イレーネのオススメ映画

『ナイトメア・アリー』本当に悪夢だった!欲にまみれた男の末路とは・・・

日本「オタク」としても知られる

ギレルモ・デル・トロ監督

その待望の新作

『ナイトメア・アリー』

映画館で見て来ました!

・・・が、独特の映像美で描かれる怪しくも不気味な世界・・・

まさに悪夢(ナイトメア)!!!

早く醒めて欲しい悪い夢の中にいたような2時間半でした・・・

『ナイトメア・アリー』本当に悪夢のような歪んだ世界・・・

ということで、数々の作品でカルト的人気を誇る

ギレルモ・デル・トロ監督

その待望の新作

『ナイトメア・アリー』

映画館で見て来ました!

デル・トロ監督としては、アカデミー賞を席巻した

『シェイプ・オブ・ウォーター』

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以来の監督作ですね!

*この映画『シェイプ・オブ・ウォーター』について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!

独特な世界観と美意識を持っているデル・トロ監督、新作はいったいどんな?

と期待いっぱいに劇場に向かったんですが、

おや、公開したばかりの休日なのに、それほど混み合っていないな・・・??

と思った瞬間、嫌な予感が頭をよぎってしまったんですが、

始まってみるとやっぱりそうだった〜!この映画、

まさに悪夢(ナイトメア)!!!

独特の怪しい映像世界で、もう〜、観なきゃよかった〜!(失礼!でもこれ、多分、賛辞です)

サーカスも不気味でグロテスクで、

いい意味でも悪い意味でも

ギレルモ・デル・トロの作り出す悪夢の世界!

アカデミー賞を取っても、全然オレ変わってないぜ〜、というか、余計独自の世界を追及しちゃったぜ〜

というデル・トロ監督の満面の笑顔が浮かんでくるような、そんな振り切ったホラー(?)というかサスペンス(?)

いや、私に取っては完全にホラー!

サーカス、怖かった・・・

しかし、さすがの巧みなストーリー運びで、2時間半の上映時間が全然長く感じられなかった・・・

なんでしょうね、やっぱりカットの繋ぎ方とか? 見せ方が圧倒的なんですよね・・・

ギレルモ・デル・トロ監督の異才ぶりを改めて見せつけられたような、「怪作」でした・・・!

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『ナイトメア・アリー』のあらすじ

さて、それではまず、この映画

『ナイトメア・アリー』

そのあらすじを、簡単にご紹介していきますね!

この映画の原作は、1946年に出版されたウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説

「ナイトメア・アリー」

この小説を基にして、デル・トロ監督が独自に脚色していったものです。

この映画の舞台は1940年代のアメリカ。

とある流れのサーカス団に、事情を抱えて行き場をなくした男

スタントン・カーライル (ブラッドリー・クーパー)

が姿を表し、そこで働くようになります。

このスタントン(スタン)は、読心術の見せ物をする

ジーナ (トニ・コレット)

の愛人となり、自分でも読心術を習得。

サーカスで育った世間知らずの娘

モリー (ルーニー・マーラ)

を連れてサーカスを離れると、

自分で興行を行うようになり、大成功を収めます。

そんなある日、彼の前にミステリアスな心理学者、

リリス・リッター博士 (ケイト・ブランシェット)

が現れ、スタンは彼女に導かれるままに、偽物の降霊術で客のお金をむしり取るように。

金の欲に取り憑かれたスタンは、モリーの止めるのも聞かず、いつの間にか超えてはいけない一線を踏み越え始め・・・

というストーリー。

おどろおどろしいサーカス団と、欲に目が眩んで道を踏み外していく男・スタンの悪夢のような世界が展開されていきます!

『ナイトメア・アリー』のスタッフ

さて、そんな世に「鬼才」と呼ばれる監督は多いとしても、本物の「鬼才中の鬼才」

ギレルモ・デル・トロ監督

その待望の新作

『ナイトメア・アリー』

を作ったスタッフについてもご紹介して行きます。

メキシコが誇る世界的監督、デル・トロ監督ですが、

今回プロデューサーとしては前作に引き続き

J・マイルズ・デイル

そして主演を務めた

ブラッドリー・クーパー

も製作に名を連ねています。

そして監督独特の美学に貫かれた映像世界を担当する撮影監督としては、

ダン・ローストセン

今回も、その不気味に美しい映像で、映画の世界を大いに盛り上げました!

この人には、デル・トロ監督の空想の世界がはっきり見えるんだろうな・・・

*ギレルモ・デル・トロ監督本人が語る制作の裏側。「フィルム・ノワール」の世界を意識したんだとか。

『ナイトメア・アリー』のキャスト

そして、この映画

『ナイトメア・アリー』

のキャストは、改めて紹介するまでもない名優・売れっ子ぞろい!

よくぞ全員そろってくれました!

これもデル・トロ作品ということで皆んな出てくれたんだろうな・・・

まずは主役のスタントン・カーライルには、制作も兼ねた

ブラッドリー・クーパー

この人も作品ごとに全く別人のようになりますよね。

この映画では、自己中心的で金銭欲に取り憑かれた興行師を熱演です!

下手にルックスが良いから人に取り入るのが上手い、浅薄なサイテー男・・・

ものすごく嫌なヤツなんですが、どこか哀れでもあって目が離せません!

