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「スターウォーズ 帝国の逆襲」ジェダイの訓練はギリシャ神話の英雄みたい

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どうも! イレーネです。

現在「金曜ロードSHOW」で3週連続放送中の「スターウォーズ」シリーズ、

第1弾の放送は、オリジナル第2作目で、全体のエピソードとしては「エピソード5」に当たる

『スターウォーズ/帝国の逆襲』

でしたね!

もうすぐ公開になるシリーズ最新作『スターウォーズ/最後のジェダイ』を見に行く前に、

これまでのストーリーのおさらいで見た方も多かったかと思います!

この映画では、主人公のルーク・スカイウォーカーが、

本物のジェダイの騎士となるために、ジェダイ・マスターのヨーダに訓練してもらうくだりが印象的ですが、

こういう「真の戦士になるための訓練を賢者が行う」エピソードって、ギリシャ神話にも共通する「英雄神話」が起源なんですよ〜!

ジェダイ・マスターのヨーダ登場!

「スターウォーズ」シリーズは世界的に今も大人気で、

映画も全部で7作(スピンオフを含めると8作)作られておりますが、

この『スターウォーズ/帝国の逆襲』

オリジナルシリーズの第2作目で、全体のエピソードとしては「エピソード5」になります。

主人公のルーク・スカイウォーカーが、

第1作目(シリーズ全体としては「エピソード4」)、

『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソードIV)』

この中で、ジェダイの戦士オビ・ワン・ケノービにジェダイとしての能力を見出されるのですが、

最後にオビ・ワンは、ダース・ベイダーとの戦いに破れて亡くなってしまいます。

しかし、ルークはまだ、本物の「ジェダイの戦士」じゃない。

そうすると、ルークをトレーニングして、本物の「ジェダイの戦士」まで育ててくれる師匠が必要になるわけです。

そこで、第2作目(エピソード5)

『スターウォーズ/帝国の逆襲』

から新たに登場してくるのが、

マスター・ヨーダ!!

これがまた、かわいらしい姿で、大人気のキャラクターです!!

こんなかわいらしい姿で、ルークも初対面ではとてもジェダイのマスターとは思えなかったのですが、

いやいや、実はものすごいフォースの使い手で、ルークを精神的にも技術的にも、本物の「ジェダイの騎士」となれるようにトレーニングしてくれるんですよね!!

久しぶりにヨーダを見ると、VFX以前の特殊撮影で、ぎこちない動きが泣けましたわ〜

でもまたそこが、「セサミストリート」のマペットみたいでかわいいんですけどね!

このヨーダがとっても印象的なので、この『帝国の逆襲』は、「ヨーダの登場」を一番よく覚えている!って方も多いんじゃないかと思います!

賢者が英雄のトレーニング!

さて、このマスター・ヨーダが、

まだフォースに目覚めたばかりのジェダイの新米騎士、

ルーク・スカイウォーカーを、真のジェダイの騎士にするべく、トレーニングを開始します!

マスター・ヨーダを背負ってランニングしたり、足に乗せたまま逆立ちしたり、

そのトレーニング風景はなんだか、可愛くってユーモラス!

でも、念力で大きなものでも動かしてしまったり、ヨーダのフォースの力は本物なのです!

こんなふうに、まだ少年〜青年時代の、英雄の卵を、その道の賢者が鍛えてトレーニングする、

っていうのは、ギリシャ神話でも王道のパターンです!

英雄アキレウスやイアソンなどを、少年時代に訓練したとされているのが、

下半身が馬になっているケンタウロス族の賢者・ケイロンです!

*ケンタウロス族っていうのは、こんなふうに下半身が馬だって考えられていました!

このケンタウルス族っていうのは、本当は気性が荒くて乱暴者なんですが、

その中でケイロンだけは、教養豊かな賢者として知られていて、

狩猟の技術、運動競技、音楽に医術に予言の術とに優れていました。

この賢者ケイロンを頼って、英雄アキレウス、イアソン、果てはのちに医術の神として神格化されたアスクレピオスまで、

みんな少年の時には、ケイロンの弟子として鍛えてもらった、という神話が残っているんですよ!

