとてもできませんので、ぜひ一度、その目で目撃してください！！
監督のエリア・カザンはギリシャ系！
と、ここまでこの映画が「一生で一度は見るべき」と力説してきたわけですが、
え？ この映画のどこがギリシャだって？
と思ってる方もいるかもしれません。
いやいや、実はこの映画
エリア・カザン監督は、ギリシャ系なのです！
エリア・カザンの本名は
エリアス・カザンジョグル（Ηλίας Καζαντζόγλου）
両親はギリシャ人です。
１９０９年、イスタンブールに生まれましたが、
当時ギリシャの独立戦争が激しくなり、イスタンブールも戦場に。
ギリシャ系住民は住みにくくなり、４歳の時に、両親とともにアメリカに渡ったのだそうです。
そうして、アメリカで教育を受けて成長し、
ハリウッドを代表する映画監督兼舞台演出家として、大成功を収めました！！
移民として苦労もあったと思うのですが、見事に芸術の才能を開花させて活躍し、偉大な芸術家として世界に名を知られるようになりました！
そんなエリア・カザンが、
この映画『エデンの東』では、全く無名だったジェームズ・ディーン青年を大抜擢！！
全世界に衝撃を与えたのは有名な話！
今でも映画界の永遠のスターとして人気を誇るジェームズ・ディーンを、無名から発掘したのは、まさにお手柄！！
ジェームズ・ディーンはカザンの創設した「アクターズ・スタジオ」に参加していたのですが、彼の才能に賭けたのですね。
一流の芸術家としての、その目が確かなことの証明ですね！！
そのおかげで、今でもこの映画は、歴史に残る傑作として、愛され続けることになりました。
＊エリア・カザンの詳しい話は、こちらの記事も合わせてどうぞ！
ぜひ『エデンの東』ご覧ください！
ということで本日は、
自粛の夜にぜひ観て欲しい
映画史に残る名作
『エデンの東』
をご紹介しました！
ギリシャ系のエリア・カザン監督が、無名のジェームズ・ディーンを主役に抜擢して世界に名を届かせた衝撃作。
ぜひ生涯に一度は観ていただきたい！
観ないままでいるのは本当に勿体無いので、この機械にぜひどうぞ！！
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