これからのギリシャの映画界を背負って立つ
期待の新鋭ヨルゴス・ランティモス監督
「ロブスター」は米アカデミー賞は逃しましたが、国際的評価は高く
新作映画では、なんと!
アカデミー賞主演女優賞を受賞したばかりのエマ・ストーンや、
美形俳優ニコラス・ホルトなど、またまたスターがずらりの豪華な作品になりそうです!

By: Tim Olson
ランティモス監督の新作はまたまたスター勢ぞろい!
ギリシャの新鋭監督として今大注目なのが、
つい先日、「ロブスター」で米アカデミー賞で脚本賞にノミネートされて話題となった
ヨルゴス・ランティモス監督!!
残念ながら米アカデミー賞で受賞は逃しましたが、
この作品はすでに第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞していますので、高い評価を受けていることは間違いありません。
この映画には、コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、そしてフランスが誇るレア・セドゥといった、
大スターたちがずらりと出演していて驚きましたよ!
製作費 €4,000,000 (日本円で約5億円)なんて、ハリウッド大作に比べたら笑っちゃうような低予算映画に、
これだけの大スターたちが出てくれるって、きっと出演料度外視で出てくれたんだろうな・・・
ランティモス監督の映画には、それだけの魅力があると映画界が認めてくれているってことですよね。
そんな、世界が注目するランティモス監督、
次回作の情報が出てきたのですが、
なんと、今度はエマ・ストーンが出演だって!!!
ニコラス・ホルト、ヨルゴス・ランティモス監督の新作でエマ・ストーンと共演
ファッション・デザイナーのトム・フォードの初監督作品『シングルマン』以降、映画『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など、多くの作品で存在感を放っている俳優ニコラス・ホルトが、ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の新作『The Favourite(原題)』に出演するとDeadlineが伝えた。
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キャストには映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンや、ランティモス監督作『ロブスター』に出演する女優レイチェル・ワイズ、女優オリヴィア・コールマンなどが名を連ねる。
ええ〜!!
エマ・ストーンといえば、「ラ・ラ・ランド」でオスカーをとって、今ハリウッド一押しの女優さんじゃないですか!!
出演料ちゃんと払えますか?! (失礼)
あ〜、でもめっちゃかわいいエマ・ストーンを、ランティモス監督作品でも見れるなんて、幸せ。
そして、イギリスの美形俳優として頭角を現している
ニコラス・ホルトが相手役だそうです!
わ〜、豪華!
ニコラス・ホルトもよく出てくれましたよね〜
というか、この人もカッコイイんだけど、ただのフツーのイケメン役はしないから、
今回もちょっと変わってるんだろうな。
『ウォーム・ボディーズ』ではゾンビだし。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、再び白塗り・・・
なんでしょう?
イケメンなのに、自分をカッコよく見せようという気がないのかな?
まあでも、ランティモス監督作品だと、イケメンでもカッコ悪くさせられるから、
(コリン・ファレルのおじさんぶりにびっくりした)
ニコラス・ホルトも誰だかわからないくらいカッコ悪くなってたりして・・・
その他、前作に続いて、
レイチェル・ワイズも!! これも大好きな女優さん。嬉しいな。
ということで、ランティモス監督の新作も、
豪華出演陣が見どころになりそう!!
今からどんな作品になるのか、楽しみですね〜
新作は17世紀から18世紀の時代もの!!
そして、上に紹介した記事によると、
新作映画は、時代ものになるんだそうです!!!
時代ものとなる『The Favourite(原題)』は、17世紀末から18世紀初頭のスコットランド・イングランドを舞台に、ステュアート朝最後の君主アン女王の治世下で権力をめぐり政治の駆け引きを展開した人物達の姿を描くという。
う〜ん、どんな作品になるんだろう?
ランティモス監督の作品って、現代社会への強烈な風刺が込められてる作品のイメージなので、
歴史モノをどんなふうに自分の世界観へ引きつけて描いていくのかな〜???
と、そこらへん、想像がつかないですね。
そして、配役も・・・
エマ・ストーンがアン女王の役ってこともあるのかな?
一応、アン女王って、すごい太ってたらしいんですけど・・・ (*wikipedia参照)
エマ・ストーンが太った特殊メイクで出てきたら、それはそれでびっくりだな〜
と、今から、どんな作品になるのか? 想像が膨らみます!
楽しみだな!
世界が注目するヨルゴス・ランティモス監督の才能!
でも、なんでそれほど映画界のスターたちがこぞって
ヨルゴス・ランティモス監督の作品に出てくれるのか?
それは、やっぱりそれだけランティモス監督の才能が注目されている、ってことですよね?!
ヨルゴス・ランティモス(Γιώργος Λάνθιμος)監督は、
ギリシャのアテネ出身、1973年生まれの43歳という新進気鋭の映画監督で、
「籠の中の乙女」(原題:Κυνόδοντας / 英語題名:dogteeth)で、
2009年 第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリ受賞!!
2010年 第83回米アカデミー賞で、外国映画賞にノミネート
そして「ロブスター」(原題:The Lobster)では、
第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞!
第89回アカデミー賞で脚本賞ノミネート
と、そうそうたる実績を持つ映画監督!!
最近は拠点をロンドンに移し、さらに国際的に活躍の場を広げています。
次の新作も、大いに注目!!
次は狙うのは、カンヌでパルム・ドールか?!!
っていうのも、正直夢じゃないくらい、高い評価を得ている監督です。
次のギリシャ映画界を背負って立つ才能に、高い期待が寄せられているのですね。
ギリシャの映画人の輝かしい歴史!
そんな風に、世界が注目する新しい才能がランティモス監督なのですが、
ギリシャって、実は映画でも映画史に名を残す偉大な人たちを排出していて、
映画界には大きな貢献をしてきているんですよ。
アメリカに移民した人達としては、その筆頭として
エリア・カザン!!
「エデンの東」のジェームズ・ディーンを見出したのはエリア・カザンなのですよ〜!
ジェームズ・ディーンは今見てもびっくりするほどかっこいい!!
そして、ギリシャ本土では、
名匠テオ・アンゲロプロス監督!!
ベネチア国際映画祭金獅子賞・銀獅子賞、
カンヌ国際映画祭審査員特別賞・パルム・ドール受賞、
と、映画界の最高の栄誉を総なめにしている名監督です!!
代表作は「旅芸人の記録」ですね!
こんな風に、映画史を語る上でも重要人物を、
ギリシャは排出してきたのですよ〜、実はすごいでしょ?
そんな輝かしい歴史を刻んできたギリシャの人たちの映画ですが、
ただ、2012年にテオ・アンゲロプロス監督が亡くなられてからは、
ギリシャ映画界も寂しくなるのかな、と思っていたら、
またまた映画界が注目する才能がさっそうと現れました!
それが、ヨルゴス・ランティモス(Γιώργος Λάνθιμος)監督!
これからの快進撃に、要注目です!!
ランティモス監督の新作に注目してね!
というわけで、本日は、
世界が注目するギリシャ映画界の新しい才能、
ヨルゴス・ランティモス監督の最新作が、
豪華キャストで進行中!!
というニュースでした。
あ〜、エマ・ストーンがランティモス監督作品に・・・
一体どんな作品になるのか、今からワクワクしますね!
ぜひ、ランティモス監督の最新作『The Favourite(原題)』に注目してくださいね〜
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