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映画「オン・ザ・ミルキーロード」クストリッツァ9年ぶりの新作公開!

2017/09/24

どうも! イレーネです。

今年は注目映画の封切りが相次ぐなあ〜

エミール・クストリッツァ監督、9年ぶりの新作

「オン・ザ・ミルキーロード」

本日9月16日(土)公開です!

これも見に行かなくっちゃ!!

クストリッツァ監督、なんと9年ぶりの新作!

今年は大作/注目映画の公開が続くなあ〜

こう話題作が続くと、おサイフが軽くなってしょうがないわ〜

と文句言いながらも、映画ファンとしては見に行きたくなっちゃう注目作が、本日9月16日(土)から公開です!

エミール・クストリッツァ監督の、なんと9年ぶりの最新作、

オン・ザ・ミルキーロード

監督:エミール・クストリッツァ

製作:パウラ・バッカーロ、エミール・クストリッツァ、ルーカス・アコスキン、アレックス・ガルシア

出演:エミール・クストリッツァ、モニカ・ベルッチ、プレグラグ・ミキ・マノジョロビッチ、スロボダ・ミチャロビッチ

2016年  セルビア・イギリス・アメリカ合作映画

上映時間 125分

あらすじ:隣国と戦争中のとある国。右肩にハヤブサを乗せたコスタ(エミール・クストリッツァ)は、村からの戦線の兵士たちにミルクを届けるため、毎日銃弾をかわしながらロバに乗って前線を渡っている。 国境を隔てただけの、すぐ近場同士で続く殺し合い。いったい戦争はいつ終わるのか、誰にも見当がつかない。

そんな死と隣り合わせの状況下でも、村には呑気な暮らしがあった。おんぼろの大時計に手を焼いている母親と一緒に住んでいるミルク売りの娘ミレナ。美しく活発な彼女の魅力に村の男たちはメロメロで、皆がミレナ目当てもあってこの家のミルクを注文する。

そのミルクの配達係に雇われているのがコスタだ。コスタに想いを寄せているミレナは、ひとつの計画を思い描いていた。戦争が終わったら、兵士である兄のジャガが戦場から帰ってくる。兄は、この家に花嫁として迎える女性と結婚する予定だ。その時と同じ日に、自分はコスタと結婚するのだと――。

ところがミレナの求愛に対し、コスタは気のない素振りで話をそらしてばかり。
そんな折、家に花嫁(モニカ・ベルッチ)がやってくる。ローマからセルビア人の父を捜しに来て戦争に巻き込まれたという絶世の美女だった。
彼女とコスタは、初めて会った瞬間からお互い惹かれ合うものを感じる。二人にはかつて人生を一変させたほどの重い過去の影があった。
「私たち、きっと似た者同士ね」
「……そうかもな。少しだけ」

まもなく奇跡のような報せがもたらされた。突然、敵国と休戦協定を結んだというのだ。
久々に訪れた平和の時。村人たちは狂喜して酒を呑み、楽器を弾き、歌をうたい、踊る。陽気な音楽があふれるどんちゃん騒ぎの中、とりわけミレナは大はしゃぎ。コスタもバンドに交じって得意のツィンバロムを演奏する。やがて戦争終結。ミレナの兄ジャガも帰還。コスタの気持ちはさて置き、“ダブル結婚式”の準備は着々と進んでいった。

しかし平和は束の間で一変する。
過去に花嫁を狂おしく愛した多国籍軍の英国将校が、彼女を自分のもとに連れ去ろうと特殊部隊を村に送り込んだのだ。残忍な兵士たちに村はすべて焼き払われる。愛すべき村人たちはみんな死んでしまった。

村に帰る途中で蛇に引き留められ、運よく生き残ったコスタは、花嫁を連れて決死の逃避行を開始。いまや二人きりとなった彼らの運命の愛は燃え上がる。果たして追っ手から無事に逃げ切り、幸せをいまや二人きりとなった彼らの運命の愛は燃え上がる。果たして追っ手から無事に逃げ切り、幸せをつかむことができるのだろうか――?

公式サイトより)

*エミール・クストリッツァ最新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」予告編

クストリッツァ監督本人が主演の意欲作!

というわけで、本日9月16日から公開になる

オン・ザ・ミルキーロード

エミール・クストリッツァ監督、なんと9年ぶりの新作になります!

もはや説明の必要もないかもしれないけど、

エミール・クストリッツァ監督は、寡作だけれども、ものすごい人!

1954年11月24日生まれの62歳

出身は旧ユーゴスラビア(現在のボスニア・ヘルツェゴビナ)のサラエヴォ

プラハの国立映画学校FAMUで映画を学び、瞬く間にその才能を開花

カンヌ国際映画祭でパルムドールを2度受賞

ベルリン国際映画祭の銀熊賞

ヴェネチア国際映画祭の銀熊賞

と、全部取ってしまった、押しも押されぬ現代最高の映画監督の一人。

その作風としては、クストリッツァ監督が紛争の絶え間ないバルカン出身ということから、

戦争に翻弄される人々を、豊かな想像力とユーモアも駆使して描き切るところが特徴です。

代表作は、

『アンダーグラウンド』

そして、

『黒猫・白猫』

と、どれも映画史に残る傑作ぞろい!

