日本人の人気旅行先でもあるギリシャ。
もし、日本人のあなたがギリシャの街角を歩いている時、
後ろから
「ねえ!」
という声が聞こえたら・・・
あれ? 呼ばれた? と思いませんか?
つい振り返っちゃいますよね?
それが実はですね〜・・・
「ねえ」はギリシャ語!
そう、これはほぼ、条件反射。
日本人のあなたがギリシャの街を歩いているときに、
後ろから
「ねえ!」
という声が聞こえたら、
ほぼ100%、
「呼んだ?」
と思って振り返るでしょう。
しかしそこには、ケータイに向かってベラベラしゃべってるお姉さんが歩いているだけ・・・
呼ばれたと思ったのに、なんだか変だな・・・
と肩透かしを食らった気分に。
その後、カフェに入って休んでいると、隣の席でベラベラしゃべっているカップル。
「ねえ!」
と言うので振り向くと、あなたを無視してしゃべり続ける・・・
そしてしばらくするとまた、
「ねえ」
の声。
で、振り向くと、また無視される・・・
そう、ここら辺であなたは気がつくのですが、
ギリシャ語で「ねえ」は「Yes」の意味なんです
ギリシャ語で書くと
「ναι 」
となり、
発音は、
「ネー」
です。これは、そのまんま、
日本語の「ねえ」と発音もおんなじ!!
これは、私たちが振り返っちゃっても、仕方ないですね!
ギリシャでは町中で「ねえ」
そういう訳で、全くの偶然で、
ギリシャ語の「ネー」は日本語の「ねえ」とよく似ているんです!
ただ、日本語では「ねえ」は呼びかけの言葉ですが、
ギリシャ語では「ネー」は「Yes」の意味
だから、電話がかかってきたら返事は「ねえ」。
話している人に同意するのも「ねえ」。
強く同意すると、「ねえ〜〜、ねえ、ねえ」と繰りかえす。
気がつけば、町中、そこらじゅうで「ねえ」「ねえ」ばっか言ってる。
これがまた絶妙に、日本語の呼びかけの「ねえ」とおんなじなもんだから
分かってはいるんだけど、この「ねえ」が繰り返されると、
思わず振り返らずにいられない日本人がいったいどのくらいいるでしょう?
あ〜、まぎらわしい・・・
でも、「はい」と返事する時に、代わりに「ねえ」と言えばいいんですから、覚えやすいと言えば覚えやすいですけどね!
でも、これがまた、日本人の私には、
「はい」と返事するタイミングで「ねえ」って言うのは難しいんですよ!
これが全く別の言葉、例えば英語の「yes」なら切り替えられますけど、
下手に日本語の「ねえ」とおんなじもんだから、まぎらわしい〜!
「ねえ」は「Yes」だと覚えておこう〜!
というわけで、
日本語そっくりの「ねえ」が
ギリシャ語では実は「Yes」の意味なんだ!
ってお話でした。
日本人の私たちにとっては、と〜ってもまぎらわしいんですけど、
ギリシャにご旅行に出かける際には、ぜひ
ギリシャ語で「ねえ(ναι)」は「はい」
と覚えておきましょう〜!
そうすれば、街中でいちいち振り返らなくても大丈夫ですからね!