Netflix で2021年1月から公開になったファンタジー・ドラマ
『ウィンクス・サーガ: 宿命』
見てみました!!
「魔法学校」が舞台ということで、「ハリー・ポッター」のパロディーもの?と思ったのですが、
見てみると程よくダーク寄りのファンタジーで、
映像もキレイで一気見しちゃいました!
ファンタジーが好きな人は結構ハマると思うこのドラマ、
見どころをまとめてみましたよ〜!
目次
Netflix『ウィンクス・サーガ: 宿命』妖精の魔法学校が舞台!
という事で、今ヒット中の
Netflix で公開されているファンタジー・ドラマ
『ウィンクス・サーガ: 宿命』
見てみました!!
最初は、魔法学校が舞台ということで、
「わー、ハリー・ポッターのパクリもの?」と思って見たら、適度にアレンジも効いてて、程よくダークで、なかなか面白い!!
それでは、まずはこのドラマのあらすじを簡単にご紹介しますね!
このドラマのあらすじ
ドラマの舞台は、人間たちが暮らす「ファーストワールド」とは異なる世界の「アザーワールド」。
その世界にある魔法を学ぶ寄宿学校の「アルフィア」に、
新入生としてブルーム(アビゲイル・コーエン)がやってきます。
ブルームは実は「ファーストワールド」のカリフォルニアで、人間の両親の元に育った「火の妖精」。
普通は人間の元に妖精は生まれないのですが、ブルームの場合は先祖に妖精がいたようで、入学を許可されました。
そこでは、妖精ではない「スペシャリスト」を育てるコースもあって、そのコースのスカイ(ダニー・グリフィン)と出会い、お互いに惹かれるように。
そしてブルームは同室の仲間達
- ステラ(ハンナ・ファン・デル・ヴェストハイゼン)・・・光の妖精。アルフィアを設立しているソラリア王国の王女。
- アイシャ(プレシャス・ムスタファ)・・・水の妖精。元水泳部で、スポーツ好き。
- ミュサ(エリシャ・アップルバウム)・・・心の妖精。他人の感情が感じ取れるため、逃れるためにヘッドフォンをいつもしている。
- テラ(エリオット・ソルト)・・・地の妖精。ハーヴェイ先生の娘。ちょっとぽっちゃりタイプのお人好しで世話好き。
と出会い、お互いに衝突しながらも信頼関係を築いていきます。
しかしブルームは、アイシャから自分は「チェンジリング」(取り替え子)で、人間の子供に取り替えられた妖精だった、ということを聞かされ、自分の出征の秘密を探るように・・・
さらに「アルフィア」の周りには、何年も目撃されていなかった恐ろしい「バーンド・ワン」と呼ばれる怪物みたいなものも出現して、生徒や先生たちを襲い始めて・・・
というストーリー!
魔法学校「アルフィア」が舞台ということで、
当然ながら「ハリー・ポッター」の「ホグワーツ」みたいに、教室で魔法を勉強するシーンもありますが、
この「ウィンクス・サーガ」では、同室の5人の女の子たちがメインになるので、ちょっと雰囲気が違います。
さらに、みんな16〜17歳の女の子たちなので、恋愛模様も絡んで複雑。
ですので、また違った「魔法学園もの」で楽しめる内容になってますよ!
さらに、「アルフィア」を襲ってくる「バーンド・ワン」という怪物は、
見た感じゾンビっぽい?!
ゾンビものが好きな人にも、おすすめかも!
そしてこのゾンビみたいな「バーンド・ワン」との戦いでは、かなりの流血も出てくるので、ちょっとダークな印象になりますよ!
そんなわけで、「ハリー・ポッター」は小さなお子さんたちも安心して見れる内容だったけど、
こちらのドラマは、もう少し対象年齢が上がって、高校生以上向けのような気もしますね!
Netflix『ウィンクス・サーガ: 宿命』の見どころ!
さて、そんな
Netflixのドラマ『ウィンクス・サーガ: 宿命』
結構面白くて一気見してしまったわけですが、
見どころなどを簡単にご紹介!
ガールズ・魔法パワー!
このドラマの一番の特徴は、
主人公のブルームとルームメイトの女の子たちが中心の
ガールズもの!!
「ハリー・ポッター」だと主人公も男の子だし、紅一点のハーマイオニーはいるけど女の子同士の人間関係はほとんど触れられなかったけど、
こちらでは女の子が主人公で、人間関係も女の子中心で
その女の子たちが駆使する「ガールズ・魔法パワー!」が一番の見どころですよ!
