どうも!イレーネです!
世の中にはいろんなマニアの方いらっしゃいますよね〜?
かくいう私イレーネは「ギリシャ・マニア」!
そんな、他の人から見たら
「何がそんなに面白いのか?!」
と思えるものにどっぷりハマっているのが、マニアのみなさん!
そんな奥深い「マニア」の世界ですが、
この「マニア」という言葉、実はギリシャ語だ
ってみなさんご存知ですか?
「マニア」は「マニアー」だよ!
さて、本日ご紹介する言葉
「マニア」
ですが、
ギリシャ語の「マニアー」(μανία)が語源
なのです!
時は流れてこの言葉が、
英語の mania
へと受け継がれ、
英語を経由して、はるばる日本へとやってきました。
そう、世間からちょっと眉をひそめて語られる?!ような言葉「マニア」は、そんな由緒正しいありがたい言葉だったのです!!
「マニア」とは「狂気」だ!!
さて、そんな長い歴史を誇る言葉
ギリシャ語の「マニアー」(μανία)
ですが、そのギリシャ語のもともとの意味は、ズバリ、
「狂気」です!!
もともとは、「頭がおかしくなってる」というよりは、
神々が送る神的な力
という意味合いがあって、
その神々のもたらす力によって、人間の行動がガラッと変わってしまう、と考えられていたようです。
だから、ある人がおかしな行動を取り始めたら、
神々の送った「マニアー」(狂気)によって動かされている
という認識ですね。
だから、ギリシャ神話にも多く登場する
予言者や、巫女
といった人たちは、神々によって「マニアー」を送られて、人間には見られない世界を見る、ということなのです!
あるいは、
詩人のような芸術家たち
であったら、神々の「マニアー」に触れて作品を作り出す、といった意味合いもありました。
ですから全部が全部悪い意味ではないのですが、
人の見る事のできない世界を見る予言者たちは、恐れられてもいたので、
そういう意味では、悪い意味も持っていたと言えるでしょうねえ。
「マニア」は「情熱」でもある!
ともあれ、そういうふうに、神々から送られる力が人間にもたらす影響、という意味から転じて、
「マニア」という言葉には
「情熱的に何事かに打ち込むこと」「情熱」
という意味が生まれてきたわけです。
現在日本で認識されている「マニア」は、どちらかというと、この「情熱的にのめり込むこと」に近い意味ですよね。
ですから、今現在の「マニア」も、考えてみれば、どちらかの神々の力によって、「マニア」を送られてそうなっているのかもしれませんね?
だってそうじゃなければ・・・
何ゆえに「鉄道」とか「包装紙」とか「飛行機」とか「ギリシャ」とかに、それほど熱中することがあろうか??
小柳ルミ子さんが突然にサッカーに熱中しだす理由があろうか?!
やっぱりこれも、神様たちに狂わされいるのに違いない?!
まあ、どんな物事も、極めれば違った世界が見えて、面白くなるものかもしれませんね!
「マニア」というべきか「オタク」というべきか・・・
ちなみに、今の日本では
「マニア」
というより
「オタク」
という言葉の方が、市民権を得てきているようにも感じますが・・・
その二つの言葉の間に違いはあるのか!?
それはちょっと、自分ではわかりません〜!
最近ですとタモリさんが
「地形マニア」
として有名になってきますよね!
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ということですので、
今また「マニア」という言葉が息を吹き返しております!
そんなわけで、古代ギリシャで生まれた「マニア」という言葉、
まだまだ、この日本で生命を永らえさせそうです。
タモリさん、ありがとう!!
自分としても、「ギリシャオタク」って呼ばれるよりは、「ギリシャマニア」って呼ばれる方が、ちょっと気分がいいのは気のせいかしら?!
「マニア」の皆さん、がんばろう!
というわけで、
本日は、日本でもおなじみの言葉
「マニア」は実はギリシャ語ですよ!
という話題でした!
「オタク」の方が多く使われているようですが、いや、「マニア」もまだまだ日本で健在!
この由緒正しい言葉を、ぜひ使い続けていってほしいものですね!
全国の「〜〜マニア」のみなさ〜ん! これからも頑張ってくださ〜い!!
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