このケイロンの教育のおかげで、みんなギリシャ神話で活躍する本物の英雄に成長することができたのですね!

まさに、ケイロンはギリシャ神話界のマスター・ヨーダだ!


*ドラクロワの描いた「アキレウスの教育」 ルークを教えるマスター・ヨーダの姿と重なるかな?

「スターウォーズ」のベースには英雄神話があるのだ!

さて、こんなふうに、

マスター・ヨーダが未熟なジェダイの騎士ルークを教育している姿は、

ギリシャ神話でケンタウロスの賢者ケイロンが英雄アキレウスを教育するエピソードにそっくりなのですが、

それもそのはず、

ジョージ・ルーカスは、もともと

アメリカの神話学者ジョーゼフ・キャンベルの本を読んで、

「スターウォーズ」の着想を得ていた、というのは有名な話です!

その本は、

ジョーゼフ・キャンベル著『千の顔を持つ英雄』

この本によると、世界各地に見られる英雄神話には、

共通するパターンを見ることができるそうです。

その「英雄神話のパターン」には、人類が共通して心を揺さぶられるものが隠されていて、

そのために古来からずっと、世界各地で似たような英雄神話が繰り返し語られてきたのだ、ということなんですね。

この本に感銘を受けたジョージ・ルーカスは、

この「英雄神話のパターン」に当てはまるように、主人公のジェダイの英雄ルーク・スカイウォーカーの物語を作り上げていったわけで・・・

ルークの英雄になるためのトレーニングがアキレウスのトレーニングと似ていたって、それは当然ということなんです!!

ギリシャ神話の英雄アキレウスは、賢者ケイロンの教育を受けて、

ギリシャ神話でも最大級の英雄に成長しましたよ!

*英雄アキレウスのトロイア戦争での活躍の物語は、ホメロスの『イリアス』で読むことができます!

では、ジョージ・ルーカスの作り出した英雄ルーク・スカイウォーカーは??

もう言うまでもないですね、

1977年にオリジナル第1作が公開されてから現在に至るまで、

世界中の人たちに愛され続け、今年2017年にもさらにシリーズ最新作が公開されるという、

まさに現代の英雄神話!!

これを考えると、どれだけ人類はジョーゼフ・キャンベルの言うところの「英雄神話」が大好きなのか、よ〜くわかりますよ!

父と息子の葛藤と戦いも神話のパターン

その他にも、ギリシャ神話で見ることができる神話のパターンとしては、

真の英雄となるために、息子が父親と戦って、乗り越える、

っていうのがあります。

有名なのが「オイディプス王」で、本当の父親とは知らなかったものの、父と戦って倒し、母と結婚する、と言うエピソード。

これは心理学の面から見ても注目されて、子供から成長して大人になるために、父親と対決して倒したいという深層心理

いわゆる「エディプス・コンプレックス」の名前の由来になっていますね〜

これが、「スターウォーズ」では、

ルーク・スカイウォーカーと、実の父親とは知らなかったダース・ベイダーとの関係に当てはめることができますね!

ルークが真のジェダイの騎士になるためには、父親を倒さなくちゃいけなかったわけなのです!

このルークの葛藤にも、胸を熱くして見入ってしまった人が多かったのでは?

特に男性諸君には他人事ではない感覚なのかもしれませんね!

*I'm your father! No!!

*この「父と息子の神話」について詳しくは、以下の過去記事をご覧ください!

「スター・ウォーズ」の父と息子とギリシャ神話

現代の神話を目撃せよ!

というわけで、「スターウォーズ」シリーズが長〜く世界中の人たちに愛されている背景には、

世界各地に伝わる「英雄神話」があり!!

この「現代の神話・スターウォーズ」の最新作が、いよいよ

12月15日(金)から公開!!

『スターウォーズ/最後のジェダイ』

あ〜、見るのが待ちきれない!!

現代の神話の続きを、みなさんぜひ、ご覧ください!!

*日本版予告編

https://youtu.be/z9zxunCma0g

*英語版予告編

*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!

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