ヤー! イレーネです。
ついにキター
あの伝説の映画『ブレードランナー』の続編
『ブレードランナー2049』
10月27日(金)より、ついに公開です!
公開前からすでに賛否両論のこの作品!
失敗作か?!
それとも傑作か?!
映画館で目撃しなくっちゃ!!
伝説の映画の続編『ブレードランナー2049』!!
いよいよ公開ですね〜
『ブレードランナー2049』!!
2017年 アメリカ映画
上映時間 163分
監督: ドゥニ・ビルヌーブ
出演: ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマス
予告編:
きゃー!!
予告編を見ただけで、なんだろう、この胸の高鳴りは!!笑
いわずと知れた伝説の映画
『ブレードランナー』
ついに続編の登場です!
オリジナルの『ブレードランナー』は、1982年に公開され、世界中の映画ファンから熱狂的な支持を受けた伝説の映画!
監督はリドリー・スコット
主演はハリソン・フォード
原作はこれも世界中に熱狂的ファンを持つ
フィリップ・K・ディックの
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
を映像化した作品です。
近未来の社会を描いた幻想的な映像もあって、現在でも人気の衰えない驚異の映画!
なんと、5つも異なるカット・バージョンがあることでも有名なんですよね〜
で、このオリジナルの『ブレードランナー』の舞台は2019年。
・・・・・・なんだって?!
今からたった2年後の設定なの?
あ〜、2年後にはレプリカントが人間に混じって町を歩き回っているの??
・・・と、なる可能性はとっても低いけど、1982年の公開当時には、そういう未来をみんな夢見ていたのかな〜
とにかく、この映画の未来社会の様子なども、見てるだけで胸がときめく〜
ハリソン・フォードがおハシでうどんを食べているのを見るだけでも、こういう「東洋シュミ」は当時珍しかったんだろうな!
でも今では、世界中で中華料理が食べられて、日本のラーメンも外国でも人気だったりするけどね!
まあ、この2019年当時の、ハリソン・フォード演じる「レプリカントの始末屋」=「ブレードランナー」のデッカードの戦いは、世界中の映画ファンから熱い支持を受けた、というか、今も受けている!!
で、今回公開される『ブレードランナー2049』は、
このオリジナル版の30年後が舞台!!
だから「2049」なのか〜、と深く納得。
今回の映画では、主人公の「ブレードランナー」は、
ライアン・ゴズリングが演じる「K」に交代しています。
ライアン・ゴズリング、売れてますね〜!
「ラ・ラ・ランド」
で世界を席巻してから、すぐこの大作の続編でまたまたお目見えです。
*「ラ・ラ・ランド」よかったよ!って過去記事は、こちらになりま〜す
この時も思ったけど、やっぱり上手い役者さん!
上手くて、存在感がある役者さんは、いつでも引っ張りだこですね!
今は、アダム・ドライバーも、あっちこっちに忙しい超売れっ子ですが、やっぱり文句なしに、圧倒的に上手いから!
*映画「パターソン」も、ものすごくよかったよ!
おっと、話がそれちゃいました。
話を戻すと、前作のオリジナル版の主人公・デッカードを演じたハリソン・フォードも、出演しています。
さすがに、年を取ったわ〜30年経っただけのことはあるね!
でも、それだけ時代が変わっても、今でも活躍しているハリソン・フォードって、さすがです!
この新旧の「ブレードランナー」の対決も、この続編の見どころですね!
新作は全米公開で不振?!続編は駄作なのか?!
というわけで、世界中の映画ファンの期待の中、
そして熱狂的なファンが多いために「続編がオリジナルの世界観をぶち壊してないか〜?」という厳しい目の中、
この新作『ブレードランナー2049』は、
いち早く全米では10月6日から公開されています!
ところが、この公開を受けて、「大コケ」報道が盛大に飛び出しちゃってるんですけど・・・
映画「ブレードランナー」続編が大コケ 中年にしか受けない説
恐れられていた事態が現実になろうとしている──。
映画ファンから熱狂的支持を集めると期待された伝説的SF映画「ブレードランナー」の続編の上映が米国で10月6日金曜日からスタートしたが、客の入りはパッとしない。
1億5500万ドル(約175億円)という巨額な製作予算を投じて作られた「ブレードランナー2049」が、初週末(土曜日まで)に稼げたのは3150万ドル(約35億円)だった。しかも、この金額は5日深夜の先行上映の400万ドルを含めての数字だ。
(yahoo!ニュース 2017.10.10)
だから、日本では公開前に、
「大コケ」
「失敗」
みたいなネガティブな報道が先行しちゃっている状況です。
・・・・・・
でもね!!
『ブレードランナー』は、封切りの興行収入で測るような映画じゃないのよ!!
カップルとか親子で楽しんでお出かけする映画じゃないんだってば!!
どっちかっていうと、熱心な映画ファンが、
一人で(映画に詳しくない人に『ブレードランナー』を語られたくないから)
ポップコーンも食べず(そんな暇があったら映画に集中したいから)
映画館に入る前から期待と不安に胸をうちふるわせて見に行く映画なんだってば!!
そもそも、オリジナルの『ブレードランナー』なんて、こんなもんじゃない「大コケ」だったんですからね!
1982年の公開当時、映画館の上映もさっさと打ち切りになっちゃったし、興行的には完全に「失敗作」。
でも!!
じわじわと作品に対する評価が上がり続け、今では誰もが知ってる伝説の映画に!
しかも、熱狂的なファンが多い「伝説のカルト・ムービー」としての地位を確立してしまったのです!!
だから、ね〜
この続編だって、そもそもが、老いも若きもみんなが劇場に向かう「アナ雪」みたいな映画じゃないんだよ!
ってことを、多くの方たちにも分かってもらいたい。
というか、むしろこの報道を見て「今度の『ブレードランナー』の続編って失敗作なんだって!」なんて間に受ける方たちは、
見なくていいですよ www
って、自分自身まだ見てないのに、これだけ言うのは、
この続編『ブレードランナー2049』は絶対面白いに違いない!
って信じてるから!
続編監督は『メッセージ』のドゥニ・ビルヌーブ監督!
というわけで、自分はこの続編が、すごいものに仕上がっているに違いない!!
と信じてる!!
なぜなら、監督が、あの『メッセージ』を撮ったドゥニ・ビルヌーブ監督だから!
この監督、ただ者ではないですよ!
『メッセージ』には完全に圧倒されました!
完璧な映像美と、漂う時間と空間の不思議な世界。
私たちの生きている世界とは、時間とは、言葉とは、と深〜いテーマを掘り下げていて、
見終わった後に心の深くに残り続ける、という
なかなか出会えないような良作映画でした!
しかも、この監督は音楽のセンスも抜群で、映像と音楽のコラボレーションも完璧だったなあ〜。
*映画『メッセージ』について詳しくは、こちらの過去記事をご覧ください!
ということで、これだけの映画を作ることができるドゥニ・ビルヌーブ監督が手がけるのが、
この続編『ブレードランナー2049』な訳ですよ。
期待するな、という方が無理だから!
とんでもなく、期待してるから!
でも確かに、『メッセージ』も哲学的とも言えるその内容で、一般受けという映画ではなかったなあ。
でもね、その手腕は、確か!
ドゥニ・ビルヌーブ監督は確実に、これからの映画界を背負って立つ才能の一角です。
ちょうど年代も、クリストファー・ノーラン監督にも近いし、
新世代の名監督チームに、入っているかな〜。
あ、自分の中では、入っています!
だから、絶対、今度の続編もすごいはずだよ〜
まだ予告編しか見れないけど、映像も圧倒的に美しいし、
ジャレッド・レトーもいい俳優さんだから、ライアン・ゴズリングとの化学反応も楽しみだし、
あ〜、やっぱり、期待が高まります!
音楽担当はヴァンゲリスから交代し・・・
さて、前作のオリジナル版『ブレードランナー』
その映画を盛り上げているのは、1982年当時先端だったシンセサイザーを多用した音楽で一世を風靡した
ヴァンゲリス!
近未来の世界を音楽からバックアップして、あの独特の世界観の構築に貢献しました!
このヴァンゲリス、世界的に活躍する音楽家で日本でもファンが多いですが、
実はギリシャ人です!
あんまりギリシャの人って知られてないけどね!
ギリシャ人音楽家って、あまり数がいないのですが、たまに出てくるとこうやって世界的に名をはせる才能が出てくるから、ギリシャの芸術の力ってまだまだ、あなどれないんですよ!
*ヴァンゲリスについて詳しくは、こちらの過去記事をご覧ください!
このギリシャ出身のヴァンゲリスの音楽は、
『ブレードランナー』の世界観に合わせて、少し東洋風なフレーズも多用されていて、
日本の私たちが聞いてもどこか懐かしいようなところもあったりします。
この伝説の映画にふさわしい、無国籍な雰囲気と、シンセサイザーの近未来な雰囲気で、当時としては画期的だった音楽なハズ!!
今聞いても、全く古さを感じさせないのが、すごいな〜と。
そして、今回の続編『ブレードランナー2049』でも、
ひょっとして、ヴァンゲリスが音楽担当で続投か?!
とギリシャでも盛り上がっていたかもしれない?!
というか、自分イレーネとしては期待していたけれど、
実は今回は監督が交代するのに合わせて、音楽も交代となっています!
残念!!!
この続編『ブレードランナー2049』で音楽を担当するのは、
ドゥニ・ビルヌーブ監督の『メッセージ』でも音楽を担当していた、
アイスランドの音楽家
ヨハン・ヨハンソンさんです!
この抜擢を聞いて、
「あ〜、そりゃしょーがないな・・・」
とも思いました。
それくらい、映画『メッセージ』では映像世界と音楽が完全にマッチして独自の世界を作り上げていて、
ドゥニ・ビルヌーブ監督とヨハン・ヨハンソンさんの音楽は、完璧なコラボレーションでしたから!
ドゥニ・ビルヌーブ監督も完全な信頼を寄せて、この続編の音楽も頼んだんだろうな。
ヨハン・ヨハンソンさん自身の音楽も、
とても神秘的で、無国籍な雰囲気も漂っています。
あらかじめ映画のことを知らないで聞いても、『ブレードランナー』の世界にぴったりだな!と思いますよ。
あ、ちなみに「ヨハン・ヨハンソン」というのは、正しくは
「ヨハンの息子ヨハン」という意味で、出身のアイスランドには実は日本の苗字に当たるものはないんだそうですよ。
そういえば、アイスランドの産んだ天才ミュージシャン、ビョーク様も「ビョーク」だったなあ。
それにしても、アイスランドって、たった30万人ちょいしか人口がいないのに、
こんなふうに世界的に活躍する音楽家がどんどん出てくるって、それもすごい!!
世界的なバンド、シガー・ロスもアイスランドだし、アイスランド・ミュージック恐るべし!!
というわけで、この続編『ブレードランナー2049』でも、
音楽と映像のすごいコラボレーションが見られること間違いなし!
やっぱり期待が高まります!
前日譚アニメを日本の渡辺信一郎さんが製作!!
そして、オリジナルの『ブレードランナー』では、日本を思わせる電飾や看板がゾロゾロと出てきて、
近未来の雰囲気をかもし出すのに効果的に使われていました!
日本人にとっては、ちょっと嬉しいですよね!
そんな「日本とのつながり」は、新作の『ブレードランナー2049』でも生きているんです!
今回の続編『ブレードランナー2049』の製作にあたって、
ドゥニ・ビルヌーブ監督は3つの前日譚となる短編映画の製作を依頼!
その中で、もっとも重要な事件を扱う15分の短編アニメ映画を作ったのが、
日本の渡辺信一郎監督なのです!
このアニメ、映画の公開に先駆けて、ウェブで無料公開されているのですが、
これが恐ろしく出来の素晴らしいアニメ映画で、ほ、本当に無料で公開しちゃっていいの・・・?
この映画が15分で終わっちゃうのがもったいなくて・・・
これで2時間映画も作って欲しいくらい!
ぜひ、多くの人に見ていただきたい!
*渡辺信一郎監督「ブレードランナー ブラックアウト 2022」
ね、本当にこれ無料公開でよかったの?!
っていう驚愕の短編映画でしょ?!
近未来の都市の風景も幻想的で、今のアニメーションって、こんなにできるのか!!
と感動でした〜。
今、日本のアニメ界はすごいことになってますね〜。
いやいや、びっくりしました!
さらに二本の短編映画も!!
この渡辺信一郎監督の短編アニメの出来事が、前作の『ブレードランナー』から3年後の2022年が舞台。
そして、このアニメ作品に続いて、二つの短編も製作されています。
次の「2036:ネクサス・ドーン」は、「ブラックアウト」からさらに14年後。
世界は「レプリカント禁止法」によって、レプリカントを新たに作ることを禁じられていますが、
天才科学者ウォレス(ジャレッド・レト)が、新たなレプリカントの製造に取り組んでいる!
というストーリー。
この短編の監督は、前作の監督リドリー・スコットの息子、
ルーク・スコット!
おっと〜。二世ですか!
リドリー・スコットも、自身の代表作の続編に、なんとか息子に関わって欲しかったんでしょうね!
そして、さらに!!
この短編映画に続いて、もう一本短編映画が!!
それが
「2036:ネクサス・ドーン」からさらに12年後の出来事を描いている
「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」
こちらも、引き続き、ルーク・スコットが監督しています。
この短編映画の翌年の時代設定なのが、
続編の本編『ブレードランナー2049』
な訳ですね!!
っていうか、どれだけ制作費使ってるの?!
本編に合わせて短編3本も作るなんて!!
って、企画も予算もケタ違いの映画だな〜
これらの3本の短編映画が前作『ブレードランナー』の後に起きて、
その後に続編となるわけですから、がっちり予習してから、本編に挑みたいですね!
あ〜、今から、早く続編本編見たくてたまらないですよ!
罪な映画です・・・
続編見る前に『ブレードランナー』本編も見直しておかなきゃだし、短編に入ってる情報も頭に入れなきゃだし、結構忙しい!!
あ、ひょっとして今回の続編がイマイチとか言って騒いでる人って、こういうことを全部しないでいきなり映画館でみちゃったりしてたりして?
一つの長〜い物語になってるわけだから、そこらへんも楽しみの一つになってるので、見逃せないですよね!
もうすぐ公開! 待ちきれない!
というわけで、もうすぐ公開の期待の映画
『ブレードランナー2049』!!
今から見るのが楽しみです〜!
まだ予告と短編3本の情報しかないけど、
すごい映画になる予感!!
そりゃー、前作から考えても、子供達が見て楽しい映画じゃないし、
カップルでも行かないだろうし、正直興行成績はふるわないんじゃないかな?
とは思うんだけど、映画ファンとしては期待します!
期待せざるをえない!!
上映時間も「163分」って破格の長さだよ! 2時間43分!!
どれだけの物語がこの中に詰まっているの?
と思うと、見る前から興奮中です!
なんでも、予告とかを見ると、ラストが衝撃らしいけどね〜
どうなるのかな〜
というわけで、注目の
『ブレードランナー2049』!!
10月27日(金)から、上映開始です!!
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