大好きな「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ第1作
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
この映画は本編と同じ時代背景ですが、全く違う登場人物たちの物語になっています。
しかし、スピンオフとなっても、本編と同じくそのストーリーのベースは
「英雄神話」のパターンしっかりと踏襲した映画!
というわけで、本日は「スター・ウォーズ」と英雄神話と「ローグ・ワン」についてご紹介します!
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は「スター・ウォーズ」のスピンオフ第1作!!
もう、はっきり言って、世界中で知らない人はいない、と言っても過言ではない全人類的(?)な人気シリーズ
「スター・ウォーズ」!!
その本編シリーズからのスピンオフ第1作目として公開されたのが、
この映画の物語の背景としては、本編の第1作目である
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年公開)
このストーリーの、直前のお話、という位置付けになるそうです。
この「エピソード4」では、デススターの設計図を反乱軍が奪った、という下りが出てきますが、
その設計図を奪った反乱軍の活躍が、この映画のメインというわけ。
いや〜、考えましたね!そこ、知りたいと思ってた人、多いはずだもんね!
そういうわけでこの映画は、本編のキャラクターは出てこなくても、同じ世界で同時期に進行していたストーリーに基づいているんですね!
またまた、女主人公の活躍が楽しみ!
このスピン・オフ新作
今作の主人公は、
反乱軍の女性兵士ジン・アーソ!
イギリス出身の注目の女優、フェリシティ・ジョーンズが演じます。
フェリシティ・ジョーンズといえば、
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主役のニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインとの共演作
『博士と彼女のセオリー』
での演技で、一気に国際的に注目される女優の仲間入りを果たしましたよね。
今回で「スター・ウォーズ」シリーズの主役を張るんだから、これで国際的トップ女優の仲間入りですね!
そして考えてみれば、本編の新三部作
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』
この三部作でも、主人公はレイ(デイジー・リドリー)という女性になっています!
「スターウォーズ」の世界で女性兵士が続々と活躍していくのは、ちょっと嬉しいですね!
この映画のジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)でも、凛々しい兵士ぶりが見られます!
その他キャストとしては、反乱軍の極秘チーム「ロ―グ・ワン」のメンバーとして
キャシアン・アンドー(メキシコを代表する俳優ディエゴ・ルナ)、
チアルート・イムウェ(香港のアクション俳優ドニー・イェン)
そしてボーディー・ルック(イギリスの新進俳優リズ・アーメッド)など、国際色豊かな顔ぶれ。
そして、大物俳優フォレスト・ウィテカーも出演します!
そしてもちろん、あの「ダースベイダー」も・・・
ギリシャ神話と「スター・ウォーズ」!!
さて、この「スター・ウォーズ」シリーズ、
もう、どうして好きなのか?と説明するまでもないシリーズですが、
ここでギリシャ神話の影響についても、ちょっとウンチク。
超有名な話ではありますが、神話学者ジョーゼフ・キャンベルに影響を受けて、
ジョージ・ルーカスはこのシリーズの構想を練ったという話でありますよ。
ジョーゼフ・キャンベルは世界中の神話や宗教に精通した、神話界の知の巨人みたいな人です。
詳しいところはジョーゼフ・キャンベルの著作を読んでもらえればわかります。
私も大学時代に読んだきりなので、今回の映画の公開に合わせてまた読んでみようかな。
『千の顔をもつ英雄』
Amazon の商品の説明
内容紹介
出合ってから30年というもの、
この本は私を魅了し、インスピレーションを与え続けてくれている。
――ジョージ・ルーカス世界最古の英雄譚といわれるギルガメシュの冒険からオデュッセウスの苦難の旅、
ブッダの修行、イザナギとイザナミの物語まで、
古今東西の神話や民話に登場する「英雄」たちの冒険を比較すると、
心を揺さぶる物語の基本構造が見えてくる――。
ジョージ・ルーカスに〈スター・ウォーズ〉創造のインスピレーションを与えるなど、
世界中のクリエイターたちに多大な影響を与えた
神話学者キャンベルによる古典的名著の新訳版。
というわけで、
ギリシャ神話を始め、世界の神話の英雄の話を比較していくと、
だいたい同じような
「英雄の物語のパターン」
を見ることができる、ということなのです。
そして、ジョージ・ルーカスは、その「英雄神話のパターン」を利用して、「スター・ウォーズ」の英雄ルーク・スカイウォーカーのお話を作り上げたのだそうです。
ちなみに、日本の映画で数年前にヒットしてた
『るろうに剣心』
でも、だいたいこの「英雄神話のパターン」が当てはまってて、「へえ〜!」と思ったよ!
でも確かに、人類が長〜い歴史をかけて作り上げてきた「英雄神話」にのっとって話を作り上げれば、
みんな当然面白い!とワクワクしちゃいますよね。もうDNAレベルで刻まれていますよ。
そういうわけで、この「スター・ウォーズ」シリーズも、映画史に残る、というか、唯一無二の壮大な人気シリーズとなったということなのです。
神話の力はまだまだ、あなどれませんね!!
あ、ちなみに、
「スター・ウォーズ」の人気キャラクター
レイア姫
の「レイア」という名前は、
ギリシャ神話の女神レアー(レイアとも言う)からとっていると思われます。
ギリシャ神話の女神レアーは、主神ゼウスの母である重要な神様。
「スター・ウォーズ」では、レイア姫はハン・ソロと結婚して、息子ベン(カイロ・レン)をもうけていますが、
ギリシャ神話によれば、もっと子供がいてもおかしくないかもよ・・・?!
神話に習うならば・・・まだまだスター・ウォーズシリーズは増え続ける!!
というわけで、「スター・ウォーズ」シリーズのスピン・オフ
この映画を見ながらギリシャ神話のパターンなども考えてみると、きっともっと楽しめると思います!
そしてこのギリシャ神話のパターンを使うのであれば・・・
この「スター・ウォーズ」シリーズのスピン・オフも、まだまだ、何十作でも、作れる!作り続けることができる!!
というのも、ギリシャ神話でも、「トロイア戦争」という、ギリシャ軍とトロイア軍の大戦争という神話に関連して、
神話がタケノコのように派生に派生を重ねて、ものすごい量の神話たちが出来上がっていったのですよ。
両軍の英雄たちにまつわる話、家族とか、先祖とか、子孫たちまで入れていったら、本当に覚えきれないくらいあります!
だから、「スター・ウォーズ」だって、帝国軍と反乱軍の大戦争、という似たような大きな舞台装置はできてるんだから、
そこで活躍する英雄たち、それぞれの活躍と、家族とか、故郷の島(星)のことまで付け加えていったら、
もう、いくらだって続編だってスピン・オフだって作り続けられる(笑)
あとはルーカス先生にがんばってもらうしかない!!
ファンとしてはいくらでも観たい気持ちはあるから、ルーカス先生がんばって!
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』IMAX-3Dで見てきました!
そしてこの映画
最新上映方式のIMAX-3Dで見てきました!
英雄たちの戦いを超大画面で見ることができて、満足です!
詳しい感想などについては、こちらの記事を合わせてご覧ください!
>>「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」まさに神話の英雄叙事詩!
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』をご自宅で!
そしてこの映画
現在は色々な方法でご自宅で簡単に見ることができるようになったので、気になる方はぜひ一度ご覧ください!
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