そしてこの主人公の欲に目をつけて、近づいてくる怪しい心理学者、リリス・リッター博士役に

ケイト・ブランシェット

もう、何もいうことはない・・・

神です!

セリフの話し方、視線の投げ方、動き方、全て圧巻!

とにかく、素晴らしい存在感・・・

もはや「尊い」以外の言葉が見つからない!

そして主人公の純真な妻・モリーの役に

ルーニー・マーラ

まだ若いけど、すでに大女優!

この映画では、登場人物の中で唯一くらいの「善」の役。

でも世間知らずですぐ丸め込まれてしまって、観ていてハラハラさせられました!

そして、主人公にサーカスで生き抜く芸を教えるジーナ役に

トニ・コレット

この人も売れまくってますね!

怪しいサーカス団の読心術のシーン、面白かった!

*主人公スタンと3人の女性たちとの共演はまさに豪華!!

そして怪しいサーカス団の団長には、

ウィレム・デフォー!!

モラルが低くて金にがめつい団長を、これ以上ないくらいいかがわしく演じています!

もはや説明のいらない超一流の俳優さんですが、こういう作家性の高い作品にコンスタントに出てくれていますよね。

しかしとにかく売れっ子で、最近観た映画にいっつも出ていた印象・・・

そして主人公が金ヅルにしようとしたエズラ・グリンドル役には、

リチャード・ジェンキンス

神経質で秘密の多い男を好演です!

『シェイプ・オブ・ウォーター』 とは全く違う雰囲気を巧みに演じ分けていて、同じ人とは思えないくらい!

こうやって書いていくと、本当に演技がうまい、主役級の俳優さんたちがズラリとそろっていて・・・

キャストだけでも圧巻!観る価値あり!

この俳優陣なら、密室劇で会話だけしててもすごいドラマにしてくれそうだけど、

そこに監督独自のおどろおどろしい美術セットとか、圧倒的な映像美とか、詰め込まれているんだから、

やっぱりレベルが違うものがどうやっても完成するという・・・

いや〜、悪夢のような世界だったけど、やっぱり思い返してみると文句のつけようのない、すごい作品でした・・・

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『ナイトメア・アリー』を観ての感想は・・・

さて、そんな

ギレルモ・デル・トロ監督

その待望の新作

『ナイトメア・アリー』

映画を観終わっての感想も書いていこうと思うのですが、

どうしても話の筋に触れないわけにはいかないので、

まだ映画を見ていない方は以下は読まないでくださいね!

**ネタバレあり**

**ネタバレあり**

もうね、この映画の感想を一言で言うならば、

まさに悪夢(ナイトメア)!!!

それに尽きる!

おどろおどろしいサーカス団も悪い夢のようです。

とにかく不気味で気味が悪くて、見ていると具合が悪くなってきそうなサーカス!

そんなサーカス団にいる、人を騙して利用してもなんとも思わない主人公もまさに悪夢!

金・金・金を追い求めて、人の道を踏み外していく主人公は、

はたして人間なのか、それとも「獣人」(ビースト)なのか・・・?!

というのがこの映画の訴えかけているところなんですよね、きっと。

そして、そんな人間の皮をかぶった「獣人」(ビースト)は、きっとそこら辺にもいるだろうし、

ひょっとしたら自分も・・・?!

いや、そうならないように気をつけましょうね!

という教訓みたいなものが究極にこの映画が訴えているところかな。

金のために人を利用して騙したり傷つけたり、そんなことをしていると、末路は・・・

と、強い戒めを投げかけているなあ、と思いました。

最終的には因果応報でしたしね!

とはいえ、この不気味なサーカス団とか、怪しい降霊術とか、たぶんほとんど、デル・トロ監督の趣味?!

というくらい、徹底して独特な美意識に貫かれているので、

この監督の新作を見にわざわざ映画館にやってくること自体、私も悪夢に足を踏み入れている一人なんですよね、きっと!

映画を見ながら、嫌だな〜、気持ち悪いな〜、最低だな〜、と思いながらも、

気がついたら2時間半はあっという間!

長い時間が苦痛な映画もあるのに、この映画は本当に時間が過ぎるのが早かった!

編集のマジックか、映像の力か、ストーリー運びのたくみさか・・・さすがはデル・トロ監督!

気がつかないうちにこの悪夢の世界を、長〜い時間さまよってしまったのでした。

この世界に囚われたまま抜け出せなくならないよう、気をつけよう!

そんな「悪夢小路」を見終わった後はぐったり疲れたので、2回見たい、とはお世辞にも言えない映画でした!

1回で十分です・・・!

*ギレルモ・デル・トロ監督のこだわりは衣装・セットの細部までも!

『ナイトメア・アリー』観る時には覚悟してね!

ということで、

世界的な人気を誇る

ギレルモ・デル・トロ監督

その待望の新作

『ナイトメア・アリー』

映画館で見て来ましたが、独特の映像美で描かれる不気味でおどろおどろしい世界で・・・

まさに悪夢(ナイトメア)!!!

うなされるような悪夢の中をさまよってしまった2時間半でした!

まだ観てない方には一度は観て欲しいけど、映画の性質上、おいそれとはオススメできない・・・

なんと言っても悪夢なんでね。

不気味な見せ物小屋をのぞいてみたい、好奇心に抗えない方は、ぜひ一度は観にいってみてね!

でも悪夢にうなされても、知らないよ・・・

*ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』 もすごい作品なので、良かったら合わせて観てみてくださいね!

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