古代ギリシャの時代に存在していたという、
ロードス島の巨像(コロッソス)
をご存知ですか?
古代の世界7不思議の一つ
として、当時の世界に名を馳せた巨大建造物です!
倒壊してしまったため、現在は見ることができないのですが、
なんと、この巨像を再建しよう!という計画もギリシャであるらしいですよ?!
というお話をご紹介したいと思います!
ロードス島の巨像(コロッソス)とは何か?!
というわけで、今回は
古代の世界7不思議の一つ
として、古代世界に名を馳せた巨大建造物
ロードス島の巨像(コロッソス)
をご紹介します!
この伝説となった巨像とは、
をかたどった壮大な建造物で、古代としては驚きの大きさ
高さ30メートル超
の威容を誇ったと伝えられています。
この巨大建造物が建設されたのは、紀元前3世紀のこと。
古代世界としては滅多に見られない、壮大な建築物だったことは確かです!
そのあまりの壮大さに古代の世界7不思議の一つの一つにも数えられることになりました。
古代の人たちにも、一生に一度は目にしてみたい、すごい建築物として有名だったわけですね!
その姿はどんなだったかというと、
推測では、このように、港をまたぐようにして建てられていたとか。
で、デカっ!!
港に入る船は、この巨像の股の下をくぐって入港していたんですね!
とはいえ、実際に本当にこういうポーズだったかどうかは、不明です。
というのは、残念ながらその後地震により倒壊し、現在では失われてしまったのです!
実際には、この巨像は、60年も持たずに倒れてしまったらしいですよ!
あ〜、もったいない!
現代の私たちだって、一度はこんな巨像を見てみたかったですよねえ。
今は想像するしかないこの巨像、一体どんな姿だったんだろう?
想像はふくらみます!
*ロードス島の巨像(コロッソス)は太陽神ヘルメスの像だったということです。ヘルメス神について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
ロードス島の巨像(コロッソス)再建計画!
さて、こうして歴史の中に消えてしまった
ロードス島の巨像(コロッソス)
この巨像を再建する計画が現在進んでいるようなのです。
いや〜、さすがギリシャと言う他ないニュース。
今現在、財政危機で大変だというのに・・・
国にお金がなくて大変だというのに・・・
なんと、3千500万ユーロもの予算をかけての再建計画!
本当か?
というか本気か?
そんな暇と金があったら、財政赤字なんとかしなさいよ!
と、世界中のほとんどの人は思うはずですが、そうは思わないギリシャ人もいるらしい・・・?
確かにこれが本当に再建されれば、ロードス島民の大きな誇りになるし、観光の目玉になることは間違いないのですがね・・・
ミラー紙の報道によると、今回の計画では、オリジナルのコロッソスのおよそ5倍の150メートルもの大きな建造物にするらしいですよ!
New Colossus of Rhodes to be built in Greece - and will be taller than Statue of Liberty
The original, a 30m statue of the god Helios in the Greek city which collapsed in the Third Century, will be replaced by a 150m structure - five times the size of the original
The Colossus of Rhodes - one of the Seven Ancient Wonders Of The World - may be resurrected as part of a bold new £183million plan.
The original, a 30m statue of the god Helios in the Greek city which collapsed in the Third Century, will be replaced by a 150m structure - five times the size of the original.
The striking design will straddle two long piers in the harbour - as legend states the original did - and hold a huge beacon above its head.
But unlike the original, this new tourist attraction will have a library, museum - and shops.
(https://www.mirror.co.uk/news/world-news/new-colossus-rhodes-built-greece-7068291)
この英語ニュースをざっくり訳してご紹介すると、
「新しいロードス島の巨像(コロッソス)が建設されるよ。自由の女神像よりも大きい予定だよ。
元々は30メートルだったと考えられる像は、今度は150メートルで建設するよ。
伝説の通り、二つの埠頭を股にかけて、松明を持っているポーズをとっちゃうよ!
オリジナルと違って図書館、博物館、店舗が入りまーす」
ってことなんですね!
内部には、博物館や図書館、そしてお店などを作って観光客を楽しませる工夫をするようです。
公開されているイメージ動画はこんな感じ。
うわ〜、確かに、こんなんできたら、すっごいなあ!
観光客も呼び込めそうですしね!
・・・とは思うのですが・・・
う〜ん、計画はそりゃー立派なのですが
資金はどこから?
これだけの建造物を立てる技術力はちゃんとあるのか?
などなど、
突っ込みたいポイントだらけ・・・
そもそもね、オリジナルの30mの像だって地震ですぐ倒壊しちゃったんだから、今度もそうなる危険性はないのかね?
ギリシャって、日本と同じく地震国だけど、
日本と同じくらいの耐震基準ってあるのかな??
な〜んて、そう考えると、
「作らないほうがいいんじゃないかな〜・・・」
という不安もチラッとよぎるんですが、今後どうなるのか、注目です!
古代の世界7不思議っていったい何?
というわけで、
ロードス島の巨像(コロッソス)
再建計画が持ち上がっているわけなんですが、
ちなみに、この巨像が一つとして数えられている
古代の世界7不思議
って、なんだかご存知ですか??
もともとは、紀元前2世紀に活躍した
旅行家兼数学者のビザンチウムのフィロンが書いた
「Επτά θαύματα του αρχαίου κόσμου」
のことです。
直訳すると、
「古代世界の七つの驚くべきもの」
ってところ。
要するに、
「見たらびっくりするようなすんごい、古代の建物ベスト7!」
ってところかな。
それで、どんな七つの建造物が「すげー!」と認定されていたのかというと・・・
・ギザの大ピラミッド
・バビロンの空中庭園
・オリュンピアのゼウス像
・エペソスのアルテミス神殿
・ハリカルナッソスのマウソレウム
・アレキサンドリアの灯台
そして、
・ロードス島の巨像(コロッソス)
の合計7つ、と言われています。
残念ながら、現在残っているのは、
ギザの大ピラミッドだけ!!
ピラミッドって、すごい貴重な建物なんですね。
そうか、たった一つの生き残りか・・・
やっぱり一度見に行ってみたいな、ピラミッド。
まあ、そんなピラミッドと、並んで古代世界で名を知られていたのが、
この
ロードス島の巨像(コロッソス)!!
古代の人たちも、見てびっくりしてたんだろうな。
そんなすごいものが再建されるかもしれないって聞いたら、やっぱり気になるよね!
ロードス島の巨像(コロッソス)が再建されたら、見に行く?!
というわけで、
古代の世界7不思議の一つ
として古代世界に名を知られていた
ロードス島の巨像(コロッソス)
その再建計画についてご紹介しました!
本当にこれが再建されたら、きっと世界からの観光客も増えて、ギリシャも賑やかになるでしょうね!
それでも、もし、本当にこれが再建されたら・・・
う〜ん?
私は遠〜〜〜〜〜くから眺めることにします。
もし像が倒れてきても、届かないくらいの距離がないとね。
だって、また地震で倒れてきたら、と思うと心配なので!
でも勇敢な方たちは、ぜひ遊びに行ってあげてくださいね!