ブルームとルームメイトたちは、それぞれがジャンルの違う妖精たちで、
- 火を操るブルーム!
- 光を操るステラ!
- 水を操るアイシャ!
- 心を操るミュサ!
- 植物を操るテラ!
というふうに、それぞれ得意分野が違います!
この各自の得意分野を持ち寄って、「バーンド・ワン」などの難敵に立ち向かっていく!
それぞれが足りないところを補って、そして自分の力を伸ばしながら敵と戦う!
つまり
ガールズ戦隊モノ
みたいなカンジ。
でも、みんな16〜17の高校生の世代なので、
お互いに競争心や嫉妬心があったり、
恋愛の悩みも絡む人間模様があったりして、
一筋縄ではいかない「女子」特有の複雑さも見ていて面白いところです。
「ハリー・ポッター」×「ゴシップガール」
って言われているらしいけど、確かに女の子たちが張り合う姿は「ゴシップガール」っぽくもあるね!
でも「ハリー・ポッター」には欠かせない「友情」もちゃんとこの女の子たちは大事にするので、
見終わった後は後味もさわやかですよ!!
妖精と「チェンジリング」
そしてこのドラマの主人公たちは
妖精(フェアリー)
なのも見どころ!
「ハリー・ポッター」だとみんな「魔法使い」で、全員同じ能力を伸ばすために勉強していますが、
この妖精たちはそれぞれ特性が違うので、各々が自分の得意分野を伸ばす、という教育が「アルフィア」で行われています!
「妖精(フェアリー)」は中世以降のヨーロッパの神話伝説がベースで、
神様ではないけど人間でもない、精霊のような存在です。
ギリシャ神話の「ニンフたち」(精霊たち)に近い存在かな。
「ニンフたち」も水のニンフ、木のニンフ、泉のニンフ、というふうに、自然界のものに宿る精霊みたいなものと考えられていましたが、
この妖精たちもそれに近いと思います。
そして、このドラマのカギとなるのが
「チェンジリング」!!
これは、「取り替え子」とも訳されるヨーロッパの伝承で、
人間の子供の代わりに取り替えられた、妖精などの子どものことを指すそうです。
ドラマの中では、生まれなかった人間の子供の代わりに、妖精のブルームが取り替えられて人間の両親のもとに育てられた、と説明されています。
こういうヨーロッパの伝承って、あまりよく知らなかったので、話を聞くと面白いです!
ちょっとギリシャ神話とはまた違った伝承の世界で、「妖精(フェアリー)」の伝承の世界ももっといろんな話を知りたいですね!
そういういろんな神話とか民話に興味がある方には、きっと面白く見ることができるドラマだと思います!
映像の美しさは一見の価値あり!
そしてこのドラマの撮影地は、美しい風景で知られる
アイルランド!
「ハリー・ポッター」の「ホグワーツ城」とはまた雰囲気の違う
魔法学校「アルフィア」の建物も美しい!
学校の周りの森などの風景もキレイ。
その中のストーンサークルのシーンも、幻想的で美しいですよ。
VFXもわざとらしくなく、キレイに魔法の世界を盛り上げています。
主人公のブルームをはじめ妖精たちにはみんな特技の魔法があるので、
それぞれの魔法の映像化も面白いです!
私のお気に入りは、
水の妖精アイシャの水の魔法!
水ってCGで表現するの難しいのに、キレイに自然に水が操られていて、見ていて楽しい!
そのほかにも、光の魔法、炎の魔法など、迫力十分!
ブルームの火の魔法は、見ているこちらも緊張しますね、火はちゃんとコントロールしてくれないと、大変なことになるからね!
『ウィンクス・サーガ: 宿命』一見の価値ありです!
ということで本日は、
Netflix で2021年1月から公開になったファンタジー・ドラマ
『ウィンクス・サーガ: 宿命』
についてご紹介しました!!
「魔法学校」が舞台ということで、確かに「ハリー・ポッター」に似ているところも多いのですが、
「ガールズもの」だったり「ゾンビ?」みたいなのも出てくるし、程よくダーク寄りのファンタジーで、
なかなかにオススメですよ!
特にファンタジーが好きな人にはぜひ一度見て欲しいドラマです!
シーズン1は一気見してしまったので、早くシーズン2も配信して欲しいですね!
まだNetflixからシーズン2の正式アナウンスは無いようですが、ヒットを受けて近いうちに続きを見ることができることを祈ります!
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