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ギリシャの歴史 ギリシャ神話

クリスマスの起源はローマのお祭り?!

どうも! イレーネです。

みなさま、メリークリスマス!

このクリスマスに合わせて、本日は、

このキリストの誕生日と言われるクリスマスは、

もともとはローマのお祭りだったかもしれない?

というお話をご紹介したいと思います!!

geralt / Pixabay

クリスマスの起源はローマのサトゥルナリア祭?!

いえね、あくまでも「一つの説」ってことらしいんですけど・・・

クリスマスを今のように、プレゼント交換したり、特別な食事をみんなでお腹いっぱいに食べて楽しむ習慣って、

ローマ時代の「サトゥルナリア祭」に起源があるんじゃないか

って言われています。

「サトゥルナリア祭」は、ローマで行われていたお祭りで、

ローマ神話のサトゥルヌス神に捧げられてたものです。

このサトゥルヌス神は、ギリシャ神話ではクロノス神にあたり、他のローマの神々と同じように、ギリシャから神話を受け継いでいます。

このサトゥルヌス神に捧げられた「サトゥルナリア祭」は、

現在の暦で12月17日からおよそ1週間続き、12月23日まで行われていたってことなんです。

このお祭りでは、ローマは祝日となり、

人々はみんな、贈り物を贈りあったり、ご馳走をみんなで食べて楽しむ宴会が催されたということです。

そして、奴隷たちもこの日だけは自由な身分になって、主人たちと一緒に宴会を楽しんだとか。

この日には、みんないつもとは違う特別な衣装を身にまとい、奴隷のかぶる帽子をわざとかぶったんだそうですよ。

こういうふうに、普段の社会秩序をひっくり返して、ローマじゅうが賑わって楽しんだのが、「サトゥルナリア祭」だったんですね!

ローマは392年に、キリスト教を国教として、

この「サトゥルナリア祭」を捧げていたサトゥルヌス神などローマ古来の神々は、「異教の神々」として禁じられてしまいましたが、

人々の一年に一度の楽しみだった「サトゥルナリア祭」は、キリスト教社会になっても受けつがれたんではないか、

と考えられているのです!

本当にそうだとしたら、面白いですよね〜

クリスマス・パーティーの起源は、「サトゥルナリア祭」の宴会だったわけです!

TerriC / Pixabay

クリスマスはキリストの誕生日じゃない?!

というわけで、

クリスマスの起源は、ローマの神様サトゥルヌス神に捧げられた「サトゥルナリア祭」

という説があるのですが、

こういうふうに言うと、

「え〜! クリスマスって、12月25日ってイエス・キリストの誕生日なんじゃないの?!」

と思う方も多いかと思います。

だって〜

自分も確かにそういうふうに聞いたし、そうだと思っていた方も多いはず!

ところが!

ですよ・・・

実は、イエス・キリストが誕生した当時、ユダヤ教では、誕生日を記念して記録しておく、という習慣はなかったそうなんです!

『新約聖書』にだって、キリストの誕生日に関する記述はありません!

だから今でも、イエス・キリストが一体何月何日に生まれたのか? については諸説あって、はっきりしたことはわかっていないんだそうです。

ありゃりゃ・・・

すっかりキリストの誕生日だと思っていたのに、ちゃんとした根拠のないことだったんですね〜

つまり、クリスマスに誕生日をお祝いしてプレゼント交換したりご馳走食べたり・・・

っていうことを、イエス・キリストご自身もしたことないし、12使徒だってしたことないし、そもそも誕生日を知らなかった!っていう、衝撃の事実・・・

だから、今のこういうクリスマスのお祭りムードの起源は、「サトゥルナリア祭」っていうお祭りだった!

って言う説も、かなり信憑性があるんじゃないかと思いますよ!

なんだか残念?

でも「サトゥルナリア祭」のおかげで、私たちはプレゼントもらえたり、ご馳走食べたりパーティーしたりできるので、

それはそれでよかったかもよ?!

6979608 / Pixabay

ローマのサトゥルヌス神はギリシャのクロノス神!!

さて、そういうわけで、

クリスマスの起源は、ローマのサトゥルヌス神に捧げられた「サトゥルナリア祭」なんじゃないか?!

って話なんですけど、

このローマのサトゥルヌス神っていうのはどういう神様だったかというと、

もともとはローマで伝わっていた農耕の神様だと考えられています。

このサトゥルヌス神は、ギリシャ神話のクロノス神と同一視されて、神話はクロノス神から引き継ぎました。

このクロノス神がギリシャ神話でどういった神様だったかというと、

最高神ゼウスのお父さんである神様です。

だからエライ!!

と思ってしまうかもしれませんが、残念ながらクロノスは息子であるゼウスに最高神の地位を奪われて、追い払われてしまうという残念な神様ですよ。

でもこれは、クロノス神が、生まれてくる子供に王位を奪われることを恐れて、

子供たちが生まれると次々と飲み込んでいった、という非道なことをしていたからなのですね!

この悪行のために、結局クロノス神は、息子のゼウスに倒されて、神々の世界の最高位を失うことになったのです。

*ゼウスがクロノスから王権を奪った話の詳しくは、以下の過去記事でどうぞ!

ギリシャ神話:ゼウスの支配の始まり

そして、このクロノス神が、ローマ神話に受け入れられて、

サトゥルヌス神となった、というわけです。

サトゥルヌス神の神話では、クロノス神がゼウスに倒された後、ギリシャからイタリアに渡ってきてサトゥルヌス神になった、とも言われているのだとか。

なんともご都合がいい気がするけど、まあ神話のことだから、オールオッケーです!

そうして、このサトゥルヌス神に捧げられていた「サトゥルナリア祭」が、クリスマスの起源になった、って考えると、時間の流れが壮大すぎてすごい!!

神話は続くよ、どこまでも・・・!

mary1826 / Pixabay

サトゥルヌス神は土星だよ!

ちなみに、このクロノス神から引き継がれてきた

ローマのサトゥルヌス神ですが、

ローマのラテン語では Saturnus (サトゥルヌス) と書いたんですが、

英語では、これがなまって  Saturn (サターン) と言いますよ。

そう、この Saturn (サターン) は現在、

「土星」

の名前として使われています!

サトゥルヌス神=クロノス神は、土星の神様なんです!

DasWortgewand / Pixabay

この「土星」の神様が、

クリスマスの起源のお祭り「サトゥルナリア祭」をやってて、

それが今の私たちのクリスマス・パーティー・・・って、

わあ〜、どんどん、壮大になってきましたね!

まさか、クリスマスから、土星までつながるとは思わなかった?!

神話の世界なら、それもありですよ〜!!

クリスマスには、神話の神様も思い出してね!

というわけで本日は、

クリスマスの起源は、

ローマ神話のサトゥルヌス神(=ギリシャ神話のクロノス神)に捧げられていた、

「サトゥルナリア祭」というお祭りが起源なのではないか?

というお話でした!

ことの真偽はわかりませんが、これからは、クリスマスにパーティーをしてお腹いっぱいご馳走を食べる時に、

ローマ神話、そしてギリシャ神話の神様たちのことも思い出してあげてくださいね!

今あなたが美味しいチキンやケーキを食べられるのは、ひょっとしたらその神様のおかげかもしれませんからね!!

*この記事に興味を持った方は、こちらの記事もどうぞ!

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