どうも! イレーネです!
大好きなマンガ
『プリニウス』
早くも第8巻が発売ですよ〜!
今回の表紙はなんと、ギリシャ神話の怪物ミノタウロス!
ギリシャ神話が好きな人も、ローマ文化が好きな人も、みなさんぜひどうぞ〜!!
『プリニウス』第8巻本日発売!
ということで、待ってました!
人気漫画家ヤマザキマリさんと、とり・みきさん共作の
『プリニウス』
第8巻が本日2019年4月9日発売ですよ〜!
今回の表紙はなんと!
ギリシャ神話に登場する、頭が牛で体は人間の怪物・ミノタウロス!!
どうやらこの第8巻では、ギリシャ神話がカギみたい?!
【本日配信!】
『プリニウス 8巻』(ヤマザキマリ/とり・みき)アレクサンドリアの大灯台に図書館。迷宮に棲む怪物と海に沈む巨像の残骸。ギリシア神話世界を冒険するプリニウス。混乱が続くローマでは粛清の嵐が……。https://t.co/ceO4yjJzkT #電子書籍 pic.twitter.com/xGA2Ui2e0F
— 新潮ライブ!【電子書籍】 (@shincholive_bot) 2019年4月9日
これは、ローマ好きだけじゃなく、ギリシャ好きにもまたまた嬉しい展開!
みなさん、早速、ゲットですよ〜
*ミノタウロスについて詳しくは、こちらの過去記事もご参照ください!
『プリニウス』の古代ギリシャ・ローマの世界!
それではここで、まだ読んだことがない方のために
マンガ『プリニウス』
について簡単に解説しますね!
このマンガは、古代ローマで活躍した博物学者
大プリニウス
が主人公!
そうそう、世界史の授業で習ったなあ、と思い出す方もいると思いますが、
『博物誌』
という大著を表した、古代ローマの大学者さんです!
フルネームは
ガイウス・プリニウス・セクンドゥス
という長ーい名前。
通称は「大プリニウス」と呼ばれていますが、これはなぜかというと、
同じ名前の甥っ子と区別するため、おじさんの方を「大プリニウス」、甥っ子の方を「小プリニウス」と呼ぶからなんですね〜
彼が生きていたのは、紀元23年から79年8月24日まで。
なんでこんなにはっきり亡くなった日が分かっているのかというと、
ポンペイを飲み込んだベスヴィオス火山の大噴火が起きた時、調査と救出に行ってそこで亡くなったからなんです。
ちょっと切ない・・・
そして、このマンガでは、この博物学者大プリニウスが主人公で、
その書記官として登場するのが
ギリシャ人のシチリア島出身の青年・エウクレス!
そう、古代ローマの時代は、ギリシャはローマの属州で、
古くからギリシャ人が植民していたシチリア島などの南イタリア一帯も「マグナ・グラエキア」と呼ばれるギリシャ文化圏でした!
だからこのマンガは、古代ローマ好きだけじゃなく、自分みたいなギリシャ好きにもバシバシ刺さる!
しかも、ヤマザキマリさんととり・みきさんの絵がすごく詳細で、
本だけで想像していた古代ギリシャ・ローマの世界が、生き生きと蘇っているんですよ〜!
こんなマンガが日本で生まれるなんて、現代の日本で生きていてよかったな〜
作者のお二人に感謝です!!
*『プリニウス』について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
プリニウスたちはアレキサンドリアへ!
さて、それではこの第8巻の見どころを簡単にご紹介していきますね!
出来るだけネタバレしないようにしてますが、
第8巻を読む前にどんな情報も入れずにフレッシュでいたい!という方は、
以下は飛ばして読んでくださいね〜
ではまず、前巻から引き続き、この第8巻でも
プリニウス一行のアフリカの旅は続きます!
今回は、ついに、
エジプトのアレクサンドリア
に到着しますよ〜
この時代のアレクサンドリアの名物といえば!!
今はもう失われてしまった
アレクサンドリアの大灯台!!
*想像図
これは、古代世界の七不思議の一つでした!
そして、これも消失して現在は見ることができない
アレクサンドリアの大図書館!!
といった、当時の名所にプリニウスご一行が参りますよ〜!!
それにしても、当時のアレクサンドリアって、本当に先進国だったんですね!
二千年前の話とは思えませんよね〜
そんな、今はもう見ることができない当時の繁栄を、よみがえらせてくれるのが、このマンガ!!
これはもう、読むしかないでしょう〜!
プリニウスたちはクレタ島へ!
そして、この新刊では、
プリニウスたちはなんと!
ギリシャのクレタ島
へやって来ます!
あ、とはいえ当時はローマ帝国領のクレタ島ですけど!
博識なプリニウス先生が、この島にまつわるギリシャ神話を披露してくれるシーンもありますよ!
その中に出てくる「エウローパの牛」のお話は、こちらの過去記事で解説してありますので、よかったら合わせてどうぞ!
そしてもちろん、クレタ島といえば!!
クノッソスの宮殿です!!
今現在も、クレタ島に残っているミノア時代の大遺跡!
トーゼン!
ここにもプリニウスご一行が!
そして、ここクノッソスの宮殿は、
頭は牛で体は人間の怪物・ミノタウロスが住んでいたという迷宮だった!
という伝説もあり、
そのミノタウロスを倒すために迷宮に入った
英雄テセウス
そして、彼に恋した
アリアドネが彼に渡した糸玉
についての伝説も有名です!
*テセウスとアリアドネの糸については、以下の過去記事もご参照ください!
さらには、そのミノタウロスの迷宮を作ったという
名工ダイダロス
の伝説まで登場します!
*ダイダロスについて詳しくは、以下の過去記事もご参照くださいね!
ということで、この最新第8巻は、
今まで以上に自分のようなギリシャ好き、ギリシャ神話好きにはたまらない内容になっておりました!
わ〜、プリニウスがクレタ島に来たよ!
ってだけで、ワクワク!
この第8巻は今まで以上にオススメしちゃいますよ〜!!
みなさん、ぜひお読みください!
次にはロードス島だって!
さて、そうして第8巻の見どころをざっとご紹介して来ましたが、
なんとなんと!
次の第9巻では、プリニウスご一行は、
ロドス島
に行かれるんだそうです!
そう、ロドス島と言えば!
これも世界7不思議の一つで、今は失われてしまった
ロドス島の巨像
があるので有名です!
でも、プリニウスの時代には、この巨像はすでに倒壊していたってことなんですよ
だから、プリニウス先生も、残骸しか拝めないということですね!
*ロードス島の巨像についてはこちらの記事も合わせてどうぞ!
そういうわけで、次巻では、プリニウス先生がロドス島に参上!が描かれるはずですので、
ギリシャ好きとしては次を読むのが待ち遠しいですね〜
早く次が読みたいな!!
最新第8巻はギリシャがメインでキタ!!
ということで本日は、
大好きなマンガ
『プリニウス』
最新第8巻が発売!
プリニウス一行がギリシャのクレタ島に行って、
クノッソス宮殿に行ったり、ミノタウロスと戦ったり、
これまで以上にギリシャがメインになっています!
ギリシャ神話が好きな人も、ローマ文化が好きな人も、みなさんぜひどうぞ〜!!
個人的には、これまでの中で一番オススメなので、ぜひ一度読んでみてくださいね!
*この記事に興味を持った方は、こちらの記事も合わせてどうぞ!