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ギリシャにまつわるマンガ

マンガ「プリニウス」が面白すぎる!

更新日:

どうも! イレーネです。

本日は、マンガでギリシャが登場する作品を取り上げてみたいと思います!

『テルマエ・ロマエ』で有名な

ヤマザキ・マリさん

が、

とり・みきさん

と共作で現在連載中なのが、

ローマの博物学者プリニウスを主人公にした歴史大作

プリニウス

現在、3巻まで刊行されていますが、

この作品、面白すぎる!傑作です!

マンガ「プリニウス」のすごさ

最近、古代ギリシャ・ローマを取り上げているマンガが増えてきましたよね〜

そんな中で大注目なのが、この

ヤマザキマリさん、とり・みきさん共作の

プリニウス

このマンガの作者

ヤマザキマリさんは、

古代ローマを舞台にした、ご存知

テルマエ・ロマエ

で大成功を収め、映画化もされて、日本で古代ローマが注目されるきっかけとなりました。

そのヤマザキマリさんが、満を辞して

大好きな古代ローマの博物学者・プリニウスを主人公にしてスタートしたのが、この

プリニウス

なのです!

この作品の何がすごいって、まず、その絵!!

ヤマザキ・マリさんが主に人物

とり・みきさんが背景の建物・風景・動物たちを主に描く

という共作の形を取っていますが、これが大正解!!

とり・みきさんの細密画の様なローマの風景と、リアルな動物たち、

そしてプリニウスの伝える不可思議な化け物たちまで、絵をみているだけで全く飽きません!

かたやヤマザキ・マリさんの描く登場人物たちの魅力は、もう「テルマエ・ロマエ」で日本じゅうに知られているとおりです!

リアルだけどおかしみもあって、「くすっ」と笑えるところもツボを押さえて入ってきて、

お堅い博物学者プリニウスが、そこらのおじさんのように親しみを感じさせます。

そして、メインのストーリーも、

博物学者プリニウス

という日本ではあまり馴染みのない人物を主人公にしているものの、

日本でも名高い

皇帝ネロや哲学者セネカも登場!!

その当時の混沌とした雰囲気を想像してワクワクさせられるのです。

これを読むと、きっと古代ローマに興味のない人たちも、好きになっちゃうと思うんですよね!

ギリシャ人の書記官・エウクレス

おっと、ここまで古代ローマの話で、ギリシャブログなのにギリシャ関係ないじゃん、と思われたかと思いますが・・・

いやいや、このマンガでは、

プリニウスの書記官となったエウクレス

という青年が出てきますが、

彼は

「マグナ・グラエキア人」

つまり

イタリアに植民したギリシャ人

なのです。

古代ローマ帝国が栄えるずっと前から、ギリシャ人はイタリア各地に植民して、ポリスを繁栄させていたのです。

シチリアは今でもギリシャ植民市の遺跡が数多く残されていますが、

エウクレスはそのシチリアのエトナ山のふもとの出身

という設定になっています。

プリニウスは、エトナ山の噴火で家が燃えて途方にくれているエウクレスと出会い、

彼が文法学を学んでいたことから書記官として雇うことになります。

第1巻で初めて二人が出会った時には、

二人でギリシャ語で話していた

という設定になっていますので、ラテン語が母語のプリニウスの博学ぶりが分かりますね〜。

*シチリアには今も、古代ギリシャ神殿の遺跡がたくさん残っていますよ〜!見に行きたいなあ。

ギリシャ出身の家庭教師・アンナ

そして第3巻には、

プリニウスの甥っ子の家庭教師となる女性・アンナ

が登場します。

このアンナは、

ギリシャのアテナイ(現在のアテネ)出身

という設定です。

ローマの街角で代筆業をしていたアンナは、ラテン語、グラエキア語(ギリシャ語)、ヘブライ語もできる教養ある女性。

実はお父さんとお兄さんも、

アテナイのリュケイオン(アリストテレスの学園)

で先生をしていたというインテリ一家の出身。

家族が亡くなってしまったので、義理のお兄さんの代筆屋を手伝っています。

このマンガに描かれている通り、

ギリシャがローマの支配下に降った後も、アテナイは学府としての地位を保ち続け、

それはビザンチン時代になっても変わることはありませんでした。

ヤマザキ・マリさんによると、そんなアテナイ出身の奴隷というのは教養があってプライドが高く、

ローマ市民もおいそれと使うことはできなかったようです。

このアンナは、そういったアテナイの

「学問の都」

としての側面を表しているキャラクターなのですね。

この彼女の教養を見込んだプリニウスが、甥っ子の家庭教師として雇うことになるのです。

第3巻で登場してすぐに、早速その才媛ぶりを披露する場面があります。

プリニウスについていこうかどうしようか迷うエウクレスに、彼女はこんなことを言うのです。

人間は知識 教養という栄養なしでは健全に育たぬ生き物

無知や無学ほど人間の社会を脅かすものはありません

おお〜、耳が痛い!!

けど、正論!

この聡明な家庭教師・アンナ、今後、物語で重要な役割を担いそうな予感がします!

*学問の都だったアテナイ(現在のアテネ)には、文芸都市の痕跡があちこちに!

rygrech / Pixabay

舞台はポンペイへ!

そんなわけで、大注目のマンガ

プリニウス

いよいよ物語は

プリニウスの終焉の土地・ポンペイ

へと舞台を移します。

いよいよヴェスビオス火山が噴火するのかな〜まだかな〜

ギリシャ人・エウクレスとアンナの運命もどうなるのか、続きの第4巻が楽しみです。

まだ読んでいない方、ぜひぜひ読んで古代ギリシャ・ローマの世界を楽しんでくださいね!

*現在第3巻まで発売中!

*現在、続巻刊行中!

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