2025年秋からスタートする朝の連続テレビ小説
「ばけばけ」
ヒロインは、明治時代にはめずらしい国際結婚をした松野トキ。
その相手役は、なんと
小泉八雲がモデルの外国人英語教師！
ヒロインは小泉八雲の妻となった、小泉セツさんがモデルなのです。
今でこそ珍しく無くなった国際結婚ですが、
明治時代にいったいどんな出会いをして結婚まで？！
今からドラマの放送が楽しみですね！
2025年秋の朝ドラ「ばけばけ」のモデルは小泉八雲！
ということで、
2025年秋からスタートする朝の連続テレビ小説
「ばけばけ」
そのヒロインは、明治時代にはめずらしい国際結婚をしたという
小泉八雲の日本人妻・小泉セツさんがモデルなのです！
はるかギリシャで生まれて、まだ開国間もない日本へとやってきたという
小泉八雲ことラフカディオ・ハーン
勤務先の松江の氏族の娘だったという小泉セツさんと出会って、
恋に落ちて結婚されていたんですね。
そんな二人の人生が朝ドラに！
これは今から見るのが楽しみですね！
朝ドラ「ばけばけ」のキャスト
そんな注目の2025年秋からスタートする朝ドラ
「ばけばけ」
気になるキャストもご紹介していきますね！
小泉セツさんがモデルになったという松野トキを演じるヒロインは、
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで人気の
髙石あかり
そして、その夫の小泉八雲がモデルのヘブンを演じるのは、
日本が舞台のドラマ「SHOGUN 将軍」で宣教師を好演した
トミー・バストウ
という、旬な二人が主演を演じます！
二人とも今大注目の俳優さんたちですので、
このドラマの注目度も急上昇しそうですね！
主演の二人はすでに松江市も訪れてPR活動を開始しているようですが、
もうすっかり夫婦のような息のあった様子を見せてくれています！
そして、ヘブン役のイギリス出身のトミー・バストウさん、流暢な日本語を披露してくれていますよ！
ドラマ「SHOGUN 将軍」でも、かなり上手な日本語を披露されていましたが、
今回のように台本なしでも相当お話しできるとは、大変な努力家の方ですね。
もちろん、日本語だけじゃなくて、演技力も確かなものを披露されていましたので、
この朝ドラでの演技も大注目ですね！！
これは日本に「ばけばけ」旋風が起こるかもしれません？！
朝ドラ「ばけばけ」のあらすじ
それでは、この注目のドラマ
「ばけばけ」
そのあらすじを簡単にご紹介していきますね！
舞台は明治時代の松江。
主人公の松野トキは氏族の娘ですが、
明治の時代となって没落してしまい、家計はとても苦しいものでした。
そんな時、松江にやってきた外国人英語教師の女中の仕事の話があり、
トキは家計を助けるために、働きに出ることに。
その外国人英語教師は、ギリシャ出身のアイルランド人で、仕事を求めて日本までたどり着いたのでした。
こうして出会った二人は、最初こそ言葉や文化の違いで悩まされますが、
二人とも怪談が好き、という共通点もあり、次第に心を通わせるようになり・・・
というお話し！
当時はとてもめずらしい、国際結婚をした二人のラブストーリーに注目ですね！
実際の小泉八雲と妻セツの物語
さて、そんな国境を超えて結ばれた二人のラブストーリーとなる
2025年秋からスタートする朝ドラ
「ばけばけ」
ですが、このドラマのあらすじを見る限り、
かなり実際の小泉八雲と妻・セツさんの人生をたどって描かれていくようですよ！
それではここからは、実際の二人がどうだったのかもご紹介していきますね！
実際の小泉八雲の半生は？！
実際の歴史上の人物である
小泉八雲ことラフカディオ・ハーン
その人生はこのドラマの設定そのままに、
明治時代を生きた人でありながら、とても国際的で、世界各地を巡り歩いた人生でした。
小泉八雲の本名は
パトリック・ラフカディオ・ハーン
1850年、ギリシャのレフカダ島で生まれました。
父親はアイルランド人のチャールス・ブッシュ・ハーン
そして
母親はギリシャ人のローザ
という、自身も国際カップルの出自。
2歳の時、両親とともにアイルランドに移住したものの、両親は離婚し、母親はギリシャに帰国。
実際には父方の大叔母に育てられたそうです。
その後、イギリスやフランスで教育を受けてから、1869年には渡米して、アメリカでジャーナリストとして働き始めます。
1890年にはアメリカの出版社の仕事で来日し、
その後は松江で英語教師としての仕事に就くことに。
その地で、のちに妻となる、小泉セツさんと出会った、というわけです。
この当時、これほど世界各地を転々とした人生を送った人がいるのか、
と驚くほど波瀾万丈の人生ですね！
そして自身も国際カップルの出自のせいか、国際結婚もためらいがなかったようで、
明治時代の本物の国際人だったんだなあ、と実感します。
松江で出会って結婚
そんな小泉八雲の人生の転機となったのが、
のちの奥様となる小泉セツさんとの出会い！
ドラマではかなり史実に沿った設定になっているようで、
実際の小泉セツさんも出雲松江藩の家臣小泉家という士族の生まれ。
しかし明治維新で氏族は没落し、小泉家も経済的にはとても厳しかったようです。
そのため、世が世なら氏族のお姫様だったセツさんも、
女中として働きに出ることになったということみたいなんですよね。
でもそのおかげで、英語教師として松江にやってきた小泉八雲と出会い、
物語が好きだという共通点から意気投合して結婚することとなった、ということなのだそうです。
考えてみれば、もともとは氏族で高い教育を受けてきたセツさんだからこそ、
明治の日本を代表する文学者の一人である小泉八雲と意気投合することができたんだろうな、と思うので、
人間の運命ってどんなふうに転がっていくか分からないものだな
と思ってしまいますよね！
氏族の娘が女中なんて、没落だと思う人もいるかもしれないけど、
そのために小泉八雲に出会って恋愛関係にまで発展することができたのですから、
まさに災い転じて福となす！
しかも、日本語が苦手な小泉八雲のために、
作品の素材となる伝承などを収集して、八雲の執筆活動を支えていたということですから、
セツさんがいなければ、あの数々の八雲の著作も世に残ることは無かったかもしれない！
という、実は日本の文学史の影の功労者なんです！
セツさんは本当に、並外れた女性だった、ということが分かりますね！
そんなセツさんの人生をドラマで見るのも楽しみです！
2025年秋の朝ドラ「ばけばけ」放送が楽しみですね！
ということで、
2025年秋からスタートする朝の連続テレビ小説
「ばけばけ」
そのヒロインは、小泉八雲と国際結婚をした小泉セツさんなのでした！
明治時代には珍しかった国際結婚をした二人、
その人生はいったいどんなふうに描かれていくのか、
今からドラマの放送が楽しみです！
きっとこれから、ドラマの舞台となる松江の人気も高まりそうですし、
観光に行くなら今のうちかも？！
ぜひドラマと一緒に、実際の小泉八雲の人生もたどってみてくださいね！
小泉八雲について詳しくは、こちらの記事もあわせてどうぞ！
小泉八雲の著作も、この機会にぜひ読んでみてくださいね！
