突然ですが、皆さん、メロンはお好きですか?!
あの皮にギザギザがあって、中身は甘〜い
メロン!!
日本でも、みんなが大好きと言って過言ではないくらい
人気があってよく食べられているフルーツですよね。
そんな日本人におなじみの「メロン」ですが、
この「メロン」も実はギリシャ語なのですよ〜!!
という本日のお話。
ギリシャでは、「リンゴ」のことだった?!
さて、この日本ですっかりおなじみのフルーツ
「メロン」
ですが、
当然これは日本原産の果物ではないですよね〜
原産国はインドだそうですが、
今ではアジア、ヨーロッパ、そしてアメリカでも流通して、
世界的に愛されている果物の一つと言えるでしょう。
そんな「メロン」という名前は、
もちろん
英語の melon
から日本に輸入されて定着したのですが、
この英語の語源が、
ギリシャ語の「メーロン」(μῆλον)
なのです!
ところが、ところがです・・・
ギリシャ語で、この「メーロン」は、
もともとは
「リンゴ」
あるいは
木になる果実全般
を指していたということです。
そう、こういった、日本でおなじみのメロン
これは品種改良の結果生まれたもので、古代ギリシャ人はこういうメロンは知らなかったのです。
ですから、もし古代ギリシャ人が日本にタイムスリップしてやってきて、
「メロン」と言われてこれを差し出されても、
「何・・・?」と固まってしまうことでしょうねえ。
「これはメーロンじゃない・・・!」とね!
なんてこった!
実は「ウリ」
そして実は、もともとのメロンは甘くなかったらしいですよ。
本来、メロンは「瓜(ウリ)」科の植物
そう、キュウリの仲間です!
キュウリの仲間が、ここまで進化を遂げたって、
逆にすごいですよね!
でも、キュウリも種類によっては、大きく、丸くなりますので、
そう言われれば、分からないでもない?!
しかし、これが高級果物の王様・夕張メロンのように進化を遂げるとは、全く驚きとしか言いようがないですねえ。
実はウリ科の仲間はいろんな種類があって、
スイカ(西瓜)
は英語だと water melon ですよね!
その他、
トウガン (冬瓜)
ニガウリ (苦瓜、ゴーヤー)
カボチャ (南瓜)
など、日本ではおなじみの野菜ばかり。
そして、この仲間にメロンも入っているわけです!
いや〜、ウリ科って、実はすごい植物かも?!
日本で愛され続けるメロン!
と、ちょっと話が逸れてしまいましたが、
日本でこよなく愛される
「メロン」
これは実は、
ギリシャ語からやってきた言葉なのでした!
というお話でした。
実際のところ、
日本ほど、メロンを大切に愛している国民もそういないのでは?!
うやうやしい箱に入った高級贈答品から、
果てはメロン型の器に入ったアイスまで!
これからも日本人は、
「メロン」とギリシャ語を連発しながら愛し続けていくのでしょう。
と言ってるそばから、このメロンのアイス、食べたくなったな〜
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