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ギリシャ神話

ニオベーは自慢してバチが当たった?!

更新日:

どうも!イレーネです。

さて、日本の人たちは往々にして悲観的ですから、

自分ってツイてないな・・・と思いがちな部分がありますね

が!しかし!

ギリシャ神話に登場するツイてない人たちは、日本人が想像する以上にツイていない!

ですので、ちょっとそんな人たちを紹介してみようと思います。

そういう人たちを知ると、自分はまだまだツイている、と思って勇気がでるかもしれませんよ?!

今回は、ギリシャ神話に登場する

ニオベー

という、自慢が原因がバチが当たった女性を紹介しようと思います。

子だくさんだったニオベー

さて、本日ご紹介するギリシャ神話のついていない女性

ニオベー

この女性はタンタロスの娘で、テーバイのアンピーオーンの妻。

子供を男女6人ずつ産んだという、子だくさんな女性でした。

子供が多いのが自慢の彼女は、ある日、

女神レートーはアポローン神とアルテミス女神の二人しか子供がいない

と、女神に対して勝ち誇ってしまったのです。

自分の方が、12人も子供がいるから、子供の数で勝っている、と自慢しちゃったんですね。

しかし!

ギリシャでは、神々をバカにするような傲慢さは、

「ヒュブリス」

と言って、大変な罪であると考えられていました。

ですので、子供が二人しかいないことでバカにされた女神レートーは、ニオベーに罰を与えることにしました。

それは・・・

自分の子供であるアポローンとアルテミスに、

ニオベーの子供たちを皆殺しにさせてしまったのです

結果として、6人の子だくさんだったニオベーは、一人も子供がいなくなってしまいました。

女神レートーよりも子供が多いことを誇ってしまったばっかりに、一人残らず殺されてしまったのですね。

ニオベーは、子供達の死を嘆き悲しんで、ついには石になってしまったということです・・・

有名なダヴィッドの名画には、アルテミス女神とアポロン神が、天から弓矢を射て、

ニオベーの子供たちを殺している様子が生々しく描かれていますよ。


ジャック=ルイ・ダヴィッド作「ニオベー」(1772年)

必死に子供たちを弓矢から守ろうとしても、

神様を怒らせてしまったために、後の祭り・・・

なんてこった!

ツイてNEEEEEEEEEEE・・・・!!!!!

うっかり女神をバカにする発言をしてしまったばっかりに、どん底に突き落とされてしまったニオベー!!

ギリシャ神話の中でも、最高クラスにツイてない女性として認定しましょう!

全く、今自分はツイていないと思っているあなた!

このニオべー以上にツイテいないことはないでしょう?

だから、今後は「自分はツイてる」と思うようにしてくださいね!

*アポロン神について詳しくは、こちらの記事もどうぞ!

アポロン神って、どんな神様?

「ナイオビ」は「ニオベー」のことですよ!

さて、そんなツイていない女性

ニオベー

ですが、実は彼女の名前はこのギリシャの時代からずっと、現代まで受け継がれているんですよ〜

キアヌ・リーブス主演で大ヒットした映画

『マトリックス・リローデッド』

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この映画には、「ナイオビ」というキャラクターが出てきますが、

「ナイオビ」(Niobe)

というのは、「ニオベー」を英語読みした名前です!

ローマ字読みすると、よく分かりますよね!

そして、HBOの大ヒットしたテレビシリーズ

『ローマ』

このドラマに出てくる、主人公の百人隊長ヴォレヌスの奥さんの名前も、

「ナイオビ」(=ニオベー)

なんですよ!

今は Amazon Prime 会員なら無料で見られるので、要チェック!

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こんなふうに、今でも

「ナイオビ」(Niobe)=「ニオベー」という名前は生きているわけですが、

子供全員殺されたような不吉な名前は、日本だったら嫌がられそうなもんですけどね!

平気でそのまま受け継がれているのは、文化の違いというべきか。

これからも、どこかで「ナイオビ」さんという名前を聞いたら、このギリシャ神話のかわいそうな女性を思い出してあげてくださいね!

ギリシャ神話にはツイてない人たちだらけ!

というわけで本日は、

ギリシャ神話に登場する

ニオベー

というツイてない女性についてご紹介しました!

うっかり自慢しちゃうと、バチが当たってロクなことはない、っていうのは、神様相手に限らず、対人関係でもよくあること。

ニオベーを反面教師にして、気をつけたいですね!

ギリシャ神話にはこんなふうに、とてもツイてない人たちがたくさん登場するので、これもまたシリーズで続けてみたいと思います

お楽しみに!

*本日のニオベーお話は、詳しくは以下の本に出てきますので、興味ある方はどうぞ!

ホメーロス『イーリアス』

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オウィディウス『変身物語』

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*この記事に興味を持った方は、こちらの記事もどうぞ!

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