もはや生ける伝説のエミール・クストリッツァ監督ですが、

その作品が戦争に関わりがあって政治色があることや、およそ商業的ではない作風から、

作品をなかなか世に出してくれないんですよね〜

ですので、今回の新作

オン・ザ・ミルキーロード

も、なんと9年ぶりにやっと出た新作になります!

でも今回の目玉は、なんとエミール・クストリッツァ監督自身が主演もつとめていること!

より私小説的な作品になっているのかな?

それとも、ヒロインに迎えた、「イタリアの宝石」モニカ・ベルッチと共演したかったのかな?

どっちもありそうだけど、とにかく、監督自身の思い入れも相当強い作品であることはまちがいないですね!

音楽を担当するのは、息子さん!

そして、エミール・クストリッツァ監督の映画の特徴といえば、

強烈なバルカン・ミュージックの世界!!

作品のユーモアのセンスと絶妙にマッチして、その独特な世界観を作り上げています!

最新作

オン・ザ・ミルキーロード

では、音楽を担当するのは、なんと息子さんです!

音楽:ストリボール・クストリッツァ

エミール・クストリッツァの息子。「ノー・スモーキング・オーケストラ」の一員であり、俳優としても出演している。
主な作品は、『SUPER 8』(01)、『ライフ・イズ・ミラクル』(04)、『ブルー・ジプシー』(06/オムニバス映画『それでも生きる子供たちへ』の中に収録)、『ウェディング・ベルを鳴らせ!』(07)。

公式サイトより)

この最新作でも、その独特なバルカン・ミュージックに注目ですね!

ダンス・シーン動画が公開されていますが、これも印象的!!

そう、これだけ音楽にこだわりがあるのは理由があって、

エミール・クストリッツァ監督もバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」を率いているミュージシャンでもあるんです。

そのバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」を率いて、今回来日も果たしているんですよ、カッコイイ〜

「オン・ザ・ミルキー・ロード」の巨匠監督来日、自身のバンドで歌い狂う!?

9年ぶりの最新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」が、9月15日より劇場公開される天才監督エミール・クストリッツァ。同作は“イタリアの宝石”モニカ・ベルッチをヒロインに迎え、紛争下で芽生えた恋と逃避行を自身の主演で描いた奇想天外でファンタジックなドラマだ。そして新作のキャンペーンで来日したクストリッツァが、自らが率いるバンド“ザ・ノー・スモーキング・オーケストラ”で9月2日に1日だけのライブを敢行。東京・お台場のZepp 東京に老若男女、幼い子連れの家族まで幅広い層が集まり、満員状態のフロアで踊りまくる狂騒の一夜が実現した。

バンドの音は、こちらの動画で聞けますよ! カッコイイ〜

全国で公開!

そんな、いろいろスゴイ人、

エミール・クストリッツァ監督の最新作

オン・ザ・ミルキーロード

全国で公開スタートです!

というか、単館上映じゃなくてよかったよね

まあ、これほどの監督の作品だから、全国でいろんな方たちに見て欲しい!

一斉公開スタートじゃないけど、よかったです。

北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 9/15 〇
青森 フォーラム八戸 順次
山形 フォーラム山形 順次
東京 TOHOシネマズシャンテ 9/15 〇
神奈川 シネマジャック&ベティ 9/15 〇
栃木 宇都宮ヒカリ座 1/13
群馬 シネマテークたかさき 順次
長野 松本シネマライツ 11/18
静岡 シネギャラリー 10/28
静岡 シネマイーラ 順次
静岡 シネプラザサントムーン 11/18
愛知 伏見ミリオン座 9/15 〇
愛知 ユナイテッド・シネマ豊橋18 9/15
愛知 トヨタグランド 10/21
三重 進富座 10/28
石川 シネモンド 11/18
大阪 大阪ステーションシティシネマ 9/15 〇
大阪 シネマート心斎橋 9/15 〇
京都 京都シネマ 順次
兵庫 シネ・リーブル神戸 9/23 〇
兵庫 TOHOシネマズ西宮OS 9/15 〇
岡山 シネマクレール 順次
広島 サロンシネマ 順次
福岡 KBCシネマ 10/14
熊本 Denkikan 順次
大分 シネマ5 10/14
宮崎 宮崎キネマ館 順次
鹿児島 天文館シネマパラダイス 10/28

でも、最近の映画公開って、早いのだと本当に1〜2週間で終わっちゃったりするから、

劇場で見る場合には早めにいくことをおススメしますよ〜!!

エミール・クストリッツァ特集上映「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!」も開催!!

そして、映画ファンには嬉しい

エミール・クストリッツァ監督作品の特集上映「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!」も2週間限定で開催!!

