どうもどうも! イレーネです。
本日は、またまた「実はギリシャ語が日本語に定着してるんですよ〜」というお話!
日本でも根強い人気のある、映画や小説のジャンルである
「ファンタジー」
この言葉、実はギリシャ語だった!!
ってご存知でしたか〜?
「ファンタジー」は「ファンタシア」から!
日本でも昔からの神話や民話などがたくさん語り継がれてきましたが、
そのせいもあってか、国民的に
「ファンタジー」
が好きなんじゃないかと思うんですよ〜
例えば、宮崎駿監督の作品とかは、ざっくりいえば「ファンタジー」というジャンルに入りますよね〜
『となりのトトロ』
なんかは、幻想的な動物たちが登場する、ファンタジーの代表作ですよね!
かわいいんだよな〜、トトロ!今でもまた見たい!
そして、もちろん、宮崎映画の金字塔である
『千と千尋の神隠し』!!
不思議な世界に迷い込んでしまって、神様たちや魔女などに出会ってしまう、っていうストーリーは、ギリシャ神話の時代からのファンタジーの王道とも言える作品でした!
*『千と千尋の神隠し』とギリシャ神話については、こちらの過去記事をご覧ください!
さて、そんな、私たち日本人の日常生活にすっかり溶け込んだ言葉
「ファンタジー」
ですが、
実はギリシャ語からできた言葉なんですよ!
もともとは、ギリシャ語の
「ファンタシア」(φαντασία)
という言葉が語源で、もともとの意味は
「外見」「見た目」
そして、「イメージ」「イマジネーション」
という意味にも使われていました。
これがラテン語、フランス語を経由して英語に引き継がれて、
英語の「ファンタジー」(fantasy)
になったんですね。
この英語の「ファンタジー」(fantasy)が日本に入ってきて、すっかり定着してしまった、というわけなんですよ!
だから、「映画のジャンルで好きなのは?」「う〜ん、ファンタジーもの!」なんて言う会話も、全く一般的になりました!
でもこういう会話をしている時に、実はギリシャの恩恵を受けていたなんて、知ってる方は少ないのかな?
もったいない〜 あなたの話しているのは、それ、ギリシャ語ですよ!?
これでギリシャ語を見直してあげてくださいね!
ディズニーの不朽の名作『ファンタジア』!!
さて、こういうふうに、
「ファンタジー」
の語源は、ギリシャ語の
「ファンタシア」(φαντασία)
ですよ〜という話なのですが、
「ファンタシア」が実はギリシャ語だった、ってことも知らない方も多いかもしれません!
「ファンタシア」って言葉自体は、日本人にはすっかりおなじみ!
そう、ディズニー映画の古典的名作
『ファンタジア』
で覚えている方も多いですよね!
幻想的な魔法の世界・・・
これぞ、「ファンタジー」の原点ですね!!
真央ちゃんの「ファンタジア」!
あるいは、フィギュアスケートで大人気だった、というか引退した今も大人気の
浅田真央ちゃんが以前プログラムで滑っていた曲も
「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」
作曲はイギリスのナイジェル・ヘス。
『ラヴェンダーの咲く庭で』という映画のテーマ曲でした。
この曲を滑る真央ちゃんは、本当に妖精のよう!!
そして今見ると、びっくりするくらい滑らか!!全てがつう〜っと、なんの力も入ってないみたい!!
本当に不世出のスケーターだなあ〜と改めて感動しちゃいますよ!
ありがとう、真央ちゃん!!
今度のオリンピックで真央ちゃんが見れないのが、ホント残念!
進化するファンタジー映画の世界!
そして、「ファンタジー」といえば、最近の「ファンタジー映画」の進化の凄まじさもすごくないですか?
VFXの進化で、今までは空想するしかなかった「ファンタジー」の世界が、かなりリアルに映像化することができるようになって、映画を見るたびに「おおお〜」って感動しますよ!
その意味でエポック・メイキングだったのは、やっぱり
『ロード・オブ・ザ・リング』ですよね〜・・・
VFXの進化によって、「映像化は不可能」と言われていた小説を完全映像化!!
今はさらにVFX技術が進んでますから、これからのファンタジー映画は楽しみだな〜!
テレビシリーズでも、VFXを駆使して、壮大なファンタジーの世界を作り上げることができるようになっちゃったんだから・・・
『ゲーム・オブ・スローンズ』
はテレビ界を震撼させたファンタジー巨編で、
幻想の動物ドラゴンが勇壮に空を飛ぶ姿もVFXで映像化!
この作品も歴史の変わり目になりそう!
*超オススメ!!テレビシリーズの歴史を変えたファンタジー巨編『ゲーム・オブ・スローンズ』について詳しくはこちらの過去記事もどうぞ!
『ファンタスティック・ビースト』第二作も公開だよ!
そして、当然ながら、「ファンタジー」がギリシャ語なら、
「ファンタスティック」だって同じですよ!
今年2018年の冬には、あの「ハリー・ポッター」シリーズのスピンアウト
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第二弾
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
の公開も予定されています!!
シリーズ第1弾の
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
では、これもVFXを駆使して、幻想動物をリアルに映像化して見せてくれました!
第2弾でも、どんな動物たちが飛び出してくるか!?
公開が楽しみですね〜
*『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』について詳しくは、こちらの過去記事もご参照ください!
追記:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も面白かったよ!
この後公開になった
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
も見ましたよ!
やっぱり面白かった!
映画の詳しいレビューはこちらの記事も合わせてどうぞ!
*第二弾の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も、現在DVD&ブルーレイ、各種動画配信サービスでみられます!!
世の中は「ファンタジー」であふれてる?!
というわけで本日は、
日本語でもすっかりおなじみになった言葉
「ファンタジー」
は、もともとは、
ギリシャ語の「ファンタシア」(φαντασία)
からできた言葉なんですよ! っていうお話でした!
昔から日本人は、民話や昔話などでも、不思議な動物たちが活躍するお話が大好き! なので、今でも「ファンタジー」の人気は衰えていませんよね?!
最近はVFXの進化がものすごくて、「ファンタジー」と言われるジャンルの映画やテレビシリーズも、これまでにない大人気!
まだまだ、日本でも、いえ、世界でも、このギリシャ語からできた言葉「ファンタジー」はたくさん使われていくんでしょうね!
皆さんも、次にこの「ファンタジー」という言葉を使う時には、ギリシャのことを思い出してあげてくださいね〜!!
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