本日は、日本では意外と知られていない、
ギリシャ国旗
について。
ギリシャ国旗って、どんなものかご存知ですか?
これを知っていたら、日本ではかなりの「国旗ツウ」認定です
さて、今頭の中に、ギリシャ国旗は思い浮かびましたか?正解は・・・
正解は?!
みなさん、正しいギリシャ国旗は思い浮かびましたでしょうか?
正解は、こういうやつ↓
でした!!
あれ?!こういう国旗なの?
と初めて知った方も気にしないで!
それくらい、日本ではあまり目にする機会がないんですよね〜
当たった!という方は、ズバリ
ギリシャおたくになれる素質十分!!
・・・かもね?!
1978年に国旗制定
現在のギリシャ国旗は、このように、
青と白の縞と十字がモチーフ
になっています。
この図柄の意味は、
独立戦争当時の合言葉である
「自由か死か」(Ελευθερία ή Θάνατος)
が9音節だったことから、
9本の横縞がデザインされているのだそうです。
あるいは、ギリシャ語で「自由」(Ελευθερία)が9文字だから、
あるいは女神ムウサたちが9人だから、という説もあるようですよ。
そして、
左上の十字は、東方正教のシンボル
なんだそうです。
もともと、1821年のトルコへの反乱の際に使われた旗も
白地に青十字
をデザインしたものでした。
1821年3月25日、戦いの宣誓を行うパトラ府主教パレオン・パトロン・ゲルマノス
その後、政治的にも不安定な時期が続き、
幾つかの旗のデザインが採用されたのですが、
現在の旗のデザインに決まったのが以外と歴史が浅くて、1978年のことだったそうです。
ギリシャの長〜い歴史を考えると、ギリシャ国旗の歴史はまだまだ若いのですね!
なぜ「青と白」のデザインなのか?
さて、この国旗は
「青と白」の二色
でできているのが特徴です。
この二色が使われている理由は諸説あるようですが、
ギリシャの「空と海」を表している
という説が有力のようです。
確かに、私もギリシャの「空と海」と言ってイメージする色は
この「青と白」以外は考えられませんね!!
あるいは、
ギリシャの民族衣装の色に由来する
という説もあるみたいです。
ギリシャの伝統的なスカート状の衣装は
「フスタネラ」
と呼ばれるものです。
現在も、アテネのシンタグマ広場の衛兵交代を見に行くと、
この民族衣装を着た衛兵さんたちが見れますよ!
衛兵さんたちの衣装の色はちょっと違いますが、なかなか見ることが出来ない民族衣装を見ることが出来ますので、ギリシャに行ったら一度はこの衛兵交代を見にいってみてくださいね!
ぜひ覚えてくださいね!
というわけで、日本ではあまり馴染みのない
ギリシャ国旗のデザインの由来についてでした!
紆余曲折あり、また、由来についても諸説ありますが、
「青」と「白」の美しいこの国旗、これをきっかけに多くの方に知ってもらえると嬉しいです!
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