こういうの、ついつい行きたくなっちゃうんだよね〜 (おサイフにはきついけど!!)

この特集上映では、かの名作映画「アンダーグラウンド」の完全版上映もやってくれるそうです!

完全版は・・・なんと5時間越えだよ!! ひ〜! でも見てみたい!

アンダーグラウンド

完全版 1995年/カラー/314分/デジタル(DVDクオリティ)
通常版 1995年/カラー/171分/デジタル・リマスター版(DCP)

『パパは、出張中!』に続き二度目のカンヌ映画祭パルム・ドールに輝いた本作は、映画の超異端児にして天才的クリエーター、クストリッツァが祖国旧ユーゴスラヴィアの50年に渡る悲劇の歴史をブラックなファンタジーとして再構築した一大巨篇。子ども時代に夢みた幻想的な映像と、ハイスピードなブラスバンドのツービートにジプシー風哀愁のメロディーが見事に重なりあう。民族紛争の不条理さは21世紀の今見ても胸に迫る衝撃。映画評論家の故淀川長治氏がラスト・シーンの素晴らしさに「涙で画面がくもってしまう」と語った、20世紀ベスト10に入る奇跡の一本! 今回初上映する完全版は、劇場通常版とは別にテレビ放映用につくられた6エピソードから成る特別編集バージョン。日本ではこれが初めてのお披露目となる。

<「アンダーグラウンド 完全版」について>
*前編(エピソード1~3)、後編(エピソード4~6)に分けての上映となります。
*エピソードごとに、オープニング&エンディング・クレジットが流れます。
*上映素材は、権利元に高解像度(HD)マスターがなく現存する唯一の標準解像度(SD)マスターを使用しています。

公式サイトより)

戦争の悲しみを知るエミール・クストリッツァ監督の世界

そして、このエミール・クストリッツァ監督の作品を知る上で欠かせないのが、

監督が紛争の絶えないバルカン出身で、

自身もユーゴ内戦で故国が引き裂かれた経験を持つこと。

作風はユーモアもあって力強いですが、その戦争の悲しみは欠かすことができない要素の一つになっています。

そういう意味では、本当に今年は戦争を考えさせる映画が続くなあ。

先日見てきた「ダンケルク」もその仲間です。これもすごい映画だった!

映画「ダンケルク」IMAXで戦場を体感した5つのポイント!!

映画「ダンケルク」IMAXで見なくてどーするの?!

そして、日本では「この世界の片隅で」の公開が話題となりました。

映画「この世界の片隅に」戦争と人々の暮らし:日本と古代ギリシャの場合

アメリカからは「ハクソーリッジ」の公開もありました。これもすさまじい戦場を再現して話題となりました。

映画『ハクソー・リッジ』戦場ヴァーチャル・リアリティ3つの見るべきポイント

こういう作品群を見ていると、きれいごとではない戦争の姿が伝わってくるし、

何よりも若い人たちが「戦争カッコイイ」とかテレビゲームのようなイメージを持つことを防いでくれるんじゃないかと思うんですよね。

今回公開されるエミール・クストリッツァ監督の最新作

オン・ザ・ミルキーロード

を見ても、戦争の愚かさ、悲しさ、虚しさを、多くの人たちが知るきっかけになるんじゃないかな〜と思います。

こういう「戦争に巻き込まれてしまった市民の悲しさ」については、

古代ギリシャの時代から実は訴えられていて、今でも人類は同じ過ちを繰り返してるのか、って愕然としますよ!

この映画「オン・ザ・ミルキーロード」を見たら、ぜひその点も考えてみてほしいな、って思います!!

終戦の日に平和を思う:古代ギリシャから学べること

クストリッツァ監督の最新作、見に行かなくっちゃ!

というわけで、いよいよ9年ぶりに公開になる

エミール・クストリッツァ監督の最新作

オン・ザ・ミルキーロード

本日9月16日(土)より全国で公開スタートです!

本当〜に久しぶりの新作なので、この機会にみんな、映画館に行こう〜

私も行くよ!

どっかの劇場でいかにも「ギリシャオタク」っぽい人がいたら(?)それは私かもしれない・・・キヒヒ!

2017.9.21 追記

エミール・クストリッツァ監督の新作、見てきましたよ〜!

いや〜、想像以上に、もう、なんていうか、神話の世界でした。

ギリシャ神話みたい。

クストリッツァ監督は現代のホメロス、吟遊詩人で、この映画は現代の叙事詩だね!

自身がミュージシャンであるクストリッツァ監督の音楽のセンスも抜群で、

この映画を見終わってからは、しばらくは頭の中でバルカン・ミュージックが鳴り響くことになりますぞ!

感想をアップしておいたので、こちらもどうぞご覧ください!

(*一部ネタバレも含みますので、まだ見てない方は要注意!)

映画「オン・ザ・ミルキーロード」がまるでギリシャ神話だったポイント6つ!

*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!

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