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『ヒストリエ』読まなきゃ!

『ヒストリエ』第12巻 5年の時を経てついに新刊刊行!パウサニアスが歴史を動かす!

古代世界の歴史を塗り変えた軍事の天才・アレクサンドロス大王

その書記官エウメネスが主人公のマンガ

岩明均作『ヒストリエ』

5年もの長い間新刊が刊行されずにファンたちは首を長くして待ち望んでいましたが・・・ついに!

最新12巻が発売されました!

ようやっと続きが読めた!

そしてこの12巻では、歴史が動いた大きな事件が描かれていますよ!

『ヒストリエ』第12巻 5年の時を経てついに新刊刊行!パウサニアスが歴史を動かす!

ということで、

歴史に大きな足跡を残した軍事の天才・アレクサンドロス大王

その書記官が主人公のマンガ

岩明均作『ヒストリエ』

ついに!

最新12巻が発売されました!

なんと、前巻の11巻が刊行されて以来、

5年ぶり・・・

もう、新刊は出ることはないのかと思い始めていましたよ!

とにかく続きが出てよかった!

なんといっても、まだアレクサンドロスは王子のままで、王にもなっていないんですから、

全体の物語としてはまだ序盤なはず!

これで終わってしまったら悲し過ぎました!

まずは新刊が出たことを、素直に喜びたいと思います!

ありがとうございました!

『ヒストリエ』第12巻 のあらすじ

それでは、ここからは、

軍事の天才・アレクサンドロス大王の書記官が主人公のマンガ

岩明均作『ヒストリエ』最新12巻

そのあらすじをご紹介していきますね!

この12巻は、前巻の11巻の最後で、

オリュンピアス王妃暗殺を企む事件の続きです。

フィリッポス王が暗殺部隊として送り込んだ中に、

王の護衛兵・パウサニアスの姿を見つけたオリュンピアス。

息子アレクサンドロスにそっくりなその姿に目をつけたオリュンピアスは、

ある取引を持ちかけます。

それは、自分を殺す代わりにフィリッポス王を殺すこと・・・!

パウサニアスは、王の護衛兵でありながら、

なんと王妃の側に寝返り、ついに歴史を動かす大事件に巻き込まれていくのですが・・・

というストーリー!

12巻目にして、とうとうアレクサンドロス王子の運命を大きく動かす大事件が起こります!

『ヒストリエ』第12巻 パウサニアスのフィリッポス王暗殺事件!

それでは今回、

軍事の天才・アレクサンドロス大王の書記官が主人公のマンガ

岩明均作『ヒストリエ』最新12巻

で描かれている、歴史の転換点となった

フィリッポス二世の暗殺事件とその後について、簡単にご紹介していきますね!

少々ネタバレにはなってしまいますが、

一応歴史的事件に基づいて描かれていますので、

すでにネタバレは歴史書でされているという事で、以下ネタバレお許し下さい。

フィリッポス二世の暗殺事件とは

それでは、この12巻で描かれている

フィリッポス二世の暗殺事件

これは、このマンガの通りの史実です。

フィリッポス二世は、娘のクレオパトラと、エピロス王アレクサンドロス1世を縁組し、

その祝宴の席で王の護衛のパウサニアスによって暗殺されたと伝えられています。

気になるのは、パウサニアスがこれほど大きな事件を起こした動機ですが、

実はパウサニアスはフィリッポス二世の同性愛の愛人で、

恋愛関係のもつれから事件を起こすに至った、とも伝わっていますが、

実は裏で暗殺事件の糸を引いていたのはオリュンピアス王妃だった

という説もあります。

このマンガでは、こちらの説を採用した形になっていますね!

しかし、

パウサニアスが寝返って、王暗殺という大事件を起こすには、動機がよく分からなかった気もします。

この後もっと説明があるかもしれませんが、あまりにもあっさりオリュンピアスに寝返ったような気もしますね!

まあ、現在ではパウサニアス自身の動機はもう分からないですので、

実際のところ、こんなふうにあっさり寝返っていたのかもしれません!

どちらの動機だったにしろ、王宮の陰謀に巻き込まれた時点でパウサニアスに命はなかったのでしょうから・・・

ちょっとかわいそうですね・・・

パウサニアスについて詳しくは、こちらの記事をあわせてどうぞ!

エウリュディケの運命

そしてこの12巻では、

新しくフィリッポス二世の王妃となった

エウリュディケ

の運命も大きく変わります!

この女性エウリュディケは、史実でも王の重臣アッタロスの姪で、

王に嫁いで男女二人の子を産んだということです。

ただ、このマンガでは、主人公の書記官・エウメネスとエウリュディケが、実は恋仲だった、

という設定になっていますが、

当然ながらこれはこのマンガのオリジナルのもの。

そしてフィリッポス二世が直々にエウメネスに、エウリュディケの産んだ息子を守るように伝えている場面が出てきますが、

ひょっとして、この二人の子の父親は、エウメネスという設定だったりして?!

そしてフィリッポス二世の暗殺後、このエウリュディケの子どもたちは、

アレクサンドロスの王位を脅かす存在として王妃オリュンピアスに殺された、

というのが歴史の通説になっています。

エウリュディケはそれを苦にして自ら命を絶った、と言われています。

王宮の権力争いに巻き込まれて、気の毒なことですよね・・・

しかし、このマンガではエウリュディケが命をかけて守った息子を、エウメネスが助けてやる・・・

という展開になっていますので、この後のエウメネスの運命も気になるところですね!

ちょっと??なところも

さて、そんなふうにこのマンガでは、

歴史上の出来事にいろいろとオリジナルのアレンジを加えて物語を作り上げています!

ですので、歴史が好きでだいたいのアレクサンドロス大王のお話を知っている方でも、

まるではじめて知る物語のように楽しめるわけですね!

ただ、オリジナルすぎて、ところどころ??なところも!

今回のパウサニアスのお話も、う〜ん、それで暗殺までに至るかなあ、と正直思ったところもありましたが・・・

そして、これは作者の岩明さんの特徴だと思うのですが、

残酷な殺戮場面がいろいろと出てきますので、そういうのが苦手な方はご注意ください!

しかし、この時代の武器は、精錬もそこまで技術なかったでしょうから、

あんなにスパスパ切れないと思うんですよね・・・

なんとなく、ヤクザ映画の日本刀のようなイメージがします。

まあでも、それもマンガなりの演出ですから、

あんまり細かいところは気にしないで、この世界観を楽しむのが一番ですね!

『ヒストリエ』第12巻 面白かった!続きが早く読みたい!

ということで、

古代世界の歴史を塗り変えた軍事の天才・アレクサンドロス大王

その書記官エウメネスが主人公のマンガ

岩明均作『ヒストリエ』

5年もの長い間新刊が刊行されずにファンたちは首を長くして待ち望んでいましたが・・・ついに!

最新12巻が発売されました!

ようやっと続きが読めたわけですが、

いよいよ歴史の転換点であるフィリッポス二世暗殺事件までやってきました!

これはアレクサンドロス大王誕生につながる大事件!

続きの13巻では、ついにアレクサンドロスの即位が描かれる・・・はず?!

続きはまた5年後かもしれないけど・・・

せめてアレクサンドロス東征までは読ませていただきたいので、

ぜひゆっくりでも続きを描いていただきたいです!

続きを読めるのを、あせらず気長に待ちたいと思います!

*このマンガ『ヒストリエ』についての詳しい紹介は、こちらの記事もあわせてどうぞ!

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