東京から3年経って開催となった
パリオリンピック!
2週間にわたって数々の熱戦を繰り広げた祭典も、いよいよ幕を閉じました。
終わってみれば、日本勢は合計45個ものメダルラッシュで、
選手たちはこれまでの努力の結果を存分に世界に見せることができたのではないでしょうか。
しかしその一方で、相次ぐ誤審疑惑のニュースや、
セーヌ川の水質、選手村の不備など、なんだかモヤモヤすることも多かったような気も・・・
様々な話題を振りまいて終幕したパリオリンピックを振り返ります!
パリオリンピックの熱戦、幕を閉じる
ということで、
東京オリンピックから3年後の2024年に開催された
パリオリンピック
2週間の熱戦に幕を下ろしました!
閉会式のセレモニーも盛大に行われ、
世界的スターもたくさん登場する華やかなものでしたよ!
閉会式でも選手入場のトップはギリシャ!
そして、この閉会式でも、
選手入場のトップはギリシャ!
これは、オリンピック発祥の地に敬意を評する慣例で、
今回も最初に姿を現したのはギリシャ国旗でした!
ギリシャが入場行進のトップなことについて詳しくは、こちらの記事もどうぞ!
閉会式にはギリシャ神話も!
そして、閉会式のセレモニーでは、
巨大なサモトラケのニケも登場!
これも、オリンピックの発祥の地であるギリシャに敬意を表したものですね!
この巨大ニケ像は、未来からやってきたゴールデン・ボイジャーとコラボレーションしていて、
古代と未来が出会うような形になっていましたね!
ゴールデンボイジャーもギリシャ国旗を持っていたりして、
発祥の地であるギリシャのオリンピックでの存在感を改めて感じることができました!
現代のオリンピックと古代ギリシャについてはこちらの記事もどうぞ!
トム・クルーズも登場!
しかし、この閉会式の1番のハイライトは・・・
なんと言っても、
トム・クルーズ登場!
まるで映画『ミッション・インポッシブル』
の世界そのままに、
会場の屋根からスカイダイビングしてくる!!
という、ド派手な登場!
さすが世界的スター!
一瞬ですべて持って行きましたね!
そしてオリンピック旗は次回のオリンピック会場であるロサンゼルスへ運ばれていって、
さらには、レッチリや、ビリー・アイリッシュといった、
世界的人気を誇るミュージシャンたちも登場して、超豪華でした!
レスリング勢大健闘!
そして今度のパリ大会では、
レスリング勢がメダル・ラッシュ!
合計11個のメダルを量産し、日本勢の強さを実感しましたね!
一時代を築いた吉田沙保里さんや伊調馨さんといったレジェンドたちが一線を退いた後も、
まだまだ日本勢の将来は安泰のようです。
初出場で金メダルを獲得した藤波朱理選手は、伊調馨さんの指導を受けているそうで、
技術の継承もうまくいっている証拠ですから、次の大会も期待がもてますね!
レスリングは古代ギリシャからのオリンピック種目!
槍投げや近代5種、飛び込みなど初メダル
そして、今度の大会では、
日本勢初メダルも量産!
- 飛び込みで玉井陸斗選手が銀メダル!
- やり投げの北口榛花選手が金メダル!
- 近代五種で佐藤大宗選手が銀メダル!
日本では先駆者がいない種目で表彰台に登るのは、他では無い苦労も多かったかと思いますので、
見事な健闘でしたね!
おめでとうございます!
総合馬術団体で92年ぶりの銅メダル
そしてこれも話題になったのが、
なんと日本勢92年ぶり!!の銅メダルを獲得した
総合馬術団体
馬術は他の競技よりも長く続けられるため、選手たちの平均年齢が高く「初老ジャパン」とも呼ばれていましたが、実際は初老というにはまだまだお若い選手たちでしたが・・・
92年ぶりのメダルにたどり着くのは並々ならぬ苦労の連続だったということですので、
これは本当に快挙ですね。
なんといっても、馬術の本場はヨーロッパ。
そこでアジアから日本がメダルに食い込むというのは、本当にすごいことだと思います。
おめでとうございます!
形は違えど馬の競技は古代オリンピックから行われていました!
誤審のニュースが印象に残る・・・
そんなふうに嬉しいニュースの陰で、
やっぱり最後まで尾を引いたのは
誤審疑惑の数々
誤審と思われる不利な判定についてのニュースが、連日報道されていた印象です。
柔道でもバスケでも、日本勢にすると「え?」な判定があって、ビデオで確認してもやっぱり「え?」なのに覆らない・・・
こういう不可解な判定については、今はこれだけ録画技術も機械判定技術も進歩してきているんだから、
ちゃんと最新技術も取りいれた判定にしていかないと、やがて観客も離れていってしまうような気がします。
今は多くのプロスポーツでも最新技術を利用した判定が可能になっているし、
審判の判定が間違っている場合には「チャレンジ」など選手側から異議申し立てができるようになっています。
オリンピック種目でも、できるだけ早くこういった最新の判定を取り入れて、
クリアな判定を心がけていってほしいと思いますね。
それとね、これは海外で暮らした経験も考慮して言わせてもらえれば・・・
アジア人差別は、ほんとにあります!
全員が全員偏見があるとはいえないけど、審判たちには絶対そういう偏見が無いなんて、誰が断言できますか?
そういう偏った判定をされた時には、断固として抗議しないと、ますますやられるんじゃないかな?
不可解な判定をされたものは、きちんと抗議しないと、次回のオリンピックでもっと悪質になりますよ・・・
パリオリンピックの次は2028年のロサンゼルス!
ということで、
いよいよ閉幕となった
パリオリンピック!
2週間にわたって数々の熱戦を繰り広げた祭典も、
終わってみればあっという間でした!
次回は2028年のロサンゼルスオリンピック!
次はいったいどんな大会になるのでしょう?
今回のパリでは、嬉しいニュースの反面、
誤審疑惑や、セーヌ川の汚染、選手村の環境など、マイナスなニュースも多かったです。
次回にはそういう問題はできるだけ解決して、
選手たちも見る側の観客たちも、気持ちよく競技を楽しめる大会にしてほしいですね!
そうしないと、これだけ娯楽の多い現代、オリンピックから人々の関心が離れていってしまいそう・・・
そうならないように、次回までに運営の偉い方たちががんばってくれることを期待して、
また4年間楽しみに待ちましょう!
古代のオリンピックの閉幕についても、良かったらこちらをどうぞ!