当ブログは広告を掲載しています

『ヒストリエ』読まなきゃ!

「ヒストリエ」第10巻6つの注目ポイント解説!

こんにちは、イレーネです。

古代世界を震撼させた軍事の天才・アレクサンドロス大王

その書記官だったエウメネスが主人公のマンガ

岩明均作

『ヒストリエ』

待ちに待った最新10巻が出ましたよ!

いよいよカイロネイアの戦い、決着!!

そこで、最新10巻と、今後の注目ポイントを6つ、解説するよ〜!

『ヒストリエ』10巻発売〜!

やれやれ、

やっと最新10巻が発売になりましたよ!

岩明均作

『ヒストリエ』

もう〜、やっと出た!

って言うのは、このマンガ、なかなか最新刊が出てくれないの〜

前巻の9巻が出たのって・・・

えっ! 2年近く前?! の2015/5/22だって!!

もおお〜

話の筋を忘れちゃうよ!?

とりあえず、10巻を読む前に、全部前の9巻まで読み直してから読もう!!

だって、忘れちゃってるから!

とりあえず、そこまで時間ない、って方のために、これまでのあらすじを簡単に解説しておくと、

主人公はスキタイの血を引くエウメネス

生まれつき頭脳明晰・勇猛果敢。

人に抜きん出たその才能を見込まれて、

ギリシャの都市カルディアで、ギリシャ人家庭で育てられる。

しかし、スキタイというその出自のために奴隷身分に落とされ、

その後、数奇な運命によって各地を巡ったあと、

ギリシャ北部で力を蓄えてきた新興国・

マケドニア王国の国王フィリッポス2世に出会う

この歴史に名を残す傑物の王にその才能を見込まれて、書記官として仕えることになる。

フィリッポス2世は息子のアレクサンドロス3世(のちのアレクサンドロス大王)に、

優秀な若者たちを家臣として集めて育てていたが、

エウメネスの高い能力に目をつけて、重用するようになる。

そして、北で力を伸ばしてきたマケドニア王国は、

ついに紀元前338年、ギリシャの有力都市アテナイとテーバイの連合軍と、

カイロネイアで激突することになる(カイロネイアの戦い)

この戦いに、フィリッポスはアレクサンドロス3世を初陣させ、

またエウメネスも将来の重臣候補として従軍させていた。

いよいよアレクサンドロスとエウメネスの力が、戦場で試される!!

・・・・・・

ってところまでが、前巻の9巻までのお話。

このカイロネイアの戦いの続きが、最新第10巻の始まり。

ってことで、この後、最新10巻と、今後の注目ポイントを6つ、解説していきたいと思いますが、

まだ最新刊を読んでなくて、できる限り情報を入れずに読みたい!!

って方は以下は読まないでね!

注目ポイント1:アレクサンドロスの超能力?!

さて、ついに発売になった

『ヒストリエ 第10巻』

いよいよ歴史上のターニング・ポイントとなった

「カイロネイアの戦い」の幕が切って落とされますよ!

この戦いは歴史上、ギリシャ連合軍がマケドニア王国の前に大敗北を喫し、その傘下に入るきっかけとなった重要な戦いです。

そのマケドニア王国の勝利に貢献したとされるのが、

この時18歳で初陣を飾った、

アレクサンドロス3世(のちのアレクサンドロス大王)!!

大哲学者・アリストテレスを家庭教師として、英才教育を施されたフィリッポス2世の後継者です。

って、ここまではマンガも歴史に沿っているんですが、

マンガの中のこの戦いでは、

もはやアレクサンドロスはオカルトの世界!

なにやら超能力のようなものを発揮して、ちょっと先の未来を読んで、

敵の裏をついていく!

・・・っつ〜ことなんだけど、

あれ? なんかこんな映画、前になかったっけ?

そーだ、これこれ!

映画『NEXT -ネクスト-』 予告篇

原作は、SFの巨匠フィリップ・K. ディック だよ!

ん〜、こうなると、もうすっかり、

アレクサンドロス大王も超能力者だね!

かる〜く、オカルトの世界?

まあでも、アレクサンドロス大王が、全てに抜きん出ていた、

歴史上まれに見る、軍事の天才、

というのは歴史的事実でもあるので、

そういう「天才」ってやっぱり、どこかしら普通の人と違うものですよね?

だから、そういう人を驚かせるような軍事の才能を、

「先を見る能力」として、超能力的に描いているのかな? とは思います。

多分、そこら辺って、私たち凡人にはわからない世界のことなんだろうな〜って。

軍人じゃないけど、将棋のプロ棋士の方達とか、先読みがすごいらしいですよね!

瞬時に何十手も先の手を読み解いて、手を打っていくって、ある意味これも凡人にはできない超能力だと思う!

映画化も公開されているマンガ

『3月のライオン』

映画『3月のライオン』予告編

これも中学生でプロになった将棋の天才棋士のお話だけど、

記憶力と先読み能力は、中学生だろうと大人と渡り合えるくらいの力を持っているのだから、

もう、まさに凡人には持てない能力、超能力だわ〜

将棋の羽生さんとか、記憶力と先読み能力、ものすごいらしいですし。

将棋もある意味、先を読んで戦術を練って戦う試合ですから、

軍事とは共通するところがありますよね〜。うんうん。

羽生さんが戦国時代に生まれていたら、ものすごい名将になったんだろうな。

だから世界史に名を刻む軍事の天才・アレクサンドロス大王が、

人には見えない少し先の未来を正確に先読みする能力があったとしても、

まあ、おかしな話じゃないんだけど!

でもその超常能力ぶりがまたコワイので、これは10巻で見逃せないポイントだっ!!!

注目ポイント2:アレクサンドロスのテーバイ軍殱滅!

今回の第10巻では、「カイロネイアの戦い」がメインになっているのですが、

その戦いの中で、将来世界帝国を打ち立てる

アレクサンドロス王子(のちのアレクサンドロス大王)が、初陣を飾ります。

「カイロネイアの戦い」

とは、歴史の授業で習った通り、

マケドニア王国の国王フィリッポス2世と、その息子アレクサンドロス王子が

ギリシャのアテナイ・テーバイ連合軍と正面衝突します!!

(*マンガの中では、アテネ、テーベ、という表記になっていますが、同じ都市の事です。というか、古代ではアテナイ・テーバイと呼ばれていましたよ)

この時、兵力自体は拮抗していた両陣営。

アテナイ・テーバイ連合軍は、右翼はテーバイ、左翼はアテナイ

という布陣で、それに対して、

マケドニア王国は斜線陣を敷いて対峙

左翼のアテナイ軍には、フィリッポス王の本隊が激突し、

右翼のテーバイ軍には、アレクサンドロス王子率いる軍勢が襲いかかりました。

これは、マンガにも出てきている通り、史実です。

この斜線陣は元々はテーバイで考案された、当時先進的な陣形で、

陣形が崩れると弱い重装歩兵隊(ファランクス)の弱点を突いた画期的な戦法。

横一線で陣形を保ったまま突撃するのではなく、主要隊に重点を置いて一点突破し、

敵の陣形を打ち砕き殲滅してしまう、という当時最新鋭の陣形。

フィリッポス2世は幼少期テーバイで人質として過ごしていたことがあり、

この戦法を学んで国に帰って、さらに改良を加えて最強の戦略を練り上げ、

自分に戦術を教えてくれたテーバイ軍を打ち破ってしまいました!

歴史って皮肉!

でもね〜、テーバイ軍が、このマンガみたく、

なすすべもなくアレクサンドロス王子単騎にやられちゃった、

てのはいくら何でもファンタジー!!

事実と違いますよ〜

アレクサンドロス王子は、精鋭の騎兵部隊を率いて、敵軍を打ち崩して行きました!

実はこの時、アレクサンドロス王子が打ち砕いたのは、

テーバイ軍の中でも最強精鋭部隊

「神聖部隊」と呼ばれる軍団も含まれていたので、

アレクサンドロス王子の勢いや、恐るべし!

という戦いだったのでありますよ。

「神聖部隊」っていうのも、歴史の授業でやったことある人も多いかと思いますが、

テーバイどころかギリシャ中でも最強と謳われた、選りすぐりの兵士300人で構成された精鋭部隊。

この300人は、150組のカップルでできていた、ってのも有名な話です。

え? そうですよ〜、要するに、男同士のゲイカップル、ってことになるんですが、

古代ギリシャでは同性愛は全くフツーのことだったので、とがめられるどころか、

カップルで同じ部隊に在籍すると、お互いに助け合い、いいところを見せようと勇猛果敢になる、

と考えられていたくらいで、それが「神聖部隊」の強さの秘密でもあったのです。

このテーバイ軍の誇る超・精鋭部隊「神聖部隊」が、

若きアレクサンドロス王子率いる、これも精鋭の騎馬部隊と正面衝突!!

どれほどの激戦が繰り広げられたかは、想像するだけでも恐ろしい・・・

アレクサンドロス王子軍の猛攻の前に、

300名の「神聖部隊」のうち、254人が討ち死にした

と伝えられています。

ほぼ全滅・・・

この「神聖部隊」の勇猛果敢な戦いぶりを偲び、現在でも彼らのため、

カイロネイアの古戦場にはライオンの記念碑が建てられています。

っていう、壮絶な歴史の残るのが、この10巻で描かれている「カイロネイアの戦い」ですので、

このマンガを読むときにも、さらっと流さないで、ぜひこの戦いについても注目してくださいね〜!

マンガの中ではあっさりと描かれちゃってますけど、王子軍とテーバイ軍との戦いは

もっと詳しく書いてくれてもよかったのに〜。

アレクサンドロス王子の初陣にして、そのたぐいまれな軍事の才能を見せつけて、

ギリシャ世界を震え上がらせることになった、重要ポイントなんですよ〜!!

注目ポイント3:悲しいデモステネス

それと、この「カイロネイアの戦い」の中で、注目して欲しいのは、

アテナイの主戦派の指導者として登場する、

弁論家・デモステネス!!

マンガの中では、アレクサンドロス王子に吹っ飛ばされて、泣きながら逃げ出す、ってところが出てくるのですが、

残念ながらこれも、ほぼ歴史的史実です。

でも、あんな風に、王子と直接戦場でまみえたか、っていうと、まあそこらへんはファンタジーだけどねっ!

一応、念のために簡単に説明しておきますと、

デモステネスっていうのは、実在したアテナイ市の政治家であり弁論家。

急激に勢力を伸ばしてきたマケドニア王国を警戒し、

アテナイが他の有力都市と手を結んで対抗するように指導した、と言われています。


ジャン・ジュール・アントワーヌ ルコント・デュ・ヌイ「演説をするデモステネス」(1870年)

アテナイがテーバイ軍と同盟を組むことになったのも、このデモステネスのため。

デモステネスは本当に、このマンガの通り、

「カイロネイアの戦い」に、歩兵の一人として参加したそうですが、

デモステネスは実際に、命からがら逃げ帰った

と伝わっています。

政治家のセンセーも、実戦では弱かったのよね〜

そのため、「カイロネイアの戦い」の後には、敗戦の責任を問われましたが、

その弁論で逆に市民を味方につける、というミラクルな手腕を発揮!

その後も、マケドニア王国に対抗しよう! とアテナイ市民を説得し続けましたが、

結局最後はマケドニアに追い詰められ、服毒自殺した・・・

と伝えられています。

かわいそう〜

マンガの中では、ひたすら情けない姿をさらすばかりだったデモステネスですが、

歴史に翻弄された悲運の人でもあったわけで、

その数奇な運命にも注目してくださいね!

一応、立派な弁論家でもあったということなので、

興味ある方は、彼の著作も読んでみてくださ〜い。

注目ポイント4:アレクサンドロスとヘパイステイオン

さて、このマンガ『ヒストリエ』の中では、

完全に作者のオリジナルの設定

があるんです。

今回の第10巻では、直接的には出てこなかったのですが、

将来のアレクサンドロス大王となる、即位前のアレクサンドロス王子は、

父であるフィリッポス3世に

「ヤツは病気だ」

と言われちゃっているシーンも出てくるんですね。

頭脳明晰、武芸に優れ、フィリッポスが王位継承者として養育している王子が何の病気?

って実は、このマンガではオリジナルの設定として、

アレクサンドロス王子には、第二の人格として、

「ヘファイステイオン」という残忍な人格

を持っていて、

それが時々、王子の人格と入れ替わって現れる、ということになっているのです。

第二の人格が現れている間、王子はその間のことを覚えていない。

完全に、「ヘファイステイオン」に体を乗っ取られている状態になっちゃっているのですね。

精神医学では「解離性同一性障害」とされているもの。

俗にいう「二重人格」!

もちろん、こんなことは、史実では語られたことはありませんので、

完全に作者の岩明均さんのオリジナルです!

実は「ヘファイステイオン」は、歴史上にちゃんと実在した人物です

アレクサンドロス王子のミエザの学園からの学友で、

生涯アレクサンドロスに仕えた友人の一人なのです。

この「ヘファイステイオン」は、王子ととても近しい関係だったようで、

東方遠征中に熱病で死亡したということです。

この「ヘファイステイオン」が亡くなった時、アレクサンドロスは非常に嘆き悲しんで、

友人を救ってくれなかった医者をはりつけにして、

「ヘファイステイオン」を半神として崇拝するように命じ、

悲しみを紛らわせるために戦争に出かけて殺戮を重ねた、と伝わっています。

こんなふうに、友人「ヘファイステイオン」の死をものすごく悲しみ、苦しんでいることから、

「ヘファイステイオン」は、ただの友人じゃなくて、王子の恋人だったんじゃないか?

という説もありますよ。

確かに古代では男性同士の恋人関係はフツーだったので、

そうだったとしてもおかしくはないお話なんです。

アレクサンドロス大王の生涯を描いた映画、

2005年のオリバー・ストーン監督作品

『アレキサンダー』

この映画では、

アレクサンドロス大王役をコリン・ファレル

ヘファイステイオン役をジャレッド・レト

という、イケメン二人の配役で、

二人が恋人関係らしく、イチャイチャしてるシーンが出てきます。

やっぱりそうだったのかな??

Alexander - Official® Trailer [HD]

個人的にはこの映画で、アンジェリーナ・ジョリーが

アレクサンドロスのお母さんのオリンピアス役というのは、無理があったな〜と思いマス

だって、アレクサンドロス役のコリン・ファレルと、大して年変わらないじゃん!

って、映画の文句はさておき、

要するに史実としてはアレクサンドロス大王の友人「ヘファイステイオン」は実在した人物で、

王子の恋人だった、とも考えられている人物ですので、

これを王子の二重人格の片割れ、としたのは、作者の岩明均さんの発想がすごい!

フツーはそんなこと、考えもつかないですもん。

そしてこのマンガの中では、

「ヘファイステイオン」はすごく残忍な性格

ということになっています。

そのせいか、今回の「カイロネイアの戦い」のシーンでも、

アレクサンドロスは非常に残酷な殺し方を平気でして、

ちょっと精神的に分裂しちゃってるのかな〜と思わせるシーンも出てきたので、

これから一体どんなふうに、この王子の「もう一つの人格」=「ヘファイステイオン」を描いていくつもりなのか、

とっても注目したいところです!

「ヘファイステイオン」は王子よりも先に熱病で死んじゃうことになってますから、

どっかの時点でこのマンガのアレクサンドロスは、二重人格じゃなくなるのかな〜???

と今から楽しみ!

そして、作者の岩明均さんは、

『寄生獣』

でも知られているように、残酷な描写も得意としていますから、

これから「ヘファイステイオン」が戦場に現れた場合、どうなるのか・・・

ちょっと考えただけでもぞ〜っとしますが、これはこのマンガの今後の注目ポイントですねっ!

注目ポイント5:エウメネスの今後

さあ、そして、

このマンガの主人公・書記官エウメネス

彼は、

今回の第10巻でも、マケドニア王国で、ますますその才能を認められていきます。

ものすごく頭がキレる上に、腕っぷしも強くて、機転も利く。

そんなエウメネスをフィリッポス国王は、放ってはおかないのです。

そして、この第10巻では、

いよいよ将来の重臣候補に・・・

というところまで話が進んでいきます。

ん〜と、確か歴史上は、書記官エウメネスという人はいることにはいたんですが、

なかなか詳しいところまでは伝わっていないので、

このマンガに出てくるような劇的な人生を送ったのかどうかすらも分かっていません。

残念〜〜!

まあでもその分、作者の岩明均さんは、かなりオリジナルでストーリーを作り上げることができますから、

これから一体どういうふうにエウメネスの人生が進んでいくのか、楽しみなところでもあります。

歴史上わかっているところでは、この後、アレクサンドロスが20歳で王位に就いた後、

かの有名な東方遠征へ出かけますが、

エウメネスは王の重臣として、従軍していくことになっています。

マケドニア出身じゃなかったのに、大出世ですよね!


「イッソスの戦い」のモザイク

そして、ご存知のようにアレクサンドロス大王は、32歳の若さで亡くなってしまうのですが、

エウメネスの人生はそれでは終わりません!!

そう、

アレクサンドロス大王の後継者争い「ディアドコイ戦争」

に巻き込まれていくんですね!

この時代も、陰謀渦巻く大変な戦争時代になるので、

エウメネスの人生はもっともっと、劇的になっていくと思われますよ〜

今後のエウメネスの出世ぶりに注目ですよ〜!!

注目ポイント6:連載はいつまで続くのか〜??

そして最後に今、一番気になっているポイントを挙げるとすれば・・・

この『ヒストリエ』がやっと第10巻まで発売されたわけなんですけど、

こうなると、

一体いつまで、このマンガの連載は続くのか?

ってことですよ?!

だってね!

このマンガ『ヒストリエ』の連載が始まったのが、

え〜と、2003年だって!!

おいおい! 14年前!!

単行本第1巻が発売されたのが、2004年ですよ〜?

そして、今回第10巻が発売されたのが、

2017年ですよ〜?

10巻まで来るのに14年かかるって、すごい長い!

そして、現在、第10巻で、アレクサンドロス大王も、

主人公エウメネスも、まだ10代!!!

って、これからアレクサンドロス大王は、王位について、東方遠征も行って、32歳の若さで亡くなるんだけど・・・

そこまで行くのに、倍の時間かかるよね? かかるよね〜??

28年かかるよ!?

しかも! しかもだよ!

主人公エウメネスは、大王の死後も生き残って、今度はディアドコイ戦争しなくちゃいけないんだから!

えっと〜、それにまた連載10年かかりません??

・・・・・

あと30〜40年やらないと、連載終わらないよ!!?

と、ここで気になるのは、作者の岩明均さんが現在おいくつなのか? ということですが、

ウィキペディアによれば、

1960年7月28日生まれの、現在56歳!!

あと30年連載やれるのか??

30年後は、86歳?! ひい〜〜

下手したら、完結は40年後とか・・・ 96歳??

大丈夫???

お、お願いですから、健康に気をつけて連載を続けてくださいね!

どうしても、連載最後まで読みたいんです〜

でもなあ〜、本当に最近、心配ですよ!

だって、連載開始14年で10巻でやっと「カイロネイアの戦い」って・・・

アレクサンドロス大王がまだ初陣!!

あわあわ・・・

あとはどうにか、スピードアップして、お話の続きを読ませていただきたいと思います!

お願いですから、連載途中で終わっちゃうとか、やめてよね〜!

これからも、『ヒストリエ』に注目です!

というわけで、本日は、

マンガ『ヒストリエ』の最新10巻発売を記念して

第10巻と今後の気になるポイント6つを簡単に解説してみました!

なかなか最新刊が出なくてやきもきしちゃうけど、

この『ヒストリエ』は、古代ギリシャの歴史を描いている、めずらしいマンガ作品!

歴史上有名な「アレクサンドロス大王」についてのマンガだけれど、

その書記官エウメネスに焦点を当てて書いているということで、

斬新な設定で歴史を面白く、楽しく読める作品ですので、

(ちょっとグロい描写は続きますけど)

これからもたくさんの人たちに読んでいただきたいです!

でもね〜、本当に、連載、最後まで続けて欲しいな〜続けてくださいね〜

そして、続く第11巻を、できるだけ早く出版してください!

第10巻では、エウメネスがマケドニア軍の副将軍「王の左腕」の候補に上がる、

というところまで進みましたが、果たしてそこまで出世するのか?

今から続きが楽しみです!

*この記事に興味を持った方は、こちらの記事もどうぞ!

-『ヒストリエ』読まなきゃ!
